1983
Ghost Dance : Michael Giles Jamie Muir David Cunningham
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リリースは1995年
Michael Giles : kit drums, assorted percussion, mouth horns, mouth
reeds, bow, voice, keyboard
Jamie Muir : assorted percussion, hand drums, bow, thumb
piano, mouthpiece, conch
David Cunningham : loops, treatments, guitar, occasional percussion
all compositions giles/muir/cunningham compiled for CD by michael giles and david cunningham july 1995
ジャイルズとミューアという、クリムゾン・アイテムが2つ揃った作品。 映画のサントラとして企画され、リリースされたのは1995年である。
ジャイルズとミューアのパーカッションの乱れ打ち、などと意気込むと肩すかしを食うが、それでも2人のパーカッションはそれなりに堪能することができる。
アルバム全体のイメージはゴシック調で統一されており、この辺りはデヴィット・カニンガムに負うところが大きいと思う。 実際の映像を見てないのでピントはずれな解釈かもしれないが、ありがちな「西洋文明が中南米やアジア・アフリカ文明に出会うときにバックで流れる音」といったところ。
(追加:2001年12月10日)
1984
Broadcasting From Home : Penguin Cafe Orchestra
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Drums
日本での一時的ブームだけが印象に残ってしまっているのがもったいない、ペンギン・カフェ・オーケストラの作品。
1982年から84年までにレコーディングされた作品が収録されているものの、作品の落ち着いたトーンは一貫している。 ジャイルズ参加の
” Isle Of View ( Music For Helicopter Pilots )
” の録音時期は不明。
ジャイルズの演奏はとにかく地味。 作品のトーンに合わせたといったらそれまでなのかもしれないが、参加した意図が全く不明。
ジャイルズ、この時期なにをして食っていたんだろう....
(追加:2001年12月10日)
1987頃
Love Under Fire : Ride The Tiger
Love Under Fire |
drums
グレッグ・レイクとジェフ・ダウンズによるユニットによる作品。 グレッグ・レイク名義の編集盤、『
The Greg Lake Retrospective From The Beginning 』
に収録されている。 言ってしまえば日の目を見なかった没テイク。
80年代前半にリリースされたレイクのソロ・アルバムに収録されていたとしても捨て曲と判断されていただろう駄曲に、ダウンズの下品極まりないデジタル・シンセが絡む曲。 ジャイルズのドラムについては、サンプリングされただけだと信じたい。
(追加:2001年12月10日)
1988
La Mezcla : Mark Wood
Produced by Michael Giles
1980年代にマイケル・ジャイルズは一体何をしていたのだろうか。
グレッグ・レイクのソロへの参加が最もメジャーな活動だと思うのだが、その後のツアーには参加しておらずスタジオでの一時的なセッションに過ぎない。
そんな時期のジャイルズが演奏のみならずプロデュースまで行っている本作品は、後期ニュークリアスに参加していたマーク・ウッドという人のソロ・アルバム。 ジャイルズとニュークリアスという名前から期待される楽曲とは全く異なり、軽めのフュージョンとニュー・エイジ・ミュージックの中間ぐらい作品。 耳触りは決して悪くないのだが、突出した部分が無いため、つい聞き流してしまう。
この時期もう少し多くの作品に参加していれば、本作品での位置付けも明らかになっただろうが、単発の活動であるため何とも言い難い。
(追加:2010年5月25日)