King Crimson Data Base
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DGM Live - King Crimson Lineup 4, 1982

1982/ 3/10    Dora Cohen Hall Oxford Poly, Oxford, England

  1. Frippertronics
  2. Discipline
  3. Thela Hun Ginjeet
  4. Red
  5. Matte Kudasai
  6. The Sheltering Sky
  7. Frame By Frame
  8. Neurotica
  9. Neal And Jack And Me
  10. Improv Intro
  11. The Howler
  1. Improv Intro
  2. Elephant Talk
  3. Indiscipline
  4. Untitled Instrumental
  5. Larks Tongues In Aspic Part II

クリムゾンは、1982年になって2月から北米、3月に入って英国でツアーを行っている。 本音源はその英国初日を収録したもの。
『 Beat 』 前ということもあり、前年12月の日本公演と演奏曲に大きな違いはなく、唯一 ” Untitled Instrumental  ” とクレジットされた未完の曲が収録されているのが特徴。 ただこの曲はメンバー一人ひとりの手クセ足クセをそのまま繋ぎあわせたような構成であまり面白くない。
めくるめくインプロの応酬が無いことでこの時期のクリムゾンを貶す意見には賛同できないが、ライヴ音源に接した時の新鮮度は確かに低い。
(追加:2013年11月10日)

 

1982/ 7/30    Live in Philadelphia, PA

本作品は、King Crimson Collectors' Club の26作品目として販売されたものと同じもの。
(追加:2013年11月10日)

 

1982/ 8/ 2    Live at the Pier, New York

本作品は、King Crimson Collectors' Club の37作品目として販売されたものと同じもの。
(追加:2013年11月10日)

 

1982/ 8/ 4    Place De Nations, Montreal, Quebec, Canada

  1. Soundcheck
  2. Waiting Man
  3. Thela Hun Ginjeet
  4. Red
  5. The Howler
  6. Frame By Frame
  1. The Sheltering Sky
  2. Neal And Jack And Me
  3. Discipline
  4. Neurotica
  5. Elephant Talk
  6. Indiscipline
  7. Heartbeat
  8. Satori In Tangier
  9. Larks Tongues In Aspic Part II

演奏曲目構成に変化が乏しいこの時期のクリムゾンだが、サウンドチェック音源が収録されていることでチャーミングな作品となっている。
30分弱にも及ぶサウンドチェック音源は、一人ひとりがバラバラに演奏する正にサウンドチェックから、最終的にはバンド全体で演奏するラフなリハーサルにまで展開している。 本編よりサウンドチェック音源を喜んでいるのは本末転倒だが、この時期の曲の骨格がどうなっているかが判りやすく提示されるだけに、貴重なものだと思う。
(追加:2013年11月25日)

 

1982/ 9/24    Place Des Sports, Dijon, France

  1. Waiting Man
  2. Thela Hun Ginjeet
  3. Red
  4. The Howler
  5. Matte Kudasai
  6. The Sheltering Sky
  7. Neal And Jack And Me
  8. Frame By Frame
  9. Neurotica
  10. Elephant Talk 
  11. Indiscipline
  12. Heartbeat

8トラックリールの状態が悪く、復元にあたって困難が伴った作品とのこと。
最善の努力にもかかわらず、” Waiting Man ”、”The Sheltering Sky ”、”Neal And Jack And Me ”、” Heartbeat ” は演奏の一部がかけてしまっている。 意図的なのだろうが、フェイドインすることなくぶつ切り状態でいきなり曲が始まるため、瞬間的には何が起こったのかわからず、スリリングな体験をすることができる。
ただそうした変化球は別として、ブルーフォードのドラム連打から始まる ” Thela Hun Ginjeet ” といった思いがけない収穫もあり、保存状態の良い音源をベースにした完全版での再発を期待したい。
(追加:2014年3月25日)