King Crimson Data Base
    Ian McDonald Discography / after Foreigner

1980

Third Wave Civilization : Ian Lloyd

  1. Do You Wanna Touch Me ( Oh Yeah )
  2. Stop In The Name Of Love
  3. Dedicated To You
  4. Lonely Nights
  5. Can't Get Enoug
  1. Trouble
  2. Walk Away
  3. Straight From The Heart
  4. Third Wave Civilizaton ( 3WC )
  5. Wanderers
  • " Trouble " Produced by Roy Thomas Baker, Mick Jones, Ian McDonald and Bruce Fairbairn

  • イアン・ロイドのサード・アルバム。
    マクドナルドが共同プロデュースを行っている ” Trouble ” だが、フォリナーの 『 Head Games 』 と同時にレコーディングされた可能性が高い。 プロデュースにロイ・トーマス・ベイカーの名前がある上、本曲のみ 「 The "Aliens" : All instruments on "Trouble"」 とわざわざクレジットされている。 Aliens という安易なネーミングは、どう考えても Foreigner の変名だろう。
    もちろんそんなクレジット云々以前に、ちょっと聴いただけでフォリナーによる演奏とわかる良質な楽曲である。 他の曲のレベルも高くアルバムとしての完成度も素晴らしいが、やはり ” Trouble ” のみが突出している。
    (追加:2005年12月25日)

 

1985

On The Fritz : Steve Taylor

  1. The Disco ( Used To Be A Cute Cathedrall )     [ Alto Sax ]
  2. On The Fritz   [ Guitar ]
  3. It's A Personal Thing     [ Acoustic Guitar, Percussion ]
  4. To Forgive     [ Guitar, Percussion ]
  5. You've Been Bought     [ Guitar ]
  1. You Don't Owe Me Nothing     [ Guitar, Alto Sax ]
  2. I Manipulate
  3. Life Boat    [ Keyboards ]
  4. Drive, He Said     [ Percussion ]
  5. I Just Wanna Know     [ Guitar ]
  • Produced by Ian McDonald and Steve Taylor
    Mixed by Ian McDonald and Alan Douches

  • 1980年代において、殆ど音沙汰が無かったマクドナルドの活動をとらえた作品。 スティーヴ・テイラーなる人の作品をプロデューサーを務めるとともに、演奏も行っている。
    正に1980年代ど真ん中の音で、運とプロモーション活動に恵まれていたら、ひょっとしたかもしれない作品で、当時の売れ線を冷静に分析し、アウトプットする能力がマクドナルドにはあったことを証明している。 いかにも1980年といった作品をマクドナルドにプロデュースしてほしいとは思わないけど...
    ギター奏者は複数クレジットされていてマクドナルドの演奏は判別できず、サックスも間奏でそこそこに演奏するだけで、プレイヤーとしてのマクドナルドは全く没個性。
    (追加:2010年6月10日)

 

1996

To Cry You A Song ・ A Collection Of Tull Tales

To Cry You a Song: Tribute

  1. A Tull Tales
  2. Aqualung
  3. Up The Pool
  4. Nothing Is Easy
  5. Mother Goose
  6. Minstrel In The Gallery
  7. One Brown Mouse
  8. Cat's Squirrel
  9. To Cry You A Song
  10. New Day Yesterday
  11. Teacher
  12. Living In The Past
  13. Locomotive Breath
  14. Life's A Long Song
  • John Wetton - Vocals ( 4 )
    Ian McDonald - Flut ( 4,10 )
  • マグナカルタのプログレ・トリビュート・アルバム・シリーズのジェスロ・タル編で、マクドナルドは2曲においてフルートを演奏している。 そのままマグナカルタ御用達ミュージシャンに成り下がらなかったのは、本当に良かったと思う。
    Nothing Is Easy ” は、ウェットンのヴォーカル、マンザネラのギターとそれなりに豪華なメンツとともに演奏、イントロからフルート吹きまくり、終始マクドナルドのフルートを堪能することが出来る。
    New Day Yesterday ” は、フルート・ソロはあるものの、曲の中心はカンサスのロビー・スタインハートのヴァイオリン。
    (追加:2001年5月25日)

