1968
Ritchie Blackmore Rock Profile Volume One
|
アルバムのリリースはリリースは1989年
リッチー・ブラックモアの発掘音源集。 アウトロウズの作品やディープ・パープルのデモ等に混じって、ボズのシングルがボズ名義のまま収録されている。
もちろん、ボズのヴォーカルも、リッチー・ブラックモアのギターも特段のものではないが、中古店のパープルやレインボーのコーナーを丹念に探すと激安価格で並んでおり、ボズの初期作品が手軽に入手できるメリットは大きい。
(追加:2011年4月10日)
Ritchie Blackmore Anthology Vol.2 : Ritchie Blackmore
|
アルバムのリリースは1994年
リッチー・ブラックモアの発掘音源集は複数種発売されているが、本作品にもボズの初期の作品が収録されている。
クレジットによると、” Down In The Flood ” にはブラックモアの他、イアン・ペイスとジョン・ロードも参加しているとのことで、ほぼパープルという布陣。 そんなメンバーをバックにボズが明るくポップスを唄い上げるという、なかなか趣きのある楽曲である。
『 Ritchie Blackmore Rock Profile Volume One 』
と同じく、店舗で中古が安価で売られていたりするので、見かけたら購入しておいて損はない作品だと思う。
(追加:2012年2月25日)
1971
|
Violins :
Wendy Treacher, John Trussler, Roddy Skeaping, Wilf Fibson, Carol Slater, Louise Jopling,
Garth Morton, Channa Salononson, Steve Rowlandson, Mica Gomberti, Colin Kitching, Phillip
Saudek, Esther Burgi
Cellos :
Michael Hurwitz, Timothy Kramer, Suki Towb, John Rees-Jones, Katherine Thuulborn,
Catherine Finnis
Trumpets :
Peter Parkes, Mick Collins, Ian Carr ( doubling Flugel Horn ), Mongesi Fesa ( Pocket
Cornet ), Mark Charing ( Cornet )
Altos :
Elton Dean ( doubling Saxcello ), Jan Steel ( doubling Flute ), Ian McDonald, Dudu Pukwana
Tenors :
Larry Stabbins, Gary Windo, Brian Smith, Alan Skidmore
Baritones :
Dave White ( doubling Clarinet ), Karl Jenkins ( doubling Oboe ), John Williams ( Bass
Saxphone - doubling Soprano )
Trombones :
Nick Evans, Dave Amis, Dave Perrottet, Paul Rutherford
Drums :
John Marshall ( and all percussion ), Tony Fennell, Robert Wyatt
Guitars :
Brian Godding
Bass :
Brian Belshaw
Vocalists :
Maggie Nicholls, Julie Tippett, Mike Patto, Zoot Money, Boz
Basses :
Roy Babbington ( doubling Bass Guitar ), Jill Lyons, Harry Miller, Jeff Clyne, Dave Markee
Piano :
Keith Tippett
Producer : Robert Fripp.
