12th & Porter, Nashville, TN
『 The ConstruKction of Light 』 のプロモーションを2000年11月に
終えたクリムゾンが、『 Level Five 』、『 Happy With What You Have To Be Happy With
』、そして 『 The Power To Believe 』 と続く活動を開始した2001年6月のナッシュビルでのライヴ。
演奏の中断、やり直しが散見しており、公開リハーサルにスレスレではあるが、アイディアを煮詰めていく過程が生々しく捉えられており、貴重な音源とも言える。
4 日間とも演奏された曲は9曲のみ。 しかも毎日演奏順序が異なっている。
半年以上 ライヴを行なっていなかったためか、”
FraKctured ” や ” Larks Tongues In Aspic Pt IV ” という難曲はの演奏ミスが目立つ。
初日に中断した ” Larks Tongues In Aspic Pt IV ”
を2日目には1曲めに持って行き何とかこなした一方で、同じ2日目において ” FraKctured ” のギター・ソロをやり直している。 そしてその ”
FraKctured ” は3日目にもミスった結果か、最終日においては、後半の高速パートから始めるショート・ヴァージョンとなっている。
” Response To Stimuli ” は後の ” Facts Of Life ” 、” Heavy ConstruKction ” には中間部に ” Happy With What You Have To Be Happy With ” が挿入されている。
Date | 6/14 | 6/15 | 6/16 | 6/17 |
Dangerous Curve | 1 | 1 | 14 | |
The ConstruKction Of Light | 2 | 11 | 11 | 2 |
Adrian Announcement | 3 | |||
Into The Frying Pan | 4 | 2 | 2 | 4 |
Krimson Blue | 5 | 14 | 12 | 3 |
FraKctured | 6 | 5 | 5 | 5 |
The Worlds My Oyster Soup Kitchen Floor Wax Museum | 7 | 13 | 9 | |
Response To Stimuli | 8 | 10 | 4 | 10 |
Improv | 9 | |||
ProzaKc Blues | 10 | 4 | ||
Level Five | 11 | 12 | 10 | 1 |
Heavy ConstruKction | 12 | 3 | 3 | 12 |
Larks Tongues In Aspic Pt IV | 13 | 1 | 13 | 15 |
Frame By Frame | 14 | 6 | ||
Elephant Talk | 15 | |||
Deception Of The Thrash | 16 | 14 | ||
Adrian Announcement | 17 | |||
Dinosaur | 18 | 6 | 6 | 9 |
Heroes | 19 | 15 | ||
One Time | 7 | |||
VROOOM | 8 | 7 | ||
Coda Marine 475 | 9 | 8 | ||
Red | 15 | |||
Thela Hun Ginjeet | 7 | 13 | ||
Virtuous Circle | 8 | 11 |
(追加:2012年9月25日)
2001/ 8/15 State Uni. Open Air Theater, San Diego, CA
2001年8月、クリムゾンはTOOLの前座として10公演を行う。 本作品は、その最終日を収録したもの。
前座ということもあり演奏時間は約1時間、にもかかわらず何故 ”
Deception Of The Thrush ”
なのかと思うところもあるが、コンパクトにまとまっている分、内容は充実している。 DGM
Live に 「 Essential
」と記載されているのにも、充分うなずくことができる。。
クリムゾンのファンの立場にしてみれば、「TOOLはクリムゾンの影響を受けたバンド」かもしれないが、数も勢いも上回るTOOLのファンにとっては、「ほとんど知らない前座バンド」にすぎないわけで、そんな環境下で演奏することを選択したフリップ達の心境を思うと、大変味わい深い作品でもある。
” Red ” にはTOOLのドラマー、ダニー・ケアリーが参加している。