 

The Tokyo Tapes  : Steve Hackett

The Tokyo Tapes

  1. Watcher Of The Skies
  2. Riding The Colossus
  3. Firth Of Fifth
  4. Battlelines
  5. Camino Royale
  6. The Court Of The Crimson King [ co-writes ]
  7. Horizons
  8. Walking Away From Rainbow
  9. Heat Of The Moment
  1. In The Quiet Earth
  2. Vampyre With A Healthy Appetite
  3. I Talk To The Wind [ co-writes ]
  4. Shadow Of The Hierophant
  5. Los Endos
  6. Black Light
  7. The Steppes
  8. I Know What I Like
  9. Firewall ( Studio Track )
  10. The Dealer ( Studio Track )
  11. Los Endos ( "Revisited" Studio Versions )
  • リリースは1998年
  • flute/sax/guitar/keyboards/vocals
  • 動くマクドナルド、で日本人フアンの度肝を抜いたライヴをほぼ完璧に収録した作品。 ライヴの完成度が高かったため、本作品自体の出来も素晴らしく、プログレの流派(笑)を超えたマスト・アイテムだと思う。
    クリムゾン・ナンバーの演奏もさることながら、” Firth Of Fifth ” において本ライヴではじめてフルートを演奏した瞬間の観客の異常なまでの盛り上がり、これが全てを現している。 頭髪の薄さこそ年齢を感じさせられたが、演奏に衰えはなくマクドナルド復活を宣言するに足る素晴らしい出来だと思う。
    金銭的な問題もあったのであろうが、本プロジェクトでの活動後すぐにソロ・アルバムのリリースと繋がれば、もう少しその後の活動も恵まれたものになったであろうと思うと、少し残念。
    (追加:2001年5月25日)

 

1997

Hazy Monet - Live In New York : John Wetton

Live in New York

  1. The Circle Of St. Giles
  2. Heat Of The Moment
  3. Book Of Saturday
  4. Sole Survivor
  5. The Smile Has Left Your Eyes
  6. Thirty Years
  7. Hold Me Now
  8. Rendez - Vous 6:02
  9. Quilmes
  10. The Night Watch
  11. Arkangel
  12. Battle Lines
  13. Starless
  14. Easy Money
  • リリースは1998年
  • flute, harmony vocal
  • ウェットンの粗製ライヴ・アルバムのひとつ。
    当然のことながら、本作品のウリはマクドナルドとの共演なのだが、全曲にマクドナルドがフルートを演奏しまくっているなどということはなく、数曲でちょこっと演奏しているだけ。 実際のライヴにおいて、コーラスをしていたのかステージから降りていたのかは不明。
    アコースティック・セットであることを意識したのかサックスこそ演奏していないものの、なかなか捻れたフルートを演奏している。
    (追加:2001年5月25日)

 

1998

Wachenroder

    1.  Day Dream 〜白昼夢〜
    52.Catastrophe 〜崩壊〜
    53.Blind Girl
  • マクドナルドの復活を期待させた、セガ・サターン用ゲームのサントラ。 マクドナルドの演奏面での関与がどの程度のものであるかは不明だが、3曲にマクドナルドの名前がクレジットされている。
    パッケージにちりばめられた「どこかでみたことのあるような」キャラクター群や、ELPやクリムゾンのパロディとしか思えない曲が散見する作品の中において、マクドナルドは見事に埋没している。
    ソロ制作のための資金集めが目的であったとしか思えないような作品。
    (追加:2001年5月25日)

 