フリップがプロデュースした、ティペットによるジャズ・オーケストラ作品。
ボズの参加はベースではなくヴォーカルのみ。 クリムゾン在籍時のセッション参加が珍しい程度。
(追加:2006年10月10日)
1973
Why Not ? : Ellis
|
Steve E llis Vocals
Nick South Bass
Andy Gee Guitars, Background Vocals
Andy Gee Keyboards, Background Vocals
Zoot Money Keyboards, Background Vocals, Electric
guitar
Davy Lutton Drums
Thanks for additional percussion on ' Mighty Mystic Lady,
Drums on ' Boredom ' - Colin Allen
Also Background Vocals ' Mighty Mystic Lady ', ' We Need The Money Too '
- Julie Tippett, Maggie Nichols, ' Boz ', Roger Chapman
ヴォーカリストのスティーヴ・エリスのソロに Ellis の作品。 クレジットによればボズは ” Mighty
Mystic Lady ” と ” We Need The Money Too ”
の2曲に、ジュリー・ティペット、ロジャー・チャップマンとともにコーラスで参加。 女性の声がジュリー・ティペット、ダミ声がロジャー・チャップマンとするとそれ以外のコーラスがボズのはずだが、正直良くわからないのが残念。
2in1で再発されたCD『 Riding on the Crest of a Slump & Why Not ? 』
購入時に誤記しましたが、この度『 Why Not ? 』 のLPを購入。 ボズが参加しているのは 『 Why Not ? 』
であることを確認しました。
(追加:2007年1月10日)
(変更:2012年9月10日)
Black - Eyed Blues : Esther Phillips
|
Esther Phillips - vocal
Tim Hinkley - piano
Boz, Ron Carter (track #3) - bass
Ian Wallace
- drums
Charlie Brown - guitar
Arthur Jenkins (track #1,4) - percussion
Pepper Adams - baritone saxophone
Jerry Dodgion, Pee Wee Ellis (track #4) - alto saxophone
Jon Faddis, Marvin Stamm - trumpet
Max Ellen, Emanuel Green, Harold Kohon, Harry Lookofsky, Joe Malin, David Nadien, Gene
Orloff, Irving Spice - violin
Anthony Saphos, Alan Shulman - cello
Joshie Jo Armstead, Carl Carldwell, Loni Groves, Tasha Thomas - background vocal
ウォーレスとボズが参加しているエスター・フィリップスの作品。
コリンズが参加していないのが残念。
(追加:2009年5月25日)
On The Road To Freedom : Alvin Lee & Mylon LeFevre
|
テン・イヤーズ・アフター解散後のアルヴィン・リーとマイロン・リフェーブルとによるジョイント・アルバム。ボズはイアン・ウォーレスとともに参加している。
(追加:2003年11月10日)
|
ピート・シンフィールド唯一のソロ・アルバム。
クリムゾンを脱退しておきながら、ボズ、ウォーレス、コリンズの3人を起用せざるを得なかったことで、シンフィールドのミュージシャンとしての力量の限界と人脈の狭さがよく表れていると思う。
ボズが参加している ” The Night People
”
は、本アルバムの中でも最もファンキーな曲で、シンフィールドの牧歌的なイメージを見事にぶちこわしている。
(追加:2006年10月10日)
Accidentally Born In New Orleans : Alexis Korner & Peter Thorup Snape
|
Alexis Korner - vocals, guitar
Peter Thorup - vocals, guitar and slide
Ian
Wallace - drums
Boz - bass guitar and vocals
Mel Collins - alto, baritone, soprano and tenor saxophones, flute and piano
Special thanks to our guest artists:
Stevie Marriott for organ on " Country Shoes ", Zoot Money for piano on "
Gospel Ship ", Tim Hinkley for piano on " Lo and Behold ",