(追加:2009年11月25日)
2001/11/ 9 328 Performance Hall, Nashville, Tennessee
1ヶ月以上25回に渡って行われた北米ツアーの初日。
新曲を模索した6月のナッシュビルでの4回のライヴ、TOOLの前座として8月の10回のライヴと異なり、フル・セットでのツアーの初日ということもあってか、演奏は充実している。
ただ。難曲 ” FraKctured ”
は中間部から演奏を開始する短縮バージョンなのだが高速パートで思いっきり躓いてしまい、結局この後24回のライヴでは一度も演奏されることはなかった。
この日の演奏は、翌日の演奏とともに1枚に纏められ、The King Crimson Collectors' Club の19作品目 『
Live in Nashville, TN November 9 &
10, 2001 』 としてリリースされている。
(追加:2019年10月10日)
2001/11/10 328 Performance Hall, Nashville, Tennessee
前日と同じ会場で行われた2日目の演奏。
一部の曲を前日と一部入れ替え、2日間で本ツアーのレパートリーをほぼカヴァーしており、またブリューの地元ナッシュヴィルでのライヴということを踏まえると、ウォーム・アップを兼ねていた可能性もある。
しかしながら前日と同じく演奏は充実している。
この日の演奏からは、” Dangerous Curves ”、” Level 5 (
Level Five ) ”、” The Power To Believe II ( Virtuous Circle ) ”、”
Elephant Talk ”、” Larks Tongues In Aspic Pt IV ” が 『
Live in Nashville, TN November 9 &
10, 2001 』 に収録されている。
(追加:2019年10月10日)
2001/11/14 The Warfield Theater, San Francisco, California
この日から各地を転戦していくことになる。
” Larks Tongues In Aspic Pt IV ”
の最初からギターとドラムが微妙にズレ始め、2:15辺りで限界に達して一旦ドラムだけになるところが面白い。
もちろんアンサンブルの崩壊に他ならないのだが、単なるミスには思えない味わいがあったりする。
また、” Level 5 ” という表記が ”
Level Five ” に、” The Power To Believe II ” が ” Virtuous Circle ”
にこの日から変更されるのだが、当然ながら深い意味はない。
(追加:2019年10月10日)
2001/11/15 Universal Ampitheater, Los Angeles, California
会場を変えた上での、ロサンゼルスで2日目の演奏。
” The ConstruKction Of Light ” や ” ELEKTRIK
” といったギター2本の絡みが軸となる曲で、機材のトラブルが原因か判らないがミスが散見されるが、総じて良い内容の演奏である。
個人的には、” Dangersous Curves ” が終わった一瞬の静寂の後に ” Larks Tongues In Aspic Pt IV
” が始まる瞬間が、スリリングで最高に格好良いと思う。
(追加:2019年10月10日)
2001/11/16 Web Theater, Phoenix, Arizona
この日のライヴで最も注目すべきは、やはり ” Larks I - Level Five ” である。
いきなり ” Larks'
Tongues In Aspic Part I ” のリフ部分から始まり、” Level Five ”
に繋がって終了、という僅か1分半の曲なのだが、その強引なまでの迫力には圧倒される。
ただひたすらリフだけで押しまくるアイディア一発の曲だっただけに、この後発展することなく終わっている。
それでも、本曲を会場で始めて耳にした時の衝撃は、相当なものだったはずである。
(追加:2019年10月10日)
2001/11/17 House of Blues, Las Vegas, Nevada
4日連続の最終日の演奏。
収録曲数が少ないのは疲れによるものかと思ったが、実際には ” Dangerous Curves ” と
” Larks I - Level Five ” が冒頭演奏されたらしい。
演奏は可もなく不可もなく、といったところで面白みはあまり無い。
