2017
A New Career In A New Town [ 1977-1982 ] : David Bowie
Low "Heroes" "Heroes" E.P.
Stage Stage (2017) Lodger Lodger (2017) Scary Monsters ( And Super Creeps ) Re:Call 3
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複数のオリジナル・アルバム+レア・トラックでリリースが続いているデヴィッド・ボウイのボックス・セット。
本作品はその第3弾で1977~1982年の作品で構成されている。
どの時代のボウイの作品を好むかは人によって大きく異なるはずだが、私としてはストライクど真ん中の作品である。
” Heroes ”
だけを収録した 『 ” Heroes ” E.P. 』
は、英語→ドイツ語ヴァージョン、ドイツ語シングル・ヴァージョン、英語→フランス語ヴァージョン、フランス語シングル・ヴァージョンを収録したコンピレーションとなっている。
個人的には英語ヴァージョンと英語シングル・ヴァージョンを加えることで、本ディスクは完璧になったのではないかと思う。
『 Re:Call 3 』
には、その ” Heroes ” の英語シングル。ヴァージョンの他、” Beauty And The Beast ”、” Fashion
”、” Scary Monsters ( And Super Creeps ) ” と、フリップ入のシングル・ヴァージョンが4曲収録されている。
(追加:2018年4月10日)
2018
Between the Silence : Travis & Fripp → Travis & Fripp
Bowie Now : David Bowie
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2018年4月21日の Record Store Day 2018 で発売された 33 r.p.m. の12インチ白色ディスク。
元々は1977年にアメリカでプロモーション用につくられたコンピレーションで、『 Low 』 と 『 "Heroes" 』
からの曲が交互に収録されている。 最大の特徴は ” Warszawa ” と ” "Heroes" ”
が収録されていないということなのだが、やはりその思い切りの良さは失敗しており、微妙な後味が残ってしまう。
『 "Heroes" 』
からの楽曲でのフリップと思われるギターには興奮するが、やはり同作に曲毎のクレジットがなされていなかったのは、ロック史上に残る問題である。
(追加:2018年4月25日)
2019
In The Court Of The Crimson Queen : Toyah
ACT I
ACT II
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All Instruments : Simon Darlow
Vocals : Toyah Willcox
Backing vocals by Toyah Willcox & Simon Darlow
Violin on Heal
Ourselves : Alfie Darlow
Narration on Dance In The Hurricane : Robert
Fripp
Live drums : Clive Edwards
Drums recorded & additional
programming : Numen Studios, Bob Bryant
2008年にトーヤがリリースした 『 In The Court Of The Crimson Queen 』 の再編集盤。
フリップは ” Dance In The Hurricane ” のナレーションで参加している。
(追加:2019年7月10日)
2020
Secrets & Lies : Jakko M Jakszyk
CD
The album audio presented in:
Visual Content
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キング・クリムゾンとしての活動期間中にリリースされたジャッコのソロ・アルバム。
” Under Lock And Key ” ではフリッパートロニクスの音源が採用されている。
一方新たにレコーディングから参加したであろう ” Separation ” は、現行キング・クリムゾンそのものの内容である。
(追加:2023年4月10日)
A Romantic's Guide to King Crimson : The Mastelottos
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マステロット夫妻によるキング・クリムゾンのカヴァー集。
アーバンでジャージーな、などと書き始めると否定的に捉えられてしまうが、音の第一印象はそんな感じである。 多分本作品を正しく味わうためにはジャズについてそれなりの造詣が必要なんだと思う。 なので個人的には本作品を聴くシチュエーションになかなか恵まれない。
クリムゾン観点からだけでみると、選曲は多岐に渡っており、マステロットが参加していない時期の楽曲もカヴァーされているのは意外である。
また ” One Time ( Eyes Wide Open ) ” にはマステロットとブルッフォードによる1995年のレコーディング音源が使われているとクレジットされている一方、” Moonchild ” のフリップと、”People ” のブリュー(「The Twang Bar King」はブリューのソロ・アルバムのタイトル)のギターについてはレコーディング情報が記載されておらず、「snip」という記載からサンプリングされているだけと思われる。
(追加:2021年10月10日)