Take A Train : The Wallace / Trainor Conspiracy

  1. T.Left M. Right
  2. Giant Crabs
  3. Love Hates Me
  4. Three Separatist Elephants
  5. Six Puppies
  6. Evidoid Suite ( 21st Century Schizoid Man, Evidence )
  7. Smallwood
  • Alto Saxophone

  • ウォーレスとキーボードのブライアン・トレイナーによる、アーバンな(笑)ジャズアルバム。
    Evidoid Suite ( 21st Century Schizoid Man, Evidence ) ” は、そのアルバム全体の雰囲気を壊すことのない、おしゃれな演奏。 気が抜けて腰砕けになりそうになる。 マクドナルドの演奏もたいしたことはない。
    個人的には、マクドナルドのことよりも、荒々しさの欠片もなくなったウォーレスのドラムのほうに失望。
    (追加:2001年5月25日)

 

1999

Drivers Eyes  : Ian McDonald

Driver's Eyes

  1. Overture [ writes ] [ Flute, Alto Flute, Acoustic Guitar, Synthesizer ]
  2. In Your Hands [ co-writes ] [ Guitars, Synthesizer, Vocal ]
  3. You Are A Part Of Me [ writes ] [Acoustic Guitar, Electric Piano, Synthesizer, Percussion ]
  4. Sax Fifth Avenue [ writes ] [ Alto Saxophone, Acoustic Guitar, Electric Piano, Synthesizer ]
  5. Forever And Ever [ co-writes ] [ Flute, Piano, Acoustic Guitar, Synthesizer, Backing Vocal ]
  6. Saturday Night In Tokyo [ co-writes ] [ Guitars, Vocal ]
  7. Hawaii [ writes ] [ Guitars, Piano, Synthesizer ]
  8. Straight Back To You [ co-writes ] [ Guitars, Alto Saxophone, Synthesizer ]
  9. If I Was [ co-writes ] [ Piano, Guitars, Synthesizer, Vocal ]
  10. Demimonde [ writes ] [ Bass, Guitars, Electric Piano, Hammond Organ, Alto Saxophone, Synthesizer, Percussion, Vocal ]
  11. Let There Be Light [ co-writes ] [ Clarinet, Bass Clarinet, Flute, Synthesizer, Clavinet ]
  • Produced by Ian McDonald

  • イアン・マクドナルドのファースト・ソロ・アルバム。 ハケット、ウェットン、ジャイルズ、シンフィールドにルー・グラムやイアン・ロイドと、豪華なようで想像のつくメンバーが参加している。
    「どうだ!俺のマルチ・プレイは」っといったプレイヤー・オリエンテッドの嫌みなところは全くなく、曲自体を聴かせようという意向が感じられところには好感がもてる。
    ただその曲自体が全体に小ぶりなのが残念。 ポップな曲も、プログレ指向の曲もともに中途半端で、マクドナルドの多彩な音楽性が悪い形で表現されているように思える。
    厳しいことを書いたが、個人的には愛聴盤。 期待が大きかっただけに肩透かしをくらったことが響いているのだと思う。
    尚、” You Are A Part Of Me ” はシングル( カップリングは ” Sax Fifth Avenue ”)としてもリリースされたが、レコード会社側にどこまで売ろうとした意志があったかは不明。
    (追加:2001年5月25日)

 

Action Harp  Play Set : Park Stickney

Action Harp Play Set
  1. Swiss Miss
  2. So What
  3. Sicil ian Rope Trick
  4. Gymnopedia
  5. Beekeeper
  6. Moondance
  7. I Talk To T he Wind
  8. All Blues
  9. It Might As Well Be Spring
  10. Come Together
  • ジャズ・ハープ 奏者、Park Stickney の作品。
    ハープに対する知識は殆ど無いし、ましてジャズ・ハープなる分野が存在することも本作品で初めて知った程度なので多くは語れないが、「ポピュラーな楽曲をハープをメイン楽器に演奏しているのかな」という想像を全く裏切らない作品である。
    そんな作品に、マクドナルドはギターとプロデユーサーでクレジットされている経緯は、同時期に発表されたマクドナルドのソロ、『 Drivers Eyes 』の ” Hawaii ” に Park Stickney が参加していることによるものと思われる。 律儀に恩返しをするマクドナルドの本領発揮である。
    (追加:2012年1月25日)

