King Crimson Data Base
    Pat Mastelotto Discography

1980

Shandi : Shandi

  1. Walk The Streets
  2. Show Down
  3. Heart Beat
  4. Tuff Baby
  5. Bottom Line
  1. Mine ( Mine, Mine, Mine )
  2. Don't Sweat It
  3. I Yi Yi Yi
  4. Nobody Loves U
  5. Boy Crazy
  • Pat "the wak" Mastelotto    drums
  • マステロットの最初期のセッションを収録した作品。
    マイク・チャップマンによる新レコード・レーベルからリリース、とそこそこの話題性もあったのだが売れなかったのは、中途半端なニュー・ウェーヴにまとまったその音の作りに起因する。 日本盤帯に記載された「ロス出身のパラノイア・ギャル、シャンディ デビュー」と時代感は満載だが何を言っているのかわからないキャッチが、その内容を象徴している。
    当時25歳のマステロットにしてみれば、メジャーへの足がかりになればよかったのだが、その機会は Mr.ミスターに参加するまで暫くかかることになった。
    シャンディはその後は大ヒットした映画  『 フラッシュダンス 』 のサントラに参加(踊りの途中で水をかぶるシーンのバック)しているが、そこにノン・クレジットでマステロットが参加している可能性は無い。
    (追加:2016年6月10日)

 

1983

One Night With A Stranger : Martin Briley

  1. The Salt In My Tears
  2. Just A Mile Away
  3. Put Your Hands On The Screen
  4. Maybe I've Waited Too Long
  5. She's So Flexible
  1. A Rainy Day In New York City
  2. I Wonder What She Thinks Of me
  3. Dumb Love
  4. One Night With A Stranger
  • Pat Mastelotto : Drums

  • グリーンスレイドのラスト・アルバム 『 Time And Tide 』 でベースとギターを演奏していたマーティン・ブライリーのソロ・アルバム。
    元グリーンスレイドとはいうものの、プログレ臭はゼロ。 80年代前半という時代を反映した思いっきりの産業ロックである。 ただその思いっきり度は激しく、メロディ、アレンジとも秀逸な出来である。 じゃあ何故売れなかったのか、歴史に残らなかったかというと、曲も声もどこかで聴いたことがあるような感じで、パクったというより没個性の結果なのだと思う。
    個性というものが要求されないこうした音に上手くハマっていることがマステロットにとって良いことなのかわからないが。
    (追加:2016年11月10日)

 

1984

All I Need : Jack Wagner

  1. Premonition
  2. What you Don't Know
  3. Whenever Hearts Collide
  4. Fighting The Nights
  5. All I Need
  1. Make Me Believe It
  2. Sneak Attack
  3. After The Fact
  4. Tell Him ( That You Won't Go )
  5. Lady Of My Heart
  • Drums : Pat Mastelotto
  • アメリカの俳優、ジャック・ワグナーのアルバムに、マステロットの初期のセッションが収録されている。
    ビルボードで2位にまで上がったシングル ” All I Need ” とその他の楽曲、といった構成のアルバムで、当時ほぼ無名のマステロットがクレジットされているのは、当然その他の楽曲の方。
    その他の楽曲の方は、「俳優のお遊びじゃないよ、実は気骨あるロッカーなんだよ」という陳腐な見せかけの主張が鼻につくのだが、無名のセッション・マンであったマステロットはそんなコンセプトに見事に応え、元気いっぱいなドラムを叩いている。
    (追加:2016年4月25日)

 

I Wear The Face : Mr. Mister

I Wear the Face

  1. Hunters Of The Night
  2. Code Of Love
  3. Partners In Crime
  4. 32
  5. Runaway
  1. Talk The Talk
  2. I'll Let You Drive
  3. I Get Lost Sometimes
  4. I Wear The Face
  5. Life Goes On [ co-writes ]

 

  • Richard Page - Bass and Lead Vocals
    Steve George - Synthesizers, Saxophone and Vocals
    Steve Farris - Guitar
    Pat Mastelotto - Drums

  • マステロットが在籍していた Mr. ミスターのデビュー・アルバム。
    軽めのリズムの上に、プリセット音そのままのようなデジタル・シンセと爽やかに歪んだギターが絡む、80年代そのままの音。 大ヒットした次作 『 Welcome To The Real World 』 と路線は同じだが、そこまで売れなかったのは、制作にあまり金をかけなかったためか。 とにかく音がとっても安っぽい。
    マステロットの演奏は、打ち込みのパーカッション音と競演したり、人力のシンセ・ドラム(シモンズ?)を叩いたりと、機材とフォーマットの変化こそあれ、実は今のクリムゾンでやっていることとあまり変わらなかったりする。
    彼にしてみれば、それほど恥ずかしい過去、無かったことにしたい経歴ではないのかもしれない。 アイドル風に無理したルックスさえ除けば。
    (追加:2006年11月25日)

 

Warrior : Scandal featuring Patty Smyth

  1. The Warrior
  2. Beat Of A Heart
  3. Hand Tied
  4. Less Than Half
  5. Only The Young
  1. All I Want
  2. Talk To Me
  3. Say What You Will
  4. Tonight
  5. Maybe We Went Too Far
  • Pat Mastelotto - Drums On " Only The Young "
  • スキャンダルのセカンド&ラスト・アルバム。
    80年代王道のパワー・ポップ風の音で、アルバムもヒット、シングル ” The Warrior ” も全米トップ10入りと順調だったにもかかわらず解散してしまったのは、後にテニス・プレイヤーのジョン・マッケンローと結婚したヴォーカルのパティ・スマイスの名前だけが目立つようになったことがあるのだと思う。
    マステロットは、ジャーニーの楽曲 ” Only The Young ” に参加している。 ジャーニーの楽曲でドラムを叩く、という行為は、当時のマステロットにしてみれば楽しくて楽しくしょうがない経験だったのだろう。
    (追加:2016年4月25日)

 

1985

Cock Robin : Cock Robin

  1. Through You Were On My Side
  2. When Your Heart Is Weak
  3. Just When You're Having Fun
  4. The Promise You Made
  5. Because It Keeps On Working
  6. Born With Teeth
  7. Once We Might Have Known
  8. More Than Willing
  9. A Little Innocence
  • Additional Musicians :
    Pat Mastelotto : Percussion
  • バンド名からどうしてもパタリロを思い浮かべてしまうクック・ロビンのファースト・アルバム。
    スティーヴ・ヒレッジがプロデュースしていることから思いっきりスペイシーな音を期待してしまうのだが、オシャレを気取った凡庸な作品に過ぎない。 本国アメリカでよりヨーロッパでの方が売れたらしいが、単に小さなマーケットで集中して活動したからに過ぎない。
    正式ドラマーがいる中、マステロット含め3名がパーカッションとしてクレジットされている。 マステロットらしさ、がこの時期あったのかわからないが、どの曲で演奏しているのか判別不能。
    (追加:2015年12月25日)

