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Toyah Discography / the 1980s

1985

Don't Fall In Love ( I Said ) : Toyah    New!

  1. Don't Fall In Love ( I Said )
  1. Sonow Covers The Kiss
  2. Kiss The Devil

バンドとしてのトーヤ解散後、ソロ・アーティストのトーヤの作品として最初にリリースされた作品。
本 12inch には、続いてリリースされるアルバム 『 Minx 』 にも収録される " Don't Fall In Love ( I Said ) ” のエクステンデッド・ミックスと、アルバム未収録の2曲が収録されている。
バンドとしてのトーヤの後期のシングル楽曲よりも明るく判りやすく、1980年代半ばという時期を踏まえるともっと売れても良かったのではないかと思う。
(追加:2025年9月25日)

 

Soul Passing Through Soul : Toyah    New!

  1. Soul Passing Through Soul ( Extended Mix )
  1. Soul Passing Through Soul
  2. All In A Rage

” Don't Fall In Love ( I Said ) ” と同じく 『 Minx 』 に先行してリリースされたシングル。
本 12inch には、” Soul Passing Through Soul ” のエクステンデッド・ミックスとアルバム収録テイク、そして ” All In A Rage ” のアルバム収録テイクが収められている。
なお、ジャケットの衣装は三宅一生とのクレジットがされている。
(追加:2025年9月25日)

 

Soul Passing Through Soul : Toyah    New!

  1. Soul Passing Through Soul
  1. All In A Rage

” Soul Passing Through Soul ” の 7inch。 ともに 『 Minx 』 収録テイクと同じ内容である。
メインのリフがデヴィッド・ボウイの ” "HEROES" ” のギター・リフにちょっとだけ似ている ” Soul Passing Through Soul ” も、「人が多すぎる」と只管繰り返す ” All In A Rage ” も共に良い楽曲だと思う。
(追加:2025年9月25日)

 

Minx : Toyah

  1. Soldier Of Fortune, Terrorist Of Love
  2. Don't Fall In Love ( I Said )
  3. Soul Passing Through Soul
  4. Sympathy
  5. I'll Serve You Well
  1. All In A Rage
  2. Space Between The Sounds
  3. School's Out
  4. World In Action
  5. America For Beginners

バンドとしての Toyah 解体後、Toyah としてのファースト・ソロ・アルバム。 インディーの Safari から移籍した CBS傘下の Portrait の意向もあり、徹底的に売れ線を狙った作品。
なのに、チャート上では前作 『 Love Is The Law 』 同程度しか売れなかった。 キャッチーなメロディに、下品過ぎないシンセ、時折挟み込まれるギター・ソロ、ともっと売れても良かったと思う。 トーヤのイギリスでのポジショニングがわからないのが残念だが、ファン入替えの過渡期だったのかもしれない。
ところで、本作に収められた ” I'll Serve You Well ” なのだが、サビの部分が日本語で「私に任せて」と唄っている。 ちゃんと「私に任せて」と唄っているのだが、歌詞カードには「 WATASHINI MAKASAPE 」と記載されている。
「私にマカサペ」 なんて言われてたら、ちょっと悲しい。 チェックできるスタッフはいなかったのか。
(追加:2012年8月10日)

 

Minx    Deluxe 2CD Edition : Toyah    New!

CD1 | Minx

  1. Soldier Of Fortune, Terrorist Of Love
  2. Don't Fall In Love ( I Said )
  3. Soul Passing Through Soul
  4. Sympathy
  5. I'll Serve You Well
  6. Over Twenty-One
  7. All In A Rage
  8. Space Between The Sounds
  9. School's Out
  10. World In Action
  11. America For Beginners
  12. Vigilante
    Bonus Tracks
  13. Snow Covers The Kiss
  14. Kiss The Devil
  15. Don't Fall In Love ( I Said ) ( Extended Mix )
  16. Soul Passing Through Soul ( Extended Mix )
  17. World In Action ( Action Mix )
CD 2 | Rarities
  1. The Fight ( One-Take Demo )
  2. Perfect Day ( Home Demo )
  3. School's Out ( Home Demo )
  4. All In A Rage ( Instrumental Demo )
  5. Snow Covers Kiss ( Instrumental Demo )
  6. World In Action ( 7" Remix )
  7. America For Beginners ( Backing Track )
  8. Soldier Of Fortune, Terrorist Of Love ( Backing Track )
  9. I'll Serve You Well ( Backing Track )
  10. Over Twenty-One ( Backing Track )
  11. World In Action ( Backing Track )
  12. Kiss The Devil ( Backing Track )
  13. Don't Fall In Love ( I Said ) ( Backing Track )
  14. Snow Covers The Kiss ( Backing Track )
  15. World In Action ( Extended Mix )
  16. America For Beginners ( Nocturne Blue Redux )