ラストの ” Red ” の出だしを失敗してしまい、新曲か、と一瞬思わせる所が唯一の見せ場だったりする。
(追加:2019年10月10日)
2001/11/19 Paramount Theater, Denver, Colorado
前回は冒頭の2曲が収録されていなかったが、更にこの日の演奏は3曲、” Dangerous Curves ”、” Larks I -
Level Five ” そして” The ConstruKction Of Light ” が収録されていない。
” Into The
Frying Pan ”
演奏後、フリップが最前列で女性が踊っていたことに対して、「文句は無いけど、自分の前の席の人が踊ってたら座るようにお願いするよ、でもクリムゾンでも踊れることがわかったよ」と、持って回ったアナウンスをしている。
多分、集中力を欠くには充分なほど邪魔だったらしく、その後の演奏でも全体にミスが多い内容となっている。
冒頭3曲が収録されていないのも、もしかしたら録音ミスではなく、意図的なものかもしれない。
(追加:2019年10月10日)
2001/11/21 Grand Ballroom @ River Center, Minneapolis, Minnesota
前2回のライヴで集中力を欠く演奏をしてしまったことからか、それなり以上の思いをこめて行われたと思われる演奏。
” Larks I
Level Five ” の演奏も勢いがあるし、ギターの絡みが多少ふらつくものの ” Larks Tongues In Aspic Pt IV
” も充実した内容となっている。
ただこの日辺りから曲目、演奏順序もパターン化されてきており、かつ2000年のライヴで試みていた
ProjeKct からのモチーフを使ったインプロも演奏されなかったことで、手堅いけどマンネリ化の傾向も出始めている。
新曲が 『 The
Power To Believe 』
レコーディングに向けて進化させている一方で、ライヴ全体が定型の枠から逸脱しておらず、この辺りのバランスの取り方が難しいことが判る。
(追加:2019年10月10日)
2001/11/23 Barrymore Theater, Madison, Wisconsin
4日連続のライヴの初日の演奏。
普通に素晴らしい演奏である。
可もなく不可もなく、かと言って手堅くこじんまりと纏めているわけでもない。 それ故に本来文句の付け所などないはずなのだが...面白くない。
強いて良いところあげるならば、” ELEKTRIK ” 演奏後の1分程度のインプロである。
完成度はそれほど高くはないのだが、変化が乏しいライヴの中で、新しい何かに繋がるのではないかとの、僅かにだが希望が持てる。
(追加:2019年10月10日)
2001/11/24 Chicago Theater, Chicago, Illinois
エイドリアン・ブリューの喉の調子が絶不調だった日のライヴ。
” The ConstruKction Of Light ”
のラストで怪しくなってきたブリューは、” Thela Hun Ginjeet ”
では殆ど声が出なくなり、インスト・ヴァージョンのようになってくる。
ただ、体のコンディションの悪さがライヴ全体に緊張感を漂わせおり、ハラハラしながらも聴いていて楽しかったりする。
また、この日から強引なリフで攻める ” Larks I -Level Five ” が演奏されなくなっているのが残念である。
(追加:2019年10月10日)
2001/11/25 The Pageant, St Louis, Missouri
ブリューの喉の調子が未だ復活しなかいまま行われたライヴ。
ヴォーカル曲は、” Into The Frying Pan ”、”
The ConstruKction Of Light ”、そして ” Elephant Talk ”
の僅か3曲で、ブリューに負担をかけないようにしていることがわかる。 ただ調子が悪かったのは喉だけだったようで、演奏には特に影響は出ておらず、”
Elephant Talk ” ではエキセントリックな音色を重ねたギター・ソロを見事に披露している。
(追加:2019年10月10日)
2001/11/26 The Murat Egyptian Room, Indianapolis, Indiana
4日連続のライヴの最終日。
1曲目に演奏されたであろう ” Dangerous Curves ” は収録されておらず、” Into
The Frying Pan ” もラストのみ収録されている。
演奏曲目、順番も前日と全く同じで、ヴォーカル曲が少ないことからもブリューの喉の調子は引き続きわるかったものと思われる。
” VROOOM