 

Darktown  : Steve Hackett

Darktown

  1. Omega Metallicus
  2. Darktown
  3. Man Overboad
  4. The Gold Age Of System
  5. Days Of Long Ago
  6. Dreaming With Open Eyes
  7. Twice Around The Sun
  8. Rise Again
  9. Jane Austen's Door
  10. Darktown Riot
  11. In Memoriam
    Bonus Tracks
  12. The Well At The World's End
  13. Comin' Home To The Blues
  • Sax

  • 『 Genesis Revisite 』 関連の活動を終えた後、安易に同傾向の活動を行わなかったスティーヴ・ハケットの傑作アルバム。 全体を覆う暗い雰囲気のためか、あまり話題にはならなかったが、現役度の高い作品である。
    マクドナルドはアルバム・タイトル曲である ” Darktown ” でサックスをプレイ、緊張感あるフレーズで曲の完成度の高さに貢献していると思う。
    (追加:2001年5月25日)

 

2000

Welcome To Heaven ( Sinister ) : John Wetton

ウェルカム・トゥ・ヘヴン

  1. Heart Of Darkness
  2. Say It Ain't So
  3. No Ordinary Miracle
  4. Where Do We Go From Here?
  5. E-SCAPE [ co-writes ]
  6. Another Twist Of The Knife
  7. Silently
  8. Before Your Eyes
  9. Second Best
  10. Real World
  11. Love Is ( Japanese bonus track )
  12. Space and Time ( Japanese bonus track )
  • Alto flute
  • E-SCAPE ” においてのみ、ウェットン(キーボード)、フリップ(サウンドスケイプ)とアルト・フルートで共演。
    キーボードとサウンドスケイプをバックに、マクドナルドがアルト・フルート吹くだけの地味な曲。 曲自体たいしたものではない。
    このままマクドナルドがフェード・アウトしていきそうで怖い。 いつまでもウェットンやハケットと共演しているだけではダメだ。 売れ線を狙おうが狙わないかではなく、しっかりとしたソロ・アルバムを制作してソロとしてのキャリアを確実に歩んでほしい。
    (追加:2001年5月25日)

 

2001

Four Corners No Walls : Maria Antonakos

Four Corners No Walls

  1. Passengers
  2. Rusalka's Water Song
  3. Byzance-Liturgy For The 21st Century
  4. Sweet Sister Mary (with John McDermott)
  5. If I Suffer
  6. Mignon's Lied
  7. Trying To Be Free
  8. Eppur-An Aria For The Earth
  9. Moon Lullaby
  10. Cafe Isole
  11. Sweet Sister Mary
  • Bagpipes    Ian McDonald
  • ギリシャ系カナダ人のマリア・アントナコスの作品。
    ヨーロッパ各地の過去そして現代の音楽を程良くブレンドした作品、というのが当人の狙いらしいが、その結果として提示されている音楽は、民族楽器風の音を使用したAOR。 AOR自体を否定するつもりは全くないが、魅力の無い楽曲ばかりで良い点を見つけるのがちょっと難しい。
    同姓同名のイアン・マクドナルドというミュージシャンがいる可能性はあるが、バグパイプを演奏するイアン・マクドナルドとなると、やはりここで取り上げるべきイアン・マクドナルドなのだと思う。 ” Byzance-Liturgy For The 21st Century ” のコメントにおいてバグパイプが言及されているので、少なくとも本曲においてはマクドナルドが演奏しているのだと思う。 ただ、バグパイプ特有の音が効果音的に差し込まれるだけで、特に目立つ演奏ではない。
    (追加:2003年12月10日)

 

