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DGM Live Library - Frippertronics, 1982

1982/ 2/13    Matrix Studios, New York, United States

1. Matcix I / 2. Matrix II

1982年、キング・クリムゾンは2月10日から北米ツアーを始めるのだが、その開始一週間前にニューヨークのスタジオでレコーディングされたフリッパートロニクス音源。
レコーディングされた経緯は不明とのことだが、2曲ともループ音をバックにギター・シンセサイザーによる管楽器音ソロが奏でられている。
(追加:2022年9月25日)

 

1982/ 6/13    V.A. Smith's Chapel Theatre, New York, United States

1. Loop I / 2. Loop II / 3. Loop III / 4. Loop I And Solo / 5. Loop II And Solo / 6. Loop III And Solo / 7. Test Loop / 8. Loop I / 9. Loop II

ニューヨークで行われたフリッパートロニクスの演奏を収録した作品。
DGM Live の解説を何回か読み返し、かつ1から3曲目、4から6曲目、7から9曲目とグルーピングして聴き比べた結果、以下の内容ではないかと判断した。
当日は2回の公演を行っており、1回目の演奏のループが1から3曲目。 これに別の海賊版音源からのソロのみを抽出して重ねたのが4から6曲目。 さらに2回目の演奏のループが7から9曲目。
当時のフリッパートロニクス音源は、公式に残っているのはループ音のみで、オーディエンス録音だとループ音+ソロ(つまり会場で実際に聴こえる音)というパターンが多いのかもしれない。
(追加:2022年9月25日)

 

1982/ 7/17    Royal Bath & West Showground, Shepton Mallet, England

1. WOMAD I / 2. WOMAD II / 3. WOMAD III

ピーター・ガブリエルが主催した WOMAD に出演した際の演奏。
フェスティバルという性質から4分から6分程度の短めの3曲のみ演奏されている。 またループ音のみの演奏で、明確なソロ演奏は収録されていない。 この年の WOMAD のライヴ盤が2022年に 『 Live At WOMAD 1982 』 としてリリースされ、そこには観衆の声も含まれた ” WOMAD II ” の別録音テイクが収録されているのだが、やはりソロ演奏は加わっていない。
DGM Live の解説によると、この日がレスポールと2台のRevoxによる最後のフリッパートロニクス演奏とのことである。
(追加:2022年9月25日)