Backing vocals by Sappho Korner, Stevie Marriott, Tim Hinkley, Mike Patto and Ollie
Halsall,
all other voice by Snape.
ボズ、ウォーレス、コリンズの3人が、クリムゾン脱退後にそのままアレクシス・コーナーと共に活動したことによって生まれた作品。
当時の3人にブルース指向があったのはクリムゾンの発掘音源集からも明らかだが、そこにはフリップに対する当て付けがあったのではないかと思う。 本作品はクリムゾンとはほど遠い「もろブルース」であり、当時の3人が望んでいたはずのものである。 本当にブルース路線を極めたいならアレクシス・コーナーとの活動は最適な場所であったはずにもかかわらず、スタジオ録音としての成果は本作品を残すのみで3人は各々の活動を開始している。
愛憎入り交じった人間関係が生み出した不思議な作品が 『 Earthbound
』 であり、本作品なのだと思う。
(追加:2006年10月10日)
Live On Tour In Germany : Alexis Korner & Peter Thorup with Snape
|
Alexis Korner - Vocals, Guitar
Peter Thorup - Vocals, Guitar
Boz - Voclas, Bass Guitar
Ian
Wallace - Drums
Mel Collins - Saxophones
Tim Hinkley - Piano
Gasper Lawal - African Drums, Percussion
前述したスネイプのライヴ・アルバム。
(追加:2007年4月30日)
Camelo Pardalis
Steve York, Elkie Brooks, Boz, Mike Patto, Ollie Halsall, Tim Hinkley, Rob Tait, Lol
Coxhill, John Lee, Dave Thompson, Jim Mullen, Graham Bond, Mick Moody, Diane Stewart, Pete
Gavin, Barry Duggan, Marc Charig, Dave Brooks, Pete Gage, Ian Wallace
ヴァージンのマナー・スタジオで行われた、ブルース系のセッションを収録した作品。
メンバーの豪華さと、未だCD化されてないことから、それなり以上の扱いを受けているが、演奏面では結構厳しいところがある。 こうしたセッションが成功するかどうかは、演奏する側の楽しさと馴れ合いのバランス感覚のよると思うのだが、残念ながら本作品では後者が若干強く出てしまっている。
ボズはヴォーカルで3曲、ベースで2曲に参加している。 スティーヴ・ヨークを中心としたセッションであるためベーシストとしての活躍が少ないのは残念だが、ウォーレスとのコンビが復活しているのが嬉しい。 アレクシス・コーナーとの活動とバドカンでの活動の間をとらえた貴重な作品でもある。
(追加:2006年10月10日)
ドラム奏者チリ・チャールスのソロ・アルバム。
インストを中心とした演奏は、大別するとフュージョン。 ただ、音色のクリアさをいたずらに追求したりしてないので、ロック耳にも相性が良い作品となっている。
しかし、創生期にこんな作品までリリースしてしまう Virgin
は、つくづく奥が深いレーベルだと思う。
ここでのボズは、彼特有の低音がブーンブーンとルーズに奏でるベースばかりではなく、音数多く軽やかな演奏をそつなくこなしている。 もしバドカンに加入してなければ、意外なセッション活動をもっと行っていたかもしれない。
(追加:2007年9月15日)
1974
Mulgrave Street : Amazing Blondel
|
古楽器を導入したバンド、アメイジング・ブロンデルの作品。
ボズが参加している ” Help Us Get Along
”
は、ギターがミック・ラルフ、ギターがサイモン・カークで、ポール・ロジャース抜きのバッド・カンパニーによる演奏となる。
古楽器とバドカンの競演、となれば興味深かったのだが、本曲では古楽器も使われてなければ、バドカンらしいルーズで豪快な演奏でもなく、平凡なフォーク・ミュージックに成り下がっているのが残念である。
毎々思うのだが、つくづくセッション活動には恵まれなかった人だ、ボズは。
(追加:2009年8月10日)
E.H. in the U.K. : Eddie Harris
|
アメリカのサックス奏者、エディ・ハリスがイギリスでレコーディングした怪作。
参加メンバーの多様さに先ず驚かされるが、演奏フォーマットは所謂ジャズ。 各々が自分の得意分野の演奏を行うのではなく、一生懸命ジャズの領域で演奏しようとしている。 だが得意分野でないだけに、不自然で微妙な居心地の悪さがあり、この居心地の悪さが妙にクセになってしまう不思議な作品。
ジャスト感より、引きずるようにルーズな演奏が特徴のボズも、ここでは一生懸命タイトな演奏を試みている。 ただ当然ながら当人の試みは成功しておらず、アラン・ホワイトともイアン・ペイスとも実に奇妙なリズム隊を形成している。
企画の勝利といったらそれまでなのかもしれないが、オリジナリティの高い作品だと思う。
(追加:2004年1月25日)