Star Eyes : Joan Bender

Star Eyes

  1. My Heart Belongs to Daddy
  2. Cherokee
  3. So Nice (Summer Samba)
  4. Laura
  5. Credit Card Blues
  6. Time After Time
  7. My Little Boat (O Barquinho)
  8. Lullaby of Birdland
  9. Alfie
  10. Star Eyes
  11. You've Changed
  12. If I Should Lose You
  13. Medley: Madalena - Poinciana
  14. Bird Alone
  15. Shimmeshwabble
  • Ian McDonald - Piano
  • ジョアン・ベンダーという女性ジャズ・ヴォーカリストのアルバム。
    ジャズ・ヴォーカリストと言ってもその唄は果てしなく下手くそで、色つやがないとか、ノビがないとかそういったレヴェルにすら到達していない凄まじいもの。 80年代の日本のアイドルにも、ここまでの音痴はいなかったと思う。 淡々と演奏されるバックとの落差は激しく、新手のアヴァンギャルド・ミュージックを聴かされているような気がする。 
    売り出そうとした側もその辺りのことはわかっていたようで、半乳の表ジャケット以外も、股間おっぴろげ状態の写真等を満載しており、エラの張った大願面さえ気にしなければ股間にズキズキと訴えてくるものがある。
    で、「Ian McDonald - Piano」とクレジットされているその演奏なのだが、前述した通り淡々とジャズ・フォーマットのピアノを演奏している。 器用貧乏のマクドナルドのスタジオ・ミュージシャンとしてのお小遣い稼ぎといったところ。 当人、ですよね?
    (追加:2003年12月10日)

 

2003

Isn't It Pretty To Think So? : Waking In The Blue

Isn't It Pretty to Think So?

  1. Gum
  2. Two
  3. Window [ flute ]
  4. Phoebe [ flute, bass clarinets ]
  5. Where Do We Go?
  6. Possessions
  7. Why Then?
  8. Without Passion
  9. A Single Autumn Day [ acoustic guitar, saxophones ]
  10. Not A World Untouched [ saxophones ]
  • Coombes(読めない!) 夫妻を中心としたユニット、ウェイキング・イン・ザ・ブルーの作品。
    サックスをフィーチャーした2曲も良いが、フルートを演奏している2曲、特に ” Window ” におけるメロトロンをバックにヴォーカルやギターと絡むソロが絶品。 残念ながらメロトロン自体はCoombes(読めない!)夫が演奏しており、マクドナルドのメロトロン嫌いがここでも証明されている。
    流暢なメロティと演奏、売れ線を狙いすぎていない楽曲にユニットとしてのポテンシャルの高さをそれなりに感じることができる。 それだけに「元クリムゾンのマクドナルド」を正しく利用しているように思える。
    内ジャケットには、セッションの様子をとらえた写真が掲載されており、サックスやギターを弾くマクドナルドの姿を確認することができる。 その中央には、透け透けのブラウスのおかげで黒ブラをはっきりと確認できるCoombes(だから読めない!)妻が大きくフィーチャーされている。 ジョアン・ベンダーのパターンと同じで、色仕掛けに弱いのか?
    (追加:2005年6月10日)

 

Happiness with mimimal side effects : Ian Wallace

Happiness with Minimal Side Effects

  1. Too Much Dogma
  2. Castaway + (instrumental outro: Tai Phun)
  3. I Can't Breathe + (instrumental intro: Network News)
  4. Bad Boy
  5. Captain of Industry
  6. The Spotlight
  7. Pilgrim's Progress + (instrumental intro: Dis Traction)
  • Flutes
  • イアン・ウォーレスの傑作ソロ・アルバムにおいて、マクドナルドは2曲でフルートを演奏している。
    クレジットにはマクドナルドの演奏が後から付け加えられたことが記載されており、プログレ・フアンを当て込んだ客演であることがすぐにわかる。 ただ、肝心のマクドナルドの演奏はたいしたものではない。
    アルバム全体の完成度は高く、プログレ・アイコンとしてのマクドナルドの必要性は全くないほど。 逆にウォーレスとマクドナルドの現役度の違いがクローズ・アップされることになり、残念である。”
    (追加:2003年5月25日)