” でギターの音が出なかったり、総じて緊張感の無い演奏で、4日連続演奏に無理があったことが判る。
(追加:2010年10月10日)
2001/11/28 The Madrid Theater, Kansas City, Missouri
1日間をあけて後の、5日連続ライヴの初日の演奏。
4日連続ライヴを終え、1日挟んだにもかかわらず、演奏曲目、順番は前2回と同じものとなっている。
直前の4日連続の演奏で緊張感が保てなかったことを踏まえて冒険を犯さなかったのかもしれないが、総じて緩い演奏となってしまっている。
(追加:2019年10月10日)
2001/11/29 Promowest Pavillion, Columbus, Ohio
5連続ライヴの2日目の演奏。
この日は久々に ” Thela Hun Ginjeet ” が演奏されている。
ブリューの喉の調子が最悪だった11月24日以来の演奏となるのだが、無難にこなしている。 あと、” Elephant Talk ” をラストの ”
Red ” の前に持ってきているのが珍しい。 アンコールを含めてラストにインストが続くことが多い中、” Elephant Talk ”
のこのタイミングでの演奏は、ライヴの流れ、盛り上がりを充分考慮したものと思える。
ただこれをこの後のライヴでは適用しなかったことが、つくづく不思議である。
(追加:2019年10月10日)
2001/11/30 Lakewood Civic Auditorium, Lakewood, Ohio
会場こそ変わったものの、オハイオでの2日目の演奏。
中盤に、” The ConstruKction Of Light ”、” Thela Hun Ginjeet
”、” Elephant Talk ” とヴォーカル曲を3連続させるという珍しい選曲をしている。
収録曲が10曲と少なく、” Level
Five ” の次の ” Red ” の他、1,2曲が収録されていない可能性がある。 Elephant Talk の News Letter
を調べたところ、2001年12月6日号(No.906)に Gig Review が掲載されていたが、DGM Live
のライナーに転用されているものと同じ内容で、当日の演奏曲目を明確化することはできなかった。
(追加:2019年10月10日)
2001/12/ 1 Royal Oak Music Theater, Royal Oak, Michigan
5連続ライヴの4回目という、緊張感の維持が難しい状況下での演奏。 そんな状況下でありながら、” Coda Marine 475 ”
で底上げしているとはいえ、13曲演奏も演奏している。
モニターに問題があったのか ” VROOOM ”
でのギターの絡みは大きくズレ、それはそれで味わい深かったりする。 ” Coda Marine 475 ” の音が鳴り止まない段階で ”
Elephant Talk ” が始めたのは、とっとと次に移りたいとの焦りによるものかもしれない。 ただ ” Larks Tongues In
Aspic Pt IV ” 以降の演奏はタイトで、見事に持ち直している。
(追加:2019年10月10日)
2001/12/ 2 Palace Theater, Greensburg, Pennsylvania
5連続ライヴの最終日。
前日から ” Thela Hun Ginjeet ” を外しただけで演奏順序も全く同じである。
強いてあげれば、” Virtuous Circle ” のクレジットが、” The Power To Believe II ”
に戻った事くらいである。
省力化して無難にライヴをこなしている、といった内容で、惹かれるものではない。
(追加:2019年10月10日)
2001/12/ 4 C.f.A. Uni. Of Buffalo, Buffalo, New York
この日の特徴は、約10日ぶりに ” Dinosaur ”
を演奏していることである。 ブリューの喉の調子が絶不調だった11月24日以来の演奏であるが、無難にこなしている。
本ツアーは最初のナッシュヴィルを除けば、同一会場で連日演奏されることなく、全て別会場で演奏を行っている。
その結果、同一会場での連日演奏であれば必要となるライヴ進行の変化がなくなり、マンネリな展開となってしまっている。 後に 『 The Power
To Believe 』
に収録される新曲を昇華させることに繋がってはいるが、演奏トラブル以外にスリリングな場面が生じることがないのが、残念である。
(追加:2019年10月10日)
2001/12/ 5 Massey Hall, Toronto, Ontario, Canada