Streetwalkers : Chapman・Whitney
Guitars & Steel Guitars : Charlie Whitney
Lead Vocals & Percussion : Roger Chapman
Keyboards : Tim Hinkley, Max Middleton
Bass : John Wetton,
Ric Grech
Guitar : Neil Hubbard
Drums : Ian Wallace,
Mike Giles
Congas : Godfrey McLean
Electric Vibes : Poli Palmer
Backing Vocals : Linda Lewis, John Wetton, Jim Cregan, Tim Hinkley, Boz
ロジャー・チャップマンとチャーリー・ホィットニーのデュオ・アルバム。
ウォーレスに誘われてそのままスタジオに、といったところだろうか。 ボズはバッキング・ボーカルだけの参加で、どの曲で歌っているかは不明。
(追加:2006年10月10日)
1975
Lead Vocals / Guitar / Harmonica : Duffy Power
Drums : Mike Giles,
Pete Ahern, Byron, Chris Bailey
Bass Guitar : Mike Thompson, Allan James, Peter Kirke
Guitar : Martin Kershaw, Graham Jones
Percussion : Ray Cooper
Piano : Mary Zinovieff
Backing Vocals : Dana Gillespie, Alexis Korner, Boz Burrell, Pam McKenna, Joy Yates, Misty
Browning
ビートルズの ” I Saw Her Standing There ”
のカヴァーを、本家と同年の1963年にはリリースしたという不思議な経歴を持つブルース・シンガー。
ディープなブルースの世界に入り込んだ作品ではなく、聴き方によっては軽めのポップスのような曲もある。 コアなブルース・ファンに受けないのかもしれないが、私のような初心者には意外に楽しめたりする。
ボズの参加はアレクシス・コーナー人脈によるものと思われる。 コーラスだけでどの曲に参加しているかはわからないけど。
(追加:2006年10月10日)
|
Alvin Lee : Guitar and Vocals
Time Hinkley : Keyboards
Bryson Graham : Drums
Ian Wallace : Drums
Boz Burrell : Bass
Mel Collins : Soprano Sax
Jack Lancaster : Horn Section
Harold Burgon : ARP
Ronnie Leahy : Organ
Steve Thompson : Bass
Brother James : Congas
Ron Berg : Drums
Andy Pyle : Bass
Colin Gibson : Bass
汗くさい。
いや、もうジャケットそのままの音。
テン・イヤーズ・アフター解散後のアルヴィン・リーの本ソロ・アルバムには、各パート複数名がクレジットされているが、どの曲も見事なまでに統一感がある。 ここまで徹底して暑苦しい音が続くと、潔さまで感じられる。
『 Islands 』
脱退組3名ともクレジットされているが、同じ曲でプレイしているかは不明。 この時期バドカンでの活動が既に軌道に乗っており、ボズにしてみればウォーレスとコリンズに対する同胞意識が薄くなっていてもおかしくない。
ボーナスの ” Midnight Special ”
については、ボズがベースを演奏していることが明確にクレジットされているのだが、やはり3人組が演奏している曲があるのかは、知りたかった。
(追加:2006年10月10日)
|
Boz Burrell (bs)
Ian Wallace (drs)
ブルース・シンガーであり、ハーモニカ奏者であるダスター・ベネットの遺作。 本アルバムをリリースした翌年、ベネットは交通事故で亡くなっている。
ボズはウォーレスとともに3曲に参加しているが、そのなかでもインストの
” California Zephyr ”
がめちゃくちゃファンキーで格好良い。 ボズのベース・プレイとしてはかなり異色だが、こうした演奏もしっかりこなすことができるだけの力量があった証拠でもある。
本作品は当時オーストラリアだけで発売されており、注目度は著しく低かったものと思われる。 もっとワールドワイドで売れて、” California Zephyr ”
での演奏が注目を浴びていれば、ボズのセッションでのキャリアは花開いたと思う。
(追加:2007年1月10日)
1977
Cat Scratch Fever : Ted Nugent
|
Ted Nugent : lead guitar, rhythm guitar, lead vocals
Derek St. Holmes : rhythm guitar, lead & backing vocals
Cliff Davies : drums, backing vocals