 

Martika's Kitchen : Martika

  1. Martika's Kitchen
  2. Spirit
  3. Love... Thy Will Be Done
  4. A Magical Place
  5. Coloured Kisses
  6. Safe In Te Arms Of Love
  7. Pride & Prejudice
  8. Take Me To Forever [ drums : Pat Mastelotto ]
  9. Temptation
  10. Don't Say U Love Me
  11. Broken Heart
  12. Mi Tierra
  • 少し前に流行ったマンガ、『 デトロイト・メタル・シティ 』 が、私は今でも好きだ。 オシャレを気取ったウンコ以下の音楽を一刀両断するクラウザーさんは正しいと、思い続けている。
    このマルティカなるミュージシャンの音楽を、クラウザーさんだったらどのように切り捨ててくれたか、考えただけでも興奮してくる。 ファースト・アルバムは大ヒットしたらしいが、このセカンド・アルバムはセールス的にも大敗したらしいが、きっとこれは時代を遡る能力すら持つクラウザーさんによる画策であると信じている。 
    駆け出し時代とは言え、総じて80年代のマステロットのセッション活動にろくなものはないが、その中でも本作品への参加はマステロットにしてみても汚点に違いない。
    (追加:2016年4月25日)

 

Welcome To The Real World : Mr. Mister

Welcome to the Real World

  1. Black / White [ co-writes ]
  2. Uniform Of Youth [ co-writes ]
  3. Don't Slow Down
  4. Run To Her [ co-writes ]
  5. Into My Own Hands
  1. Is It Love [ co-writes ]
  2. Kyrie
  3. Broken Wings
  4. Tangent Tears
  5. Welcome To The Real World
  • Richard Page : Lead Vocals / Bass
    Pat Mastelotto : Drums
    Steve Farris : Guitar
    Steve George : Keyboards / Vocals

  • ” Kyrie ” と ” Broken Wings ” という2曲の全米No.1 ヒットを含む、Mr.ミスター のセカンド。 本アルバム自体も大ヒットした。
    シンセが多用されたAORというか、豪快さがない産業ロックというか、80年代におけるヒット曲の王道を極めたような作品。 特に日本では ” Kyrie ” がヒットし、ラジオでもよく放送されていた。
    さて、そんな全米No.1 のタイトル・フォルダーである、マステロットの演奏であるが、恐ろしい程の没個性。 この後XTCの作品で叩いたり、クリムゾンに加入することになるとは、当時誰一人想像できなかったと思う。
    2004年夏、ハピネット・ロビンがお菓子に8cmのシングルをつけた食玩シリーズ 「洋楽パラダイス Vol.1」 で ” Kyrie ” が取り上げられた。 クリムゾン関連唯一の食玩の入手と、そのオリジナル・シングルについては、King Crimson Data Blog の以下の記事を参照下さい。

    http://blog.goo.ne.jp/kcdb/e/5775b36fe170bdd5a8039c60721ed2cc
    http://blog.goo.ne.jp/kcdb/e/0acc115b01255812f31874c8de21e04f
    http://blog.goo.ne.jp/kcdb/e/7b9f3cbcb30c3d156452f4e63d93d393

    (追加:2005年11月10日)

 

Nick Gilder : Nick Gilder

  1. Scream Of Angels
  2. Footsteps
  3. Let Me In
  4. Fingerprints
  5. Miles To Go
  1. Waterfront
  2. Rebel
  3. Nowhere To Run
  4. Sabotage
  5. Don't Forget
  • Drums - Pat Mastelotto

  • 綱引きでもしてるのかよ、と突っ込みたくなるジャケットに包まれた、ニック・ギルダーのソロ・アルバム。
    一人産業ロックという点では、同じくマステロットが参加しているマーティン・ブライリーの作品と同じなのだが、そのクオリティは輪をかけて下廻っている。
    本作品は、Mr.ミスターの 『 Welcome To The Real World 』 と同じ1985年にリリースされている。 大ヒット・アルバムと並行して、地味なセッション活動を行うマステロット。 この手の音のバックで叩くのは性に合ってるように思える。
    (追加:2016年11月10日)

 

Contact : Pointer Sisters

  1. Twist My Arm
  2. Hey You
    [ Drum Machine programmed by Pat Mastelotto ]
  3. Pound, Pound, Pound
  4. Back in My Arms  [ co-writes ]
    [ Drums & Drum Machine : Pat Mastelotto ]
  5. Burn Down the Night  [ co-writes ]
    [ Drums & Drum Machine : Pat Mastelotto ]
  1. Bodies and Souls
  2. Contact
  3. Dare Me
  4. Freedom
  • Mr.ミスター関連メンバーが、曲作りや演奏に参加したポインター・シスターズの作品。
    本作がリリースされた1985年には、『 Welcome To The Real World 』 もリリースされており、Mr.ミスターというかリチャード・ペイジにとってこの世の春を謳歌していた頃であり、その勢いを借りた作品と位置づけることができる。
    Mr.ミスターとポインター・シスターズというとミス・マッチのようにも思えるが、この時期のポインター・シスターズはソウルフルさが殆ど感じられない量産音楽でああり、その観点において共通点を見出すことができる。
    マステロットは演奏で3曲、曲作りで2曲参加しているが、いずれもシングル化されていない。 セッション料がテンポラリーに入ったかもしれないが、彼の財政状態を恒常的に向上させるのには寄与していない。
    (追加:2016年4月25日)

 

1986

Winner In You : Patti LaBelle

  1. Oh, People
  2. On My Own
  3. Something Special ( Is Gonna Happen Tonight )
  4. Kiss Away the Pain
  5. Twisted
  6. You're Mine Tonight
  7. Finally We're Back Together
  8. Beat My Heart Like A Drum
    [ Drum Programming : Pat Mastelotto ]
  9. Sleep With Me Tonight
  10. There's A Winner In You
  • パティ・ラベルの全米No.1ヒット曲 ” On My Way ” を収録した全米No.1アルバム。
    ディスコにもソウルにも縁遠い大学生活を送っていた私でさえも、マイケル・マクドナルドとデュエットした ” On My Own ” は聴いたことがある程、日本でもそれなりにヒットしている。
    マステロットの名はそんな全米No.1楽曲には無く、リチャード・ペイジとともに産業ロックノリの1曲のみにドラム・プログラミングとしてにクレジットされている。 しかも同曲にはドラム奏者が別途クレジットされていることから、音色作りに参加した程度の可能性もある。
    (追加:2016年4月25日)

 

1987

Go On ... : Mr Mister

Go on

  1. Stand And Deliver
  2. Healing Waters [ co-writes ]
  3. Dust
  4. Something Real ( Inside Me / Inside You )
  5. The Tube
  1. Control
  2. Watching The World
  3. Power Over Me
  4. Man Of A Thousand Dances
  5. The Border
  • Richard Page : lead vocals / bass
    Steve George : keyboards / soprano sax / vocals
    Steve Farris : guitar
    Pat Mastelotto : drums