 

To Watch The Storm : Steve Hackett

To Watch the Storms (Special Edition)

  1. Strutton Ground
  2. Brand New
  3. This World
  4. Circus Of Becoming
  5. The Devil Is An Englishman
  6. Frozen Statues
  7. Mechanical Bride
  8. Wind, Sand and Stars
  9. Rebecca
  10. The Silk Road
  11. Come Away
  12. The Moon Under Water
  13. Serpentine Song
    Bonus Tracks
  14. Flame
  15. Pollution B
  16. Fire Island
  17. If You Only Knew
  • Steve Hackett    Vocals, Guitar
    Roger King    Keyboards
    Rob Townsend    Brass, Woodwind
    Gary O'Toole    Drums, Vocals
    John Hackett    Flute on Serpentine Song
    Ian McDonald    Sax on Brand New
    Jeanne Downs    Backing Vocals
    Sarah Wilson, Cello & Howard Gott, Violin
    Jerry Peal, Keyboards and Billy Budis, Bass Guitar on Flame
  • ライヴ音源の大量リリースが続いていたスティーヴ・ハケットの、久しぶりのスタジオ・レコーディングによる作品。
    己の持つ全てのパターンを引き出しから出しきったような作品で、シンフォニック・プログレ、ゴシック・プログレ、ブルース、打ち込みに、アコースティック・ギターやサスティーンかかりまくったロング・トーンが縦横無尽に絡んでくる。 また、引き出しからの出し方も洗練されており、ネタ切れによる在庫一掃といった悪いイメージもなく、現役ミュージシャンとしてのハケットの柔軟性を感じることができる。
    ただ、マクドナルドの演奏には失望してしまう。 サックスでクレジットされているため激しいブロウを期待したのがいけないのかもしれないが、エフェクト処理された(サンプリングされた?)「プップー」という音が効果音的に使われているだけのもの。 日本マーケット用にハケットに利用されたのかもしれない。
    (追加:2004年1月10日)

 

2004

Unu : PANGAEA

unu           (CCCD)

  1. Mudy Stream [ Flute ]
  2. Mirror
  3. Dead Autumn [ Alto Flute ]
  4. Possesion
  5. Shining Vectors
  6. Fixed Star
  7. 禁じられた本
    a) the closed book [ Flute ]
    b) philosophy burns ( in the universe ) [ Flute ]
    c) クラムボン ( out!! )
    d) mr. dead night
    e) life. full on
  • Ian McDonald's flute - Recorded by Perry Margouleft and Ryan Simms at Pie Recording Studios, Glen Cove, New York
  • 日本の新人バンド、PANGAEA の作品でマクドナルドはフルートを演奏している。
    やはりプログレ・フォーマットでのマクドナルドのフルートは素晴らしい。 クレジットを見る限り、マクドナルドの演奏は後から被せられたものと思われるが、プロデューサーでもある厚見玲衣氏のキーボードとの絡みが美しい。 特に ” Mudy Stream ” においては、メロトロンをバックにしたフルート・ソロ、などという失禁ものの興奮を味わせてくれる。
    PANGAEA については、彼らのオフィシャルサイトを参照下さい。
    (追加:2004年5月10日)

 