アメリカからカナダに移動してのライヴ。
カナダでは翌日含め2回の演奏を行うのだが、その2日間のための特別なプログラムが用意されることはなく、あくまでもツアーの中の1公演といった感じである。
2日連続して観たカナダ在住の人にしても、2日目は「キング・クリムゾンを観ることができた!」以外の感慨は残りにくかったと思う。
(追加:2019年10月10日)
2001/12/ 6 Place de Arts, Montreal, Quebec, Canada
カナダでの2日目の演奏。
ヴォーカル曲である ” Thela Hun Ginjeet ”
をラスト近くに持ってきているのは珍しいが、同曲と ” The ConstruKction Of Light ”
を終盤に持ってきただけで、演奏曲目は前日と同じである。
(追加:2019年10月10日)
2001/12/ 8 Orpheum Theater, Boston, Massachusetts
アメリカに戻ってのライヴ。
” VROOOM ” と ” Thela Hun Ginjeet ”
を同日に演奏しているのは、今回のツアーでは12月1日と12日の2回しかなく、この日も ” VROOOM ” のみが演奏されている。
散々パターン化された構成ではあるが、この日の特徴としては、” Level Five ” のイントロかもしれない。
ためにためた後にイントロのフレーズが出てくるところに、カタルシスを感じることができる。
(追加:2019年10月10日)
2001/12/ 9 Palace Theater, New Haven, Connecticut
この日、” Introductory Soundscape ” で底上げされているが、11曲の演奏しか行なわれていない。
ただ内容は悪くなく、前半暴走気味のブリューに煽られて激しい目の演奏をした後、タイトに後半のインスト曲を演奏するという構成が成功している。
そのブリューの暴走は、” Thela Hun Ginjeet ” のソロパートでの激しいアーミング後に弦を切ったところで、ピークを迎える。 ”
Take It Boys ! ”
との絶唱の後ブリュー抜きの3人での演奏がしばらく続くのだが、ロック・コンサートのような(?)展開と盛り上がりをみせる。
(追加:2019年10月10日)
2001/12/11 Tower Theater, Philadelphia, Pennsylvania
ラスト4連続の初日の演奏。
とても判りやすい。
1ヶ月超のツアーで肉体的にも、精神的にも疲労が蓄積していたものと思われるが、あと4日という具体的な目標が目の前に提示されたためか、演奏に覇気が溢れている。
演奏曲目の特徴としては、11月19日以来の ” One Time ” である。 難曲ではないので久しぶりとはいえ無難にこなしている。
(追加:2019年10月10日)
2001/12/12 Lisner Auditorium, Washington D.C.
ラスト4連続の2日目の演奏。
4日振りのの ” VROOOM ”
は、やはり中間部で思いっきり乱れてしまうのだが、そのリカバリーが最大の見所となっている。
更に ” Virtuous Circle ”
のラストをインプロ・パートとして4分強演奏しているのが珍しい。 今回のツアーにおいて、特定の曲の演奏後に1分程度引き延ばすことはあっても、”
Improv ” とクレジットできる程の長さになっているのは、この日だけである。
(追加:2019年10月10日)
2001/12/13 Beacon Theater, New York, New York
ツアー最後のニューヨーク、ビーコン・シアター2連続の初日の演奏。
今回のツアーの集大成としてこの2日間でツアーで演奏した全曲を披露する、などということはなく、今回多く演奏された ” VROOOM ”
もリストから外されている。
全体として可もなく不可もなし、といった演奏で、2日連続で会場に足を運んだ人にはウォームアップとして機能していたかもしれないが、初日のこの演奏だけ聴いた人はちょっともったいなかったと思う。
(追加:2019年10月10日)
2001/12/14 Beacon Theater, New York, United States
北米ツアー最終日の演奏。
クレジット上の曲数は多いが、ブリューのトークで3曲分かさ上げされている。
ツアー最終日ということで安心感があったのか、ブリューの緩いトークが許されたのかもしれない。
毒気の抜けた演奏はクリムゾンとして期待したい内容ではないが、それでもこのツアーの中でも完成度が高い演奏である。
(追加:2019年10月10日)