  • Mr.ミスターが空中分解する前のラスト・アルバム。
    大ヒットしたアルバムの後に芸術性を追求、追求したつもりが大衆性を失っただけで面白くない作品になる、そして解散、というパターンは一般に多いが、本作品はまさにその典型。
    個人的には、前作のような80年代の典型的な産業ロックは好みではないが、なにもここまで地味な作品に落ち込まなくてもよかったのではないかと思う。
    もう2,3枚前作路線を続け、それなりにヒットしていれば、マステロットもスタジオ・ミュージシャンの道を歩むこともなく、クリムゾンの参加に繋がることもなかったはず。 となると本作品は、クリムゾン史に大きな影響を与えた失敗作、ということになる。
    (追加:2007年11月11日)

 

Weapons Of Love : The Truth

  1. Weapons Of Love
  2. Winterland
  3. Until It Burns
  4. The Edge Of Town
  5. Cover Up My Face
  1. Respect
  2. Come On Back To Me
  3. This Way Forever
  4. Another New Day
  5. Soul Deep Fascination
  • Pat Mastelotto - drums
  • パブ・ロック・バンドに所属していたギター&ヴォーカルの人が結成したバンドのセカンド・アルバム。
    シンセサイザーでデコレートとされた音がニュー・ウェーヴっぽいが、時折シンセサイザーが無くなるとオーソドックスというか地味な楽曲が明らかになってくる作品。
    他のセッションメンバーがクレジットされていないことから、ドラム自体は全篇マステロットが演奏しているものと思われる。 対して話題になった作品ではないが、ニュー・ウェーヴ風にも地味なロックにも対応していることもあり、マステロットの活躍度は高い。
    (追加:2016年4月25日)

 

1988

AQUA : 佐藤 博

  1. AQUA
  2. Seat For You
  3. Love Is The Answer [ Drums / Pat Mastelotto ]
  4. Transfusion [ Drums / Pat Mastelotto ]
  5. Where It All Began
  6. For Your Love
  7. My Friend
  8. Picnic
  9. Can't Buy Me Love
  10. I Sing For You
  11. Wave For Love
  • 日本とロサンゼルスでレコーディングされた佐藤博の作品。
    安っぽいシティ・ポップス風のジャケットで損をしていると思う。 勿論個人的好みの対象外の音楽ではあるが、一つ一つの音の出し方に流石に非常にこだわっていることが良く分かる作品である。
    マステロットの参加経緯は不明。 ロサンゼルスでのレコーディング時にスケジュールが空いていたドラマーを探したらマステロットがいた、といった程度だと思う。 実施その程度の没個性な演奏である。
    (追加:2016年4月25日)

 

1989

Oranges & Lemons : XTC

Oranges & Lemons

  • 1989年 Album
  1. Garden Of Earthly Delights
  2. The Mayor Of Simpleton
  3. King For A Day
  4. Here Comes President Kill Again
  5. The Loving
  6. Poor Skeleton Steps Out
  7. One Of The Millions
  8. Scarecrow People
  9. Merely A Man
  10. Cynical Days
  11. Across This Antheap
  12. Hold Me My Daddy
  13. Pink Thing
  14. Miniature Sun
  15. Chalkhills And Children
  • With a great big sticky thank you to Pat Mastelotto for his Traps and Buttons.
  • XTC がアメリカでレコーディングした作品。
    「通を唸らせるポップなアルバム」をリリースするバンドと化した XTC に、『 Drums & Wires 』 の頃のような尖った音を期待する人は今はもう少ないと思うが、そんな XTC の作品の中でもポップ色が最も強い作品。
    本作品に、Mr.ミスター解体後のマステロットがセッション・ミュージシャンとして参加している。 ” Kyrie ” のような大ヒット曲にクレジットされていないマステロットにとって、この時期セッションへの参加は食っていいくために必至な活動であったと思われる。 本作のような名の通った作品以外にも、この時期多くの作品に参加している可能性があると思う。
    ちょっと面白いのは、そのクレジット。 ProjeKct 以降の作品において使われている 「Traps and Buttons」 というクレジットが、既に本作品で使用されている。
    (追加:2004年10月25日)

 

1990

Change Of Season : Daryl Hall  John Oates

  1. So Close
  2. Starting All Over Again
  3. Sometimes A Mind Changes
  4. Change Of Season
  5. I Ain't Gonna Take It This Time
  6. Everywhere I Look
  7. Give It Up ( Old Habits )
  8. Don't Hold Back Your Love
  9. Halfway There
  10. Only Love
  11. Heavy Rain
  12. So Close ・ Unplugged
  • Pat Mastelotto : Drums on " Don't Hold Back Your Love "
  • MTV全盛時代後にホール&オーツが発表した作品。 ” So Close ” がそこそこにヒットしたものの、内容もチャートでの結果も地味目な作品。
    同じ男性デュオのレンブランツでは、その活動初期からサウンドメイクにまで関与していたマステロットだが、ホール&オーツとなるとそうはいかず、1曲のみのセッション参加に留まっている。  新人のレンブランツでサウンドメイクまで関わった一方で、大御所のホール&オーツではその他大勢の一人としてのセッションのみ。 マステロットのその後にどちらが有益だったか考えると、やはり前者の方なんだと思う。
    (追加:2016年2月10日)

 

A View from 3rd Street : Jude Cole

  1. Hallowed Ground
  2. Baby, It's Tonight
  3. House Full Of Reasons
  4. Get Me Through The Night
  5. Time For Letting Go
  6. Stranger To Myself
  7. This Time It's Us
  8. Heart Of Blues
  9. Compared To Nothing
  10. Prove Me Wrong
  • Pat Mastelotto - Drums and percussion
  • ジュード・コールという SSW のセカンド・アルバム。
    ” Baby, It's Tonight ” と ” Time For Letting Go ” の2曲がビルボードの TOP40 に入る小ヒットをしたらしいが、記憶もなければ、こうして聴いてみても何がよいのか全くわからなかったりする。
    勿論この判断は個人の音楽趣向によるものだが、こんな作品でもフィジカル・ディスクとしてリリースすることができたのは、CD全盛時代の恩恵なんだろう。
    この時期のマステロットが、もう少しまともなセッション活動に巡りあうことができなかったのか、とつくづく思う。
    (追加:2016年6月10日)

 