リリースは2024年

トーヤのソロとしての初作品 『 Minx 』 のデラックス・エディション。 バンドとしてのトーヤの最後の作品 『 Love Is The Law 』 のデラックス・エディションより先にリリースされている。
こうして聴き直してみると何故売れなかったのかがやはり判らない。 バンド時代後半にセールスが落ちたことへのテコ入れとしてプロダクションにお金をかけたことが判るし、お金をかけた分だけ充実した内容になっているにもかかわらずである。
ただこのデラックス・エディションについては残念なところが2点ある。
先ず Rarities と称した CD2 が、インストのデモやバッキング・トラックでかさ増しされていることである。 こうしたトラックを外し、CD1 に収録されているボーナス・トラックを CD2 に集めた方が潔かったと思う。
そしてもう一つが歌詞が無いことである。 オリジナルの 『 Minx 』 では、” I'll Serve You Well ” のサビを「私に任せて」と日本語で唄っていながら、その歌詞カードには「 WATASHINI MAKASAPE 」とクレジットされていた。 今回その辺りが修正されるかを注目していたのだが、歌詞カード自体が封入されていないため有耶無耶になってしまっている。 日本語に堪能なスタッフがいなかったのなら、「私にマカサペ」ほしかった。
(追加:2025年9月25日)

 

World In Action : Toyah    New!

  1. World In Action ( Action Mix )
  1. World In Action
  2. Soldier Of Fortune, Terrorist Of Love

『 Minx 』 リリース後に発表されたシングル。
超個人的経験に基づく主観に過ぎないのだが、1984年頃位までにリリースされた12inch には画期的なミックスが収録されていることが多かったが、1985年以降にリリースされた 12inch の多くは徒に尺を長くしているだけだったりリズムを無駄に強調しただけのミックスが収録されることが多くなった。
本作品に収録されている ” World In Action ( Action Mix ) ” は正にこの悪しきパターンにはまっており、このミックスを聴いたあとにオリジナルを聴くとホッとしてしまう。
(追加:2025年9月25日)

 

Perform Songs From Lorca And The Outlaws

  1. You Call This Victory : Jim Diamond & Tony Banks
  2. Redwings : Tony Banks
  1. Lion Of Symmetry : Toyah & Tony Banks

映画 『 Songs From Lorca And The Outlaws 』 のサウンドトラック。
実際にはもっと多くの曲が映画では採用されていると思うのだが、トニー・バンクスを中心にした3曲がEPフォーマットでリリースされている。
その内の1曲 ” Lion Of Symmetry ” に、トーヤは参加、共作もしている。 7分長のミドル・テンポの大曲で、インスト・パートはさほど多くなく、ほぼトーヤが歌いまくっている。
重苦しくさも感じてしまう曲調ではあるが、トーヤのオリジナルの作品にはないパターンで、可能性を広げたと受け止めることもできる。 クレジットを見ると、トーヤの所属はEGになっており、レーベル側も色々と売り出し方を模索していたのだと思う。
(追加:2025年7月10日)

 

1986

Soundtracks : Tony Banks

  1. Short Cut To Somewhere
  2. Smilin' Jack Casey
  3. Quicksilver Suite
  4. You Call This Victory
  1. Lion Of Symmetry  
  2. Redwing Suite

Vocals - Toyah

ジェネシスのトニー・バンクスのソロ・アルバム。
『 Lorca And The Outlaws 』 と 『 Quicksilver 』 という2つの映画のサウンドトラック1枚にまとめており、前者にはトーヤが参加している ” Lion Of Symmetry ” が初出時そのままで収録されている。
ちなみにEPではショート・ヴァージョンであった ” Redwings ” は、長編の ” Redwing Suite ” として収録されている。
(追加:2013年9月25日)
(変更:2025年7月10日)

 

The Lady Or The Tiger? : Toyah And Fripp featuring The League Of Crafty Guitarists

  1. Lady Or The Tiger?
        Voice : Toyah Willcox
        Music : Robert Fripp
  2. The Discourager Of Hesitancy
        Voice : Toyah Willcox
        Music : The Encourager Of Precipitation by Robert Fripp and the League Of Crafty Guitarists

本作品での共演がきっかけで、フリップとトーヤは結婚したといわれている。
トーヤはフランク・R・ストックトン作による物語を、朗読している。
(追加:2010年4月10日)

 

1987

Desire : Toyah

  1. Echo Beach
  2. Moonlight Dancing
  3. Revive The World
  4. The View
  5. Moon Migration
  1. Love's Unkind
  2. Dear Diary
  3. Deadly As A Woman
  4. Goodbye Baby
  5. When A Woman Cries
  6. Desire

ノン・クレジットながらフリップが参加している作品。
(追加:2012年11月10日)

 

1988

Prostitute : Toyah

  1. Hello
  2. Prostitute
  3. Wife
  4. The Show
  5. Dream House
  6. Homecraft
  7. Obsession
  8. Let The Power Bleed
  9. Restless
  10. Falling To Earth
  11. Jazz Singers In The Trees
  12. Vale Of Evesham
  13. Ghosts In The Universe

Toyah : vocals, keyboards, guitar, akai. Steve Sidelnyc : drums, percussion, keyboards, akai.

EG からリリースされたソロ。 プロデュースは本人とトニー・アーノルド。
ドラム音が強調された打ち込み中心の音は、聴き続けるのがちょっと辛い。
ノン・クレジットながら、フリップが参加している。
(追加:2010年4月10日)