2006

The Bruised Romantic Glee Club : Jakko M. Jakszyk

The Bruised Romantic Glee Club

  1. The Bruised Romantic Glee Club
        Mel Collins : Flute, Tenor and Alto Saxes  Gavin Harrison : Drums
  2. Variations on a Theme by Holst
        Ian McDonald : Flute  Gavin Harrison : Drums
  3. Catley's Ashes
        Mel Collins : Alto and Tenor Saxophones
  4. When Peggy Came Home
  5. Higate Hill    Gavin Harrison : Drums
  6. Forgiving
        Robert Fripp : Soundscapes and Electric guitar  Gavin Harrison : Drums
  7. No One Left To Lie To
        Mel Collins : Alto Sax  Gavin Harrison : Drums
  8. The Things We Throw Away
  9. Doxy, Dali and Dcchamp
        Gavin Harrison : Drums
  10. Srebrenica
  11. When We Go Home
        Robert Fripp : Electric guitars
  1. As Long As He Lies Perfectly Still
  2. That Still and Perfect Summer
  3. Astral Projection In Pinner
  4. Pictures of an Indian City
        Mel Collins : Soprano Sax  Gavin Harrison : Drums
  5. Nirvana for Mice
        Gavin Harrison : Drums
  6. Islands [ co-writes ]
        Mel Collins : Bass Flute and Soprano Saxophone  Ian Wallace : Drums
  7. The Citizen King
        Gavin Harrison : Drums
  8. Soon After
  • 21st CSB でクリムゾン・フアンに知られることになったジャコのソロ・アルバム。
    マクドナルドは、フルートで ” Variations on a Theme by Holst ” のみに参加している。
    (追加:2007年12月10日)

 

2009

Garage Band Halloween Volume Two

Vol. 2-Garage Band Halloween
  1. Monster Mash : Johnny Dracula & The Wombats
  2. Ooh, T hat's Scary : Harley Fine
  3. John A gar Rules : The Dead Elvi
  4. Debbie I s A Zombie : Tommy Frenzy ( of Tuff Darts! )
  5. 13 B ones : Pat Horgan & Thunder Road
  6. Evil E vening : he Billy Wright Band
  7. In The Court Of The Crimson King : Vince Martell ( of Vanilla Fudge )
  8. I Walked With A Zombie / Monster-A-Go-Go : Shakertown Blackhawks
  9. Skullhead : The Dead Elvi
  10. Are You Afraid Of The Dark ? : Peppy Castro ( of The Blue s Magoos )
  • Vince Martell : Guitar & Vocals
    Chuck Adler : Bass
    Neil Capolongo : Drums
    Peg Pearl : Vocals
    Tony Pinisi : Organ
    Scott Treibitz : Mellotron
    Ian McDonald : Flute & Harpsichord
    John Garner : Lead Vocals

  • ジャケット 、間違ってません。
    ガレージ・バンドのオムニバスに、ヴァニラ・ファッジのギターリスト、ヴィンス・マーテルが参加し ” In The Court Of The Crimson King ” をカヴァー。 マクドナルドはフルートとハープシコードで参加している。
    同曲に限らず、収録されている楽曲には「ガレージ・バンド」というカテゴリーとアルバム・ジャケットから想像されるような勢い一発のノリはなく、しっかりと作り込まれている。
    とはいえ、である。 ヴィンス・マーテルとどんな関係があったのかわからないが、自曲のカヴァーに律儀に参加する必要はなかったのではないか。 良い人なのか、もしかしたら仕事に恵まれていないのか、微妙な線を感じさせる作品である。
    (追加:2012年1月10日)

 

Talking With Strangers : Judy Dyble

Talking with Strangers

  1. Neverknowing
  2. Jazzbirds
  3. C'est La Vie
  4. Talking with Strangers
  5. Dreamtime
  6. Grey October Day
  7. Harpsong
  • 元カノであるジュディ・ダイブルのソロに参加! ってあまり話題にはならないのかもしれないが、演奏は充実している。
    歌メロと絡むフルートの演奏はしっかりと計算されている。
    (追加:2009年8月25日)

 