Pull : Mr. Mister

  1. Learning To Crawl
  2. Waiting In My Dreams
  3. Crazy Boy
  4. Close Your Eyes
  5. Lifetime
  6. I Don't Know Why
  7. We Belong To No No One
  8. Burning Bridge
  9. No Worlds To Say
  10. Surrender
  11. Awaya
  • Pat Mastelotto ( Drums, Percussion )
  • Mr.ミスターのラスト・アルバム。 と言っても、実際にはレコーディング終了後に発売されることはなく、2010年になってリチャード・ペイジが自身のレーベルから発売した作品とのこと。
    厳しい言い方をすれば、既に前作 『 Go On... 』 で終わってしまっていたバンドだけに、リチャード・ペイジの自己満足のためだけにリリースされた作品である。 本作がレコーディングされた頃には、パット・マステロットは活動の軸足をセッションに移行しており、XTCやレンブランツ等の作品での演奏している。 そして、当人がそのセッション活動自体に満足していたかは判らないが、作品のクオリティにおいては本作品を遥かに上廻っている。
    このあたり、ペイジズや Mr.ミスターのリーダー格として活動していた呪縛がリチャード・ペイジの音楽活動の発展に繋がらなかったのに対し、メンバーの一人に過ぎなかったマステロットが新たな活動で早期に移行して実を結んでいったのと、判りやすく対象的である。
    (追加:2017年9月10日)

 

The Rembrandts : The Rembrandts

  1. Just The Way It Is, Baby
  2. Save Me
  3. Some One
  4. Show Me Your Love
  5. New King
  6. Every Secret Thing [ co-writes ]
  7. If Not For Misery
  8. Moonlight On Mt. Hood
  9. Goodnight
  10. Burning Timber [ co-writes ]
  11. Confidential Information
  12. Everyday People
  13. Follow You Down
  • additional musicians are :
    Pat Mastelotto : Drums & Percussion
  • 男性デュオ・グループ、レンブランツのファースト・アルバム。
    達者な人達による作品だと思う。 履いて捨てる程存在した男性デュオ・グループというフォーマットで勝負に出るのはリスクを含んだ行為のはずだが、それに敢えてチャレンジしただけのことはあると思う。 曲のツブは揃っていないが、後の大ヒット曲 ” I'll Be There For You ” より、チャート上では成功した ” Just The Way It Is, Baby ” 等、ポップな佳曲が含まれている。
    マステロットは全面参加、曲の良さを活かすシンプルな演奏をしている。 共作もしており準メンバー的扱いであるが、メンバーにまで昇格できなかったのは、デュオというフォーマットにこだわりがあったためで、イケメン2人とルックス的違いがあったからではない。
    (追加:2016年2月10日)

 

1991

Cereal : Too Much Joy

  1. Susquehanna Hat Company
  2. Good Kill
  3. William Holden Caulfield
  4. Crush Story
  5. Pirate
  6. King Of Beers
  7. Nothing On My Mind
  8. Pride Of Frankenstein
  9. Sandbox
  10. Gramatan
  11. Thanksgiving In Reno
  12. Long Haired Guys From England
  13. Goodbye Ohio
  14. Theme Song
  • Pat Mastelotto did all the percussion and is a member of Mr.Mister.

  • トゥー・マッチ・ジョイというバンドの作品。
    作りが雑なパワー・ポップというか、借用感満載のオリジナルを演奏する学園祭バンドというか、なんだか良く判らないのだが、取り敢えず1回聴けば充分な内容である。
    この時期こんなバンドのセッションしか仕事がなかったのかと思うと、マステロットが不憫でならない。 しかも1991年にもなって、「member of Mr. Mister」とクレジットしてしまうような適当なバンドで叩かなければならなかったマステロットの心中は計り知れない。
    (追加:2016年11月10日)

 

1992

Buffy The Vampire Slayer    Original Motion Picture Soundtrack

  1. Keep It Comin' ( Dance Till You Can't Dance No More! ) : C&C Music Factory featuring Q-Unique and Deborah Cooper
  2. Man Smart, Woman Smarter : Dream Warriors
  3. Silent City : Matthew Sweet
  4. We Close Our Eyes : Susanna Hoffs
  5. Little Heaven : Toad The Wet Sprocket
  6. I Ain't Gonna Eat Out My Heart Anymore : diVinyls
  7. Party With The Animals : Ozzy Osbourne
  8. Zap City : The Cult
  9. I Fought The Law : Mary's Danish
  10. Light Comes Out Of Black : Rob Halford
  • ホラー映画のサウンドトラック。
    大抵のホラー映画では早い段階で殺される金髪のチアリーダーが主人公になってバンパイヤを殺すという、その設定が凄いというか全てな気がする作品。 収められた曲は緩く、広く多岐にわたり、ラップあり、ヘヴィ・メタルあり、パンク(のカヴァー)あり、といったところ。
    マステロットはマシュー・スゥイートのオリジナル楽曲に参加しているが、完全なセッション・ミュージシャン扱い。
    (追加:2016年6月10日)

 

Untitled : The Rembrandts

  1. Johnny Have You Seen Her?
  2. Maybe Tomorrow
  3. Rollin' Down The Hill
  4. One Horse Town
  5. Sweet Virginia
  6. Chase The Clouds Away
  7. Hang On To Forever
  8. Hang On, Clementine!
  9. Waiting To Be Opened
  10. I'll Come Callin'
  11. The Deepest End
  12. In The Back Of Your Mind
  • additional musicians :
    Pat Mastelotto : drums & assorted percussion
  • レンブランツのセカンド・アルバム。
    前作に続き達者な内容ではあるが、地味な作品である。 その原因の一つは収録曲数の多さにある。 CD時代に即した1時間弱もの曲を収録すると玉石混交状態は激しくなる。 これがアナログ時代であれば40分程度の作品となり、捨て曲が少なくなった結果作品全体の完成度は上がったはずである。
    パット・マステロットは前作に続き全面参加、 「 drum sounds assisted 」ともクレジットされている。 当時のマステロットはセッション・ドラマーとして終わりかねなかった状況で、本人にもその危機感がありセッション以上の活動に手を広てたものと思われる。 後のマステロットの成功を考えると、示唆に富む判断である。
    (追加:2016年2月10日)

 

1993

In Thrall : Murray Attaway

  1. No Tears Tonight
  2. Under Jets
  3. Allegory
  4. Angels In The Trees
  5. Living In Another Time
  6. The Evensong
  7. Fall So Far
  8. August Rain
  9. Walpurgis Night
  10. My Book
  11. Home
  • Drums - Pat Mastelotto
  • バンド活動を経てソロ・シンガーとなったマレー・アタウェイのソロ・アルバム。
    R.E.M. のような音楽に憧れたけど、憧れだけで夢を達成することができなかった、というミュージシャンはアメリカに多くいるんだと思うが、このマレー・アタウェイもそんな一人だと思う。 裏ジャケットのティアドロップ型メガネをかけた極普通のオジさん姿を見て萎えた気持ちは、作品を通して聴いた後も変わることが無い。
    こうした華のないヴォーカル・アルバムにマステロットがクレジットされているのはもったいないが、マステロットにしてみれば同時期に力を入れていたレンブランツに活かそうとしたのかもしれない。
    (追加:2016年6月10日)