Rob Grange : bass
Backing Vocals : Boz Burrell, Alan Spenner, Rory Dodd
Percussion : Montego Joe, Tom Werman
イカ臭い。 じゃなかっった野獣臭いテッド・ニュージェントの作品。
アメリカン・ハード・ロックを表現するときに、「カラっとした音」というのがあるが、本作品はまさにそれが当てはまる。 もちろん音はハードで、豪放なリズム・セクションとギター・ソロという組み合わせは圧倒されてしまうのだが、重さや粘っこさというものが全く感じられない。 この辺りは聴く側の好き嫌いが極端に分かれるところだと思う。
ボズのゲスト参加はコーラスのみ。 テッド・ニュージェントの横に髭面のボズという組み合わせはビジュアル的には優れているが、こうしたカラっとした音にはボズのベースは似合いそうもないので、正しい客演の仕方だと思う。
(追加:2006年10月10日)
Rough Mix : Pete Townshend And Ronnie Lane
|
Boz Burrell : Bass
ピート・タウンジェントとロニー・レインの2人の名義による作品。
チャーリー・ワッツ、エリック・クラプトン、ラビットといったミュージシャンが参加する中、2曲においてボズはベースをプレイしている。。
ザ・フーの作品程綿密に作り込まれた楽曲はないものの、豪華ミュージシャン競演時にありがちなノリ一発の作品でもなく、意外に楽しめたりする。
本作品での競演をきっかけに、これらのミュージシャンと人脈を拡げていくことができていれば、バドカン後のボズのミュージシャンとしての活動ももう少し変わっていたと思う。 この中のせめて一人とくらい、なんとかできなかったのだろうか。
(追加:2006年10月10日)
1979
Bloodletting : Boxer
|
Mike Patto : Vocals & Keyboards
Oliie Halsall : Guitar & Keyboards
Keith Ellis : Bass Guitar
Tony Newman : Drums
Special thanks to Boz Burrell, Bobby Tench and Tim Hinkley
Many thanks to Chris Stainton for additional keyboard wizardry
Editing Blocks : Raymond Burrell
パトゥ解散後 にマイク・パトゥとオリー・ハルソールが結成したボクサーのセカンド・アルバム。 録音は1976年に行われていたにもかかわらず、1979年になってリリースされた作品。
手堅い内容である。 ビートルズ・ナンバーからラストのギター弾きまくりの曲まで、楽しめない曲は無い。 私のように今回のリマスターCD化で初めて聴くことができた者には、正直肩透かし感があるが、これは多分期待感の高さの裏返しなのだと思う。
ボズの参加曲はクレジットから不明。 多分コーラスのみの参加と思われる。
(追加:2012年9月10日)
1981
Hyenas Only Laugh For Fun : Roger Chapman
|
Bass Guitar ; Jerome Rimson & John Wetton
Editing Blocks : Raymond Burrell
ボズは、「 Editing Blocks
」としてクレジット。 何をしているかは不明。
(追加:2010年8月25日)
1982
Before I Forget : Jon Lord
|
ジョン・ロードのソロ・アルバム。
ウケを狙ってタイトルを決めたと信じたい ” Hollywood
Rock And Roll ”
なる曲は、ポール・ロジャース抜きのバッド・カンパニー+ジョン・ロードによる演奏。 残念ながらボズはベースのみで、ヴォーカルは担当していない。 バドカンとパープルが合体したような佳曲なら良かったのだが、中途半端にファンキーなロック&ロールで、他の曲と比較してクオリティは低い。
バトカン自体もこの時期、『 Rough Diamonds 』
という厳しいアルバムを発表しているし、ケミストリーを期待するのはちょっと無理だったのかもしれない。
(追加:2009年9月10日)
He Was... She Was... You Was... We Was... : Roger Chapman And The Shortlist
|
Roger Chapman vocals
Geoff Whitehorn gtr / vox
Poli Palmer vibes / synths
Steve Simpson gtr / mandolin / vox
Tim Hinkley piano / vox
Nick Pentelow sax
Boz Burrell bass
Stretch drums
元ファミリーのロジャー・チャップマンの、ハンブルクでの2枚組ライヴ・アルバム。
ウェットンが参加していた頃のファミリーの音とは程遠く、ねちっこくもソウルフルなチャップマンのヴォーカルがひたすら炸裂する作品。 日本で受けることはまずあり得ない音楽だと思うが、観客の熱狂ぶりから当時のドイツでの人気を伺うことができる。
クレジットによると、” Prisoner ” の冒頭で「 Are You Hot Enough?