2010

Beautiful Accident : The Third International

  1. The Timekeeper's Waltz
  2. Amsterdam
  3. Criminal Cool
  4. The Son Of Jacob Mallet
  5. In The Garden Of The Long Pig
  6. Penitentiary [ co-writes ]
  7. The Reprise
  • the players
    Andrew Pearson    vocals, guitars, guitar synthesizer, electronic percussion
    Ian McDonald    alto sax, flute, alto flute, percussion
    Bill Foster    bass
    Nick Difrisco    drums, percussion

  • マクドナルドがプレイヤーとしてクレジットされている、今のところ最新作品。
    1曲目からマクドナルドのサックスが炸裂するため初聴時の期待は高いのだが、爆音をバックに美メロが絡むという凡庸なパターンが続くため、残念ながら徐々にがっかりしてくる。
    クリムゾンの楽曲カヴァーに参加したり、クリムゾン関連ミュージシャンの作品にゲスト参加する、といった活動に物足りなさを感じていただけに、レギュラー参加の作品に対する期待度が高すぎたのかもしれない。
    (追加:2012年2月10日)

 

2017

Bad Old World : Honey West

  1. The September Issue
        Ian McDonald : lead guitar, acoustic guitar, piano, percussion
  2. Brand New Car
        Ian McDonald : lead guitar, acoustic guitar, electric sitar, 12 -string guitar,
        celeste, flutes, percussion, harmony vocal
  3. Bad Old World
        Ian McDonald : lead guitar, acoustic guitar, Elka organ, synth strings
  4. She's Not Your Life
        Ian McDonald : solo guitar, synth strings
  5. Sylvia Strange
        Ian McDonald : guitar, acoustic guitar, Wurlitzer piano, percussion, background vocal
  6. Generationless Man
        Ian McDonald : lead guitar, acoustic guitar, percussion
  7. California
        Ian McDonald : guitar, acoustic guitar, Danelectro 12 -string guitar, slide guitar,
        piano, Hammond organ, percussion, harmony vocal
  8. Sailing
        Ian McDonald : alto flute, synth harmonium
  9. A Girl Called Life
        Ian McDonald : lead guitar, acoustic guitar, Fender Rhodes piano, synth strings,
        percussion, background vocal
  10. Old Man
        Ian McDonald : lead guitar, acoustic guitar, piano, Baldwin electric harpsichord,
        percussion, background vocal
  11. Terry & Julie
        Ian McDonald : lead guitar, acoustic guitar, piano, synth strings, clarinet,
        percussion, harmony vocal
  12. Dementia
        Ian McDonald : guitar, 12 -string guitar, alto & baritone saxophones, percussion,
        background vocal
  • イアン・マクドナルドが、舞台関係の仕事をしている Ted Zurkowski と組んだ Honey West の作品。
    ギターを弾きたくて弾きたくてしょうがなかったんだ、というマクドナルドの想いが伝わってくる作品である。 ただそのオールド・スタイルの演奏は、聴いていて必ずしも心惹かれるものではなく、活躍度の低いフルートやサックスのソロが出て来るのを楽しみにしてしまう。 マクドナルドと Ted Zurkowski が近所に住んでいること、そしてマクドナルドの息子がベースで参加していること等から、本来は好き勝手にやりたいことをやっただけのプライベートな作品なのかもしれない。 趣味性が強い作品だけに、とやかく言うことはナンセンスなことかもしれない。
    ただ、それでも私はマクドナルドの凄さをもう一度是非体験したい。 思いっきりプログレな作品への参加は、本人の興味外のことかもしれないが期待したい。 フォリナーの再結成ライヴのアンコールにゲスト参加したらしいが、パーマネント・メンバーとしてスタジオ・アルバムへの参加を期待したい。
    1996年にスティーヴ・ハケットとともに来日したマクドナルドが、ジェネシスの ” Firth Of Fifth ” でフルート・ソロを演奏した時、観客の盛り上がりで東京厚生年金会館全体が揺れた。 これは大袈裟な話でも比喩的表現をしたのでもなく、本当に揺れた。 その時と同じような興奮を、私はもう一度味わいたい。
    (追加:2017年8月10日)

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