 

One Thousand Years : Trey Gunn

One Thousand Years

  1. The Night Air
  2. The Screen Door and the Flower Girl
  3. aaKilling for London
  4. Real Life
  5. Into the Wood
  6. The Gift
  7. Take This Wish
  8. One Thousand Years
  • Trey Gunn - Stick, Voice
    Serpentine - Voice
    Bob Muller - Tabls, Percussion, Drums
    Pat Mastelotto - Drums on "Killing for London"
    Xan - Additional Voice on Tr 4 & 7
  • ガンのファースト・アルバム。
    マステロットは ” Killing for London ” 1曲のみに参加している。
    (更新:2007年1月10日)

 

1994

Arrive All Over You : Danielle Brisebois

  1. What If God Fell From The Sky
  2. Crawing
  3. Ain't Gonna Cry No More
  4. Don't Wanna Talk About Love
  5. Just Missed The Train
  6. Gimme Little Sign
  7. Promise Tomorrow Tonight
  8. Middle My Heart
  9. Maybe Love Will Change Your Mind
  10. Did I Lead you On
  11. Welcome To Love - Now Go Home
  • Matt Lang played drums and percussion on every song except for two of them on which Pat Mastelotto played.
  • 子役出身の歌手、ダニエル・ブライズボアのアルバム。
    これもジャケットの写真からは過激な内容が期待できるが、凡庸でつまらない楽曲が並んでいる。 さびで声を張り上げるだけの唄い方にも深みは全く無く、セールス的に成功しなかったのも尤もな作品である。
    本作品がリリースされたのは、シルヴィアン&フリップからダブル・トリオ・クリムゾンとマステロットがフリップとの関係を深めていた時期ではあるが、勿論それだけで収入が成り立つわけはなく、こうしたセッション活動をこなさざるを得なかったものと思われる。

    (追加:2016年6月10日)

 

Prometheus : Prometheus

  1. Dark
  2. Sardukar
  3. Angst
  4. Enough's Enough
  5. The Policeman's Ball
  6. The Spectacle
  7. Orphan
  8. Assault On The Consensus
  9. Redemption
  • Steve Ball - Vocals, Guitars, Keyboards, Percussion
    Sanford Ponder - Guitars, Audio Frame, Percussion
    Pat Mastelotto - Drums, Percussion
    Nigel Gavin - Bass, Voice
    Chris Rhyne - Solo Synth and Organ
    Steuart Liebig - Basses

  • ギター・クラフト出身のスティーヴ・ボールを中心としたユニットの作品に、マステロットが参加している。
    時期としては、シルヴィアン&フリップのライヴ 『 The VROOOM Session 1994 』 の間と思われる。
    多彩と言うべきか、節操がないと言うべきか。 産業ロックのような大袈裟な曲から、ちょっとインダストリアル系な曲までめいっぱい詰め込まれた作品。 やりたいことをやりきっているのは天晴れだと思うが、ターゲットをもう少し絞っても良かったのではないか。
    そんな作品ではあるが、マステロットは全曲見事に対応。 スタジオ・ミュージシャンとしての経験が活かされているのだと思う。 このあたりの器用さがフリップに受けたのかもしれない。
    (追加:2008年4月25日)

 

Don't Ask : Tina Arena

  1. Chains
  2. Heaven Help My Heart
  3. Sorrento Moon ( I Remember ) [ percussion : Mat Mastelotto ]
  4. Wasn't It Good [ percussion : Mat Mastelotto ]
  5. Message
  6. Show Me Heaven
  7. Love Is The Answer
  8. Greatest Gift
  9. That's The Way A WOman Feels
  10. Be A Man
  11. Standing Up [ drums : Mat Mastelotto ]
  • オーストラリアのシンガー、ティナ・アリーナの作品。
    2000年のシドニー・オリンピックのオープニング・セレモニーにも出演する程オーストラリアでの人気は高く、本作品もオーストラリアのチャートで1位を獲得している。
    と、カタログ情報の羅列になって申し訳ないのだが、本作品はロスアンゼルスで録音されており、この辺りがマステロットの参加に繋がっているものと思われる。 この時期、マステロットはシルヴィアン&フリップからダブル・トリオ・クリムゾンと現在に繋がる活動に軸足を移していたが、やはり経済的基盤を築くためにはこうしたセッション活動も必要だったものだろう。 残念ながらマステロットでなければならない、という演奏ではない。
    (追加:2015年12月24日)

 

1995

L.P. : The Rembrandts

  1. End Of The Beginning [ co-writes ]
  2. Easy To Forget
  3. My Own Way
  4. Don't Hide Your Love
  5. Drowning In Your Tears [ co-writes ]
  6. This House Is Not A Home
  7. April 29
  8. Lovin' Me Insane
  9. There Goes Lucy
  10. As Long As I Am Breathing
  11. Call Me
  12. Comin' Home
  13. What Will It Take
  14. The Other Side Of Night
  15. I'll Be There For You ( Theme From Friends )
  • Pat Mastelotto - Drums & Percussion
  • レンブランツのサード・アルバム。
    本作品を語る上で、やはり重要なのは ” I'll Be There For You ( Theme From Friends ) ” である。 本曲は、決まったグループの中でくっついたり離れたりを繰り返す典型的アメリカの青春ドラマ 『 フレンズ 』 のテーマ曲として作られ大ヒットしている。 レンブランツの他の楽曲に比べると、多少ノリが軽すぎる気もするが、アメリカだけではなく日本においてもレンブランツの名を広めるのに貢献している。
    本作品から、マステロット以外にもドラム奏者もクレジットされており、フリップ、クリムゾンとの活動に伴いレンブランツへの関与度が下がってきていることがわかる。 シルヴィアン&フリップ、ダブル・トリオ・クリムゾンのメンバーにマステロットの名前が上がり、その経歴紹介の中で 「 元MR.ミスター 」 というクレジットを見て不安を感じたのを覚えているが、「アメリカン青春ドラマの主題歌のバックでドラムを叩いていた」と紹介されるよりは、良かったんだと思う。
    (追加:2016年2月10日)

 

A  Testimonial Dinner    The Songs of XTC

  1. Freedy Johnson - " Earn Enough for Us "
  2. Spacehog - " Senses Working Overtime "
  3. Crash Test Dummies - " All You Pretty Girls "
  4. The Verve Pipe - " Wake Up "
  5. The Rembrandts - " Making Plans for Nigel "
  6. Sarah McLachlan - " Dear God "
  7. Ruben Blades - " The Man Who Sailed Around His Soul "
  8. P.Hux - " Another Satellite "
  9. They Might Be Giants - " 25 O'clock "
  10. Terry & Lovemen - " The Good Things "
  11. Joe Jackson - " Statue of Liberty "
  • Pat Mastelotto - drums
  • XTCの楽曲のカヴァー・アルバム。 マステロットは、レンブランツによるカヴァー ” Making Plans for Nigel ” に参加している。
    マステロット自身、XTCの 『 Oranges & Lemons 』 にセッション・ドラマーとして参加しているので、同作からのカヴァーだと面白かったのだが、カヴァーされた楽曲は 『 Drums & Wires 』 からである。
    ただこのカヴァーのアレンジ、ミックスともマステロットのドラムがやたらと強調されている。 レンブランツのオリジナル・アルバムではここまで目立つことは少なく、カヴァー曲ということで自由度が増したものと思われる。
    (追加:2016年2月10日)