」と、叫んでいるのはボズとのこと。 堅実な演奏でバックを固めるだけではなく、観客を思いっきり煽っているボズの姿を、是非映像で観てみたい。
(追加:2010年8月25日)
1983
Mango Crazy : Roger Chapman
|
The Shortlist
G. Whitehorn - Guitars, Roland Juno Go and Vocals
S. Simpson - Slide Guitar and Vocals
B. Burrell - Bass
A. Coulter - Drums
N. Pentelow - Alto Sax
O. Mackay - Yamaha CS80 and Chappo's Korg CX3 Organ
J. Cook - Prophet Sold On Let Me Down
R. Leahy - Juno 6 Keyboard
元ファミリーのロジャー・チャップマンのソロ・アルバム。
シンセの使い方がニュー・ウェイヴ風だったり、サビの盛り上げ方がパワー・ポップ風だったり、一生懸命に時代に迎合した音づくりをしているのだが、チャップマンのダミ声ビブラートが全く馴染んでいない。 ここまで己のヴォーカル・スタイルを貫く位なら、それにあった楽曲を用意すれば良いのにと思ってしまう。 売れ線を本気で狙ったのかがわからない、不思議な作品に仕上がっている。
そんな作品の中で、ボズの演奏は多彩かつ器用に対応している。 自己主張が強いウェットンではなくボズという選択は、本作品においては実に正しい。
(追加:2008年6月25日)
Live : Chuck Farley
Steve Simpson ; Guitar, Vocals.
Poli Palmer ; Vibes, Synthesisers.
Boz Burrell ; Bass, Vocals.
Alan Coulter ; Drums, Percussion.
Geoff Whitehorn ; Guitar, Vocals
Nick Pentelow ; Sax on 'Almost'
ロジャー・チャップマン のバック・バンド The Shortlist
のメンバーが中心となった Chuck Farley のライヴ作品。
リズム&ブルースを基調にした楽曲はロジャー・チャップマンの路線に近いが、彼のダミ声ビブラートが苦手な人には、本作品の方が抵抗無く聴けるかもしれない。
ボズは The Shortlist
の流れでそのまま参加しており、ライヴを重ねあったメンバーの中でイキイキと演奏していることがよくわかる。
Chuck Farley
はその後ボズ以外もメンバー変更をしながら、現在も活動を続けている。
Chuck Farley のサイトはこちら。 ボズが演奏している写真もあったりする。
(追加:2011年1月25日)
1986
Detroit Diesel : Alvin Lee
|
2013年に亡くなったアルヴィン・リーのソロ・アルバム。
流石に1980年代にもなると、ウォーレス、コリンズとの共演ということはなく、ボズはクリムゾン人脈から単独で参加している。
作品自体、シンセや打ち込みを使用したりしているものの、アルヴィン・リーのギターが入ると1970年代の香りがプンプンとしてくる。
2000年代に機能する作品では決してないが、これはこれでたまらない内容である。
ボズが参加しているのは1曲のみ、アルヴィン・リーのねちっこいギター・ソロとの相性は捨てがたい。
(追加:2014年12月10日)
1991
Keep It Under Your Hat : Tam White & The Band
|
Personnel :
Tam White - Vocals
Pat Crumly - Saxes and Flute
Guy Barker - Trumpet
Richard Edwards - Trombone
Ian Bairnson - Guitar
Brian Miller - Keyboards
Simon Morton - Percussion
Boz Burrell - Bass
Jeff Seopardie - Drums
ボズが亡くなった際に立ち会ったとされるタム・ホワイトのライヴ・アルバム。
スコットランドのブルース・シンガーであるホワイトとボズの活動がどれほど活発であったが詳細はわからないが、本作品でのボズの役割は大きい。 大半の曲を共作しているだけではなく、プロデューサーとしてもクレジットされている。 そして演奏も友達同士のノリ一発といったものではなく、かなりのリハーサルを行っただろうと思われる程、こなれたものである。
90年代以降、クレジットをみかける機会が減ってしまったボズだが、こうした堅実な作品に参加していたことを嬉しく思う。
(追加:2007年1月10日)
1995
What's Inside : Joan Armatrading
|
Boz Burell : Penny Whistle
ジョアン・アーマトレイデイングというヴォーカリストの作品、
ベーシストとしてクレジットされているのは、ダリル・ジョーンズとトニー・レヴィン。 そしてボズが演奏しているには、Penny
Whistle、つまりおもちゃの笛。 Burell と r
が一つ少ないので別人である可能性もある。
何故、おもちゃの笛での参加なのかは不明。 主要な旋律を奏でてはいるものの、ボズのベースを聴くことができないのは残念である。
(追加:2006年10月10日)