 

1996

Shelter Me : Richard Page

  1. The Best Thing
  2. My Oxygen
  3. Even The Pain
  4. Shelter Me
  5. Let Me Down Easy
  6. A Simple Life
  7. Dependence
  8. Just To Love You   [ Additional Percussion : Pat Mastelotto ]
  9. If All Else Fails
  10.  Heaven Is 10 zillion Light Years Away
    [ Percussion & Drum Programming : Pat Mastelotto ]
  • 元Mr.ミスターのリチャード・ペイジのソロ・アルバム。
    Mr.ミスター解散後10年近くもの年月を経て発表されたソロ・アルバムなのだが、地味。 地味だけど味があるのではなく、単に地味。 ペイジズ、Mr.ミスターという流れから期待されるのは当然華やかなポップ・ソングなはずだが、当人がそれを望もうとしなかったのではなく、そういう曲が既に書けなくなっていたと考えるのが妥当である。
    当時クリムゾンでの活動が中心となっていたマステロットは、ゲスト・ミュージシャンとして2曲に参加。 既に彼自身の興味外の音楽なのだと思うが、昔仲間への義理なのか律儀にスタジオ・ミュージシャン然の演奏をしている。 ちなみに、その他殆どのドラムを演奏しているのはジェリー・マロッタ。 マステロットとマロッタの立ち位置も、シルヴィアン&フリップのスタジオ・アルバム前後で大きく変わっているだけに、中々感慨深い。
    (追加:2017年9月10日)

 

1998

Spin This : Danny Wilde + The Rembrandts

  1. Shakespeare's Tragedy
  2. Long Walk Back
  3. Out Of Time
  4. Wishin' Well
  5. Summertime
  6. Tomorrow's Mine
  7. Get It Right
  8. Eloise
  9. This Close To Heaven
  10. Beautiful Thing
  • Drums on Tomorrow's Mine    Pat Mastelotto
  • デュオ・フォーマットから1名脱退、実質ダニー・ワイルドのソロ・アルバムとなったレンブランツの作品。
    地道にキャリアを重ねてきたバンドが、大ヒット1曲で歯車が狂い解体、という絵に書いたようなストーリーなのだが、それだけ ” I'll Be There For You ( Theme From Friends ) ” の呪縛が強かったということなのか。
    既にダブル・トリオ・クリムゾンの活動が頓挫していたとは言え、マステロットの参加は1曲のみ。 レンブランツのこの状態を踏まえれば潮時だったのであろう。
    (追加:2016年2月10日)

 

1999

'99 : Mastica

'99

  1. Queen
  2. Munecos de Palo
  3. Crescent Moon
  4. 7Teen
  5. Seven Marys
  6. Hush
  7. You
  8. 4 a.m.
  9. Prison
  10. Day Older
  11. Idiot
  • Gum B.    Basses, Cello, Mandocello, Voice
    MunKey    Reeds, Guitars, Bontempi, Voice
    Pat    Traps, Buttons, Knobs & Membranes

  • Recorded by Bill Munyon & Pat Mastelotto
    Produced by Pat.

  • クリムゾン自体の活動が停止していた時に発表された、マステロットによるプロジェクト。
    編集する素材が与えられたものではなく、自ら用意したものであることが、ProjeKct との大きな違い。 素材にありがたみが無いだけに、音自体のつまらなさがクローズ・アップされてしまっている。
    ガンビーとマンキーなるトホホな名前のメンバーの必然性と存在感はゼロ。 マステロットとビル・ムニヨンによる編集作業作品の中でも、最もが辛い作品だと思う。
    (追加:2007年8月30日)

 

Encores, Legends & Paradox ・ A Tribute To The Music Of ELP

Encores, Legends & Paradox: A Tribute to ELP

  1. Karn Evil 9 1st. Impression
  2. Bitches Crystal
  3. Toccata
  4. Knife Edge
  5. A Time And A Place
  6. Hoedown
  7. The Sheriff
  8. The Endless Enigma
  9. The Barbarian
  10. Tarkus
  • John Wetton - Vocals ( 2,7 )
    Pat Mastelotto - Acoustic and Electric Drums and Percussion ( 2, 3 )
  • ELPのトリビュート・アルバム。
    ” Bitches Crystal ” では、ウェットンのヴォーカルと共演。
    (追加:2006年1月25日)

 

2002

CG3 + 2 : California Guitar Trio with Tony Levin and Pat Mastelotto

Cg3+2

  1. Melrose Avenue
  2. Skyline
  3. Dancing Ann
  4. Heart Of Sunrise
  5. Hanagasa
  6. Zundoko Bushi
  7. Blockhead
  8. Dance Of Maya
  9. Swampy Space [ co-writes ]
  10. Swampy Return [ co-writes ]
  11. Train To Lamy
  12. Eve
  13. What I Am [ co-writes ]
  14. The Chase [ co-writes ]
  15. Apache
  16. Discipline
  • Bert Lams - Guitar, Tenor Guitar
    Paul Richards - Guitar, Slide Guitar
    Hideyo Moriya - Guitar, Mando - Cello
    Tony Levin - Bass, Chapman Stick
    Pat Mastelotto - Traps And Buttons

 

Thunderbird Suite : Rhythm Buddies

  1. Thunderbird in Thirds Part 1
  2. Thunderbird in Thirds Part 2
  3. Thunderbird in Thirds Part 3
  • The Rhythm Buddies are
    Trey Gunn - Warr guitar, keyboard
    Pat Mastelotto - percussive propulsion
  • No Overdubs! No Edits! No BS!
    2 guy, 2 microphones recorded direct to 2 tracks during the King Crimson HAPPY production rehearsalクレジットによるならば、クリムゾンの 『 Happy With What You Have To Be Happy With 』 のレコーディング時の作品ということになる。
    タイトルからするとバディ・リッチへのトリビュート色がある作品なのかもしれないが、私はバディ・リッチについての造詣が深くない、というか全くの門外漢であるためよくわからない。
    15分前後✕3曲という構成は、ガンとマステロットのリハーサルを楽曲化しただけなのかもしれないが、編集行為に没頭しがちなマステロットの素の演奏を堪能することができる作品と捉えることもできる。
    こういう作品に接すると、唄モノのバックでマステロットが生ドラムに専念した作品を聴いてみたくなる。
    (追加:2015年7月1日)

 

2004

Guitar Wars DVD + Bonus CD Edition

DVD

  1. Gettin' Beta -PG set-
  2. Viking Kong
  3. Down To Mexico
  4. Scarified
  5. To Be With You
  6. I Like Rock
  7. Tidal -JPJ set-
  8. Steel Away
  9. When The Levee Breaks
  10. Nobody's Fault But Mine
  11. Gravity -Nuno set-
  12. Cupid's Dead
  13. Get The Funk Out
  14. Midnight Express
  15. Hole Hearted
  16. More Than Words -Acoustic set-
  17. Going To California
  18. Green Tinted Sixties Mind
  19. Classical Gas
  20. Horizons
  21. Firth Of Fifth -Hackett set-
  22. Mechanical Bride
  23. Dark Town
  24. Los Endos
  25. Communication Breakdown -Encore-
  26. Red Rooster
  27. Rock And Roll

Bonus CD

  1. Scarified
  2. When The Levee Breaks
  3. Hole Hearted
  4. Going To California
  5. Green Tinted Sixties Mind
  6. Rainbows
  7. Clocks
  8. Communication Breakdown
  9. Red Rooster
  • Band:
    John Paul Jones    bass guitars, lap steel and mandolin
    Steve Hackett    guitars, vocals and harmonica
    Paul Gilbert    guitars and vocals
    Nuno Bettencourt    guitars, vocals and drums
    Pat Mastelotto    drums
    Roger King    keyboards
    Mike Szuter    bass guitars, vocals and guitar
    Gary Cherone    vocals
  • Hard Rock Cafe Japan 20周年記念のライヴを収録した作品。 CD単体フォーマットもリリースされているが、これはライヴのほぼ全容を収録したDVDと、ボーナスCDをセットにしたもの。
    主催者側主体の企画モノであることは確かだが、内容は素晴らしい。 ジョン・ポール・ジョーンズとハケットは知っているが、ポール・ギルバートとヌーノについてはあまり詳しくない自分にも充分楽しめることができる。 知ってる知らないの組み合わせが逆の人には必ずしも勧められないのかもしれないが。
    ライナーを読むと、ヌーノとマステロットの相性は悪かったらしい。 話半分で読んでいたのだが、なんと肝心のアンコールの ” Communication Breakdown ” のドラムを叩いているのは、そのヌーノ。 ” Red Rooster ” でもヌーノの横で時折叩いている程度。 これはさすがに可哀想である。 他の曲でアップで映った時のマステロットはとても楽しそうに演奏しており、それだけに余計もの悲しくなってくる。
    個人的にクリムゾンでのマステロットの演奏、音源編集作業は好みでないことが多い。 しかし、そんなことを忘れて応援したくなってしまう。 
    (追加:2004年5月10日)

 

TU : Trey Gunn Pat Mastelotto

  1. Untamed Chicken
  2. Absinthe & a Cracker
  3. The NOOOSE
  4. XTCU2
  5. Make my grave in the shape of a heart
  6. Terry's breath
  7. Snap, Crackle, Moo
  8. Hotel Fandango
  9. Misery Die... Die... Die
  10. Orlando in Bloom
  11. Pony
  12. Jamoohra
  13. Dakota
  14. Coda to Dakota
  • Improvised by TU. nurtured & recorded Nov 6th - 14th 2002 at Matt Chamberlain's Seattle loft by Bill Munyon
    Additional recording : The Zone, The Tracking Room and Hotel rooms around the world

    Vox on ' The Noose ' by Herotaka Sunplaza Nakano
    Drunken hand percussion on " Misery " by Branden Harper & Sherman Oaks
    Sax sample on ' Untamed Chicken ' from Brad Houserfather
    Words of Wisdom from the King, the Duke & the Baby
  • マステロットとガンによるデュオ作品。
    正直あまり期待はしていなかった。 マステロットによる音源編集作業にお付き合いする覚悟で聴いてみたのだが、予想を裏切って良い。 マステロットとムニヨンによる自慰行為から脱していない曲も残ってはいるが、本作品のためにレコーディングを行った音源が中心になっていることが功を奏したのか、しっかりとまとまっている曲も多く収められている。
    特にミックスに Machine を起用した ” Absinthe & a Cracker ” と ” The NOOOSE ” の出来が素晴らしい。 『 The Power To Beleive 』 での成功に気をよくした二番煎じと言ったらそれまでかもしれないが、クリムゾンを知らない世代にも受けるであろう現役度の高い楽曲である。 後者での日本語によるデッドエンドなスクリーミングだけは、さすがに止めてほしかったが。
    (追加:2004年4月25日)

 

2005

8 Armed Monkey : KTU

8 Armed Monkey

  • 2005年 Album
  1. Sumu
  2. Optikus
  3. Sineen
  4. Absinthe
  5. Keho
  • Trey Gunn - Warr guitar
    Samuli Kosminen - accordion samples, voice samples
    Pat Mastelotto - rhythmic devices
    Kimmo Pohjonen - accordion, voice
  • Produced : Pat Mastelotto with Kimmo Pohjonen and Phillip Page
    Mixed, engineered, edited and assembled : Pat Mastelotto at the Zone Studio & Pat's Garage, Austin Texas
    Assistant engineer : Pat Mastelotto at the Zone
  • Recorded : April, 2004 live at Eggman, Tokyo by Shigeru Sugiyama and Nosturi, Helsinki by Petteri Laukkanen
  • マステロットとガンによるTUに、アコーディオン・デュオが加えた日本でのライヴを収録した作品。
    TUでのスタジオ作品に続き、本作品も良い。
    私自身ライヴには足を運ばなかったので、どこまでが実際の演奏なのかよくわからないのだが、二人だけの演奏にアコーディオン(とそのサンプル)が絡むところ、及びスタジオでの加工とも成功しているように思える。
    二人とも、クリムゾンとしても活動している期間より充実した作品をリリースしているように思える。 現役メンバーとして、クリムゾンとは異なるもの、を意識するより、素直に自分たちがやりたいことをやっているほうが成果が高いのは、当人達にとってはあまり面白くはない話だろう。
    (追加:2007年4月30日)

 

2006

Elysium For The Brave : Azam Ali

  • 2006年 Album
  1. Endless Reverie
  2. Spring Arrives
  3. In Other Worlds
  4. Abode
  5. Forth One Ways
  6. Time Tryst
  7. From Heaven To Dust
  8. I Am A Stranger In This World
  9. In This Divide
  • Trey Gunn - Warr Guitar [ tracks 1 and 6 ]
    Pat Mastelotto - Drum Set, Toms [ track 1 ]
  • Niyaz というバンドでヴォーカルを務めるイラン人のアザム・アリのセカンド・ソロ・アルバム。
    解説によれば、バンドと比べてこのソロ・アルバムは民族色が薄いらしいが、この手の音楽に詳しくない私にしてみれば充分に中東っぽいし、ではこれがイランっぽいのかというと残念ながらそこまでの知見は持ち合わせていない。
    パット・マステロットは、” Endless Reverie ” でトレイ・ガンとリズム隊を構成している。 しかしながら本曲は特別にクリムゾン風な所はないし、他の曲と比べて特段雰囲気が変わっているところもない。
    アザム・アリの活動のベースがロサンゼルスということで、ライヴ・ハウス等で知り合ったことが参加に繋がった程度のことかもしれない。
    (追加:2018年11月10日)

 

Return To The Dark Side Of The Moon

RETURN TO THE DARK SIDE OF THE MOON A TRIBUTE TO PINK FLOYD

  1. Speak To Me / Breathe
  2. On The Run
  3. Time
  4. The Great Gig In The Sky
  5. Money
  6. Us And Them
  7. Any Colour You Like
  8. Brain Damage
  9. Eclipse
    Exclusive Bonus Original Track
  10. Where We Belong
  • Adrian Belew - Vocals ( 1 )
    Bill Bruford - Drums ( 5 )
    Tony Levin - Bass ( 5 )
    Pat Mastelotto - Drums ( 6 )
    John Wetton - Vocals ( 6 ), Bass ( 9 )

  • フロイドの 『 The Dark Sid Of The Moon 』 のトリビュート・アルバム。
    プログレ人脈の名前欲しさで雇われたものと思われるが、たいした演奏はしていない。
    (追加:2006年6月25日)

 

2008

Quiver : KTU

Quiver
  • 2009年  Album
  1. Fragile Sun
  2. Kataklasm
  3. Nano
  4. Quiver
  5. Purga
  6. Womb
  7. Wasabi Fields
  8. Jacaranda
  9. Aorta
  10. Miasmaa
  11. Snow Reader
  • Trey Gunn - Warr guitar
    Kimmo Pohjonen - accordion, voice
    Pat Mastelotto - Rhythmic devices, beats and noises

  • ガン とマステロットによる KTU の作品。
    (追加:2012年10月25日)

 

2009

Talking With Strangers : Judy Dyble

Talking with Strangers

  • 2009年 Album
  1. Neverknowing
  2. Jazzbirds
  3. C'est La Vie
  4. Talking with Strangers
  5. Dreamtime
  6. Grey October Day
  7. Harpsong
  • ジュディ・ダイブルのソロ4作品目。
    フォーク・ロック調の曲にも、しっかりと対応している。
    (追加:2009年8月25日)

 

2010

Sometime Soon : The Curator

  • 2010年 Album
  1. On The Great North Road
  2. Till The End
  3. The Winter's Edge
  4. Stuck In Traffic
  5. If Time Allows Us To
  6. On The Spanish Man
  7. A Fool's Errand
  8. The Leaves Come Down
  9. Not Us
  10. And If And When
  11. The World Has Been Turned Into Water
  12. Sometimes Soon
  • Judy Dyble : Vocals ( On The Great North Road, Stuck In Traffic )
    Pat Mastelotto : Drums ( If Time Allows Us To )
  • Alistair Murphy というキーボード&ギター奏者によるプロジェクト作品。 パット・マステロットは ” If Time Allows Us To ” に参加している。
    この Alistair Murphy は、本作にもゲスト参加しているジュディ・ダイブルの作品にも参加しており、マステロットの参加はその流れによるものと思われる。 この時期のマステロットの活動はスティック・メン、そしてセッションであった。 セッションといってもメジャーなアーティストの作品への参加ではなく、本作のように人脈系の作品への参加が中心であった。 軸足をぶらさなかった背景にキング・クリムゾンへの拘りがあったと思いたい。
    (追加:2018年11月25日)

 

 

2011

Recidivate : Pat Mastelotto

Recidivate
  • 2011 年 Double Album
  1. Salvaging Remix Mash    Steven Wilson / nsrgnts
  2. Faster Than An ...    Naked Truth / Shizaru
  3. Jacaranda    Ktu / Quiver
  4. Black Well Monotony    Tuner / Pole
  5. Queen    MPTU
  6. Dig    Tuner / Pole
  7. Hands Part 1    Stick Men
  8. Alpha & Omega    Tovah / The Escapologist
  9. Kataklasm    Ktu / Quiver
  10. Green Manalishi & Fread    MPTU
  11. XTCU2    Tu
  12. Makes No Sense At All    Peter Kingsbery
  13. Melrose Ave.    CG3+2
  14. 7teen    Mastica / '99
  15. Optikus    Ktu / 8 Armed Monkey
  16. Leviathan    Michael Bernier / Leviathan
  17. Face(Teaser)    Tuner / Face
  18. Escapologist    Toyah / The Escapologist
  19. Pole    Tuner / Pole
  20. Soup    Stick Men / Soup
  21. Abandoner remix 1    Steven Wilson / nsrgnts
  1. Adamantine    Bill Forth / Adamantine
  2. Fandango Zone    Tu
  3. Annunciation Of An Angel    Tunisla
  4. Nano     Ktu / Quiver
  5. Abandoner Mix 2    Steven Wilson / nsrgnts
  6. Pomegranate    Stick Men / Absolom
  7. Flinch    Turner / Tetem
  8. Parallax Distortion With Bomo Wood    BPBoMo
  9. The Irresistible Blowtorch    BPM&M
  10. Dervish    Recter - Boddy / Dervish
  11. Angst    Recter - Boddy / Dervish
  12. Kill The Road    Samuel Hallkvist / Loud Music
  13. Brutal Ecstasy (With This Fuzzbox)    BPM&M / XtraKcts
  14. Side Window    Project X
  15. Sitting On The Bank    Tu Live in Russia
  16. Hush    Mastica / '99
  17. He Stood In The Rain    Quodia
  18. Ex Uno, Plures    BPMCrim
  19. Cracker Barrel    BPM&M / XtraKcts & ArtifaKcts
  20. The Use Of Black    Tunisia
  21. Sabre Dance    Rad Dance / Undon
  • パット・マステロットの編集盤。
    自身のバンド、プロジェクトからの楽曲や、客演した楽曲等、満遍なくというか多岐にわたってというか、たっぷり2CD分収録されている。
    正直な所、マステロットの作品を 積極的に聴く機会は少ないし、演奏はともかくビル・ムニヨンとの編集作業については懐疑的にとらえることの方が多い。 それ故、客演作品が散りばめられている本作は、それなりに聴きやすい作品となっている。
    時々思うのだが、もし Mr.Mister が空中分解すること無くもう10年程度続いていたら、マステロットはどんな活動をしていたのだろうか。 クリムゾンに加入する機会は当然無かっただろうし、エレクトロニクス過多の演奏などせず、手堅いスタジオ・ミュージシャンになっていたような気がする。 どちらが幸せだったのか、などと考えることは、正に余計なお世話だと思うが。
    (追加:2013年2月25日)

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