King Crimson Data Base
Home   Discography   Magazine Index   Books   Random Theme   Updates 

Keith Tippett Discography / the 1960s

1970

The Fence : Harold McNair

  1. The Fence
  2. True Love Adventure
  3. Early In The Morning
  1. Scarborough Fair
  2. Here, There And Everywhere

Harold McNair : Sax, Flute, Electric Sax
Rick Grech : Bass Guitar
Keith Tippett : Piano
Colin Green : Guitar
Alan Branscombe : Piano
Terry Cox : Drums
Danny Thompson : String Bass
Tony Carr : Percussion

ジャマイカ出身のサックス、フルート奏者、ハロルド・マクネアの作品。
主役の演奏が徒に前面に出ることはなく、各奏者のソロが程よくフィーチャーされている。 特にノン・クレジット(ライナーによるとスティーヴ・ウィンウッドによるものらしい)ながら全体にフィーチャーされているオルガンの活躍度は高い。
キース・ティペットの最初期のセッションの一つであるが、ピアノ奏者がもう一人参加しており、各曲毎にクレジットがされていないのが残念である。 ただ、” Early In The Morning ” でのフリーキーなピアノは明らかにティペットであり、同曲でのオルガンとの絡みは絶妙で、主役そっちのけで申し訳ないが、本作品のハイライトとなっている。
(追加:2019年12月10日)

 

Fable Of The Wings : Keith Christmas

  1. Waiting for the Wind to Rise
  2. The Fawn
  3. Lorri
  1. Kent Lullaby
  2. Hamlin
  3. Fable of the Wings
  4. Bednotch

Vocals, Guitar - Keith Christmas
Vocals - Shelagh McDonald on The Fawn
Bass - Mike Evans, Pat Donaldson
Drums - Gerry Conway, Roger Powell
Piano - Keith Tippett
Piano, Organ, Mellotron - Ian Whiteman
Autoharp - Bob Stewart

後にピート・シンフィールドのプロデュースでマンティコアからも作品を出した、キース・クリスマスのセカンド・アルバム。
弾き語りに近い楽曲と、バンド編成の楽曲から成り立っておりフォークロックの王道のような作品である。 後の 『 Brighter Day 』 の方がヴァラエティに富んでる分聴きやすく、個人的には繰り返し頻度が高いのだが、本作品の方が堪らん、という人は多いと思う。
本作品がリリースされたのは、キース・ティペット・グループのファースト・アルバムと同年である。 自ら名を冠したバンドで鳴り物入りでデビューした一方で、ティペットにしてみれば、セッション活動にも対応できる奥の深さを示すことで、当時の音楽業界いおいて自分のポジションを確保するために必要な活動であったのかもしれない。
(追加:2017年12月25日)

 

You Are Here ... I Am There : The Keith Tippett Group

  1. This Evening Was Like Last Year ( To Sarah )
  2. I Wish There Was A Nowhere
  3. Thank You for the Smile ( To Wendy and Roger )
  4. Three Minutes from an Afternoon in July ( To Nick )
  5. View from Battery Point ( To John and Pete )
  6. Violence
  7. Stately Dance for Miss Prism
  8. This Evening Was Like Last Year ( To Sarah )

Keith Tippett ( piano, electric piano )
Mark Charig ( cornet )
Elton Dean ( alto sax )
Nick Evans ( trombone )
Jeff Clyne ( bass, electric bass )
Alan Jackson ( drums, glockenspiel )
Giorgio Gomelsky ( bells )

キース・ティペットのレコーディング・デビュー・アルバム。
大作が並ぶ前半2曲は、多少の息苦しさを感じてしまう。 これがジャズ・バンドとしての本領を発揮しきった結果なのか、それともレコーディングに慣れていなかったためかは判らないが。 一方小曲が並ぶ後半は、メリハリが効いているためか、とっつきやすい内容となっている。
多分、この前半と後半に対する評価の違いが、「ジャズ・ロック」に対する入り方の違いなのだと思う。 私は元々、そして現在でもジャズを知らず、ロックから「ジャズ・ロック」に入ったためか、前半にはどうしても閉塞感を感じてしまう。 逆に言えば、この前半を楽しめる素養がないわけで、それはそれで非常にもったいないのかもしれない。 所謂ジャズ・ロックについて、非常に考えさせられる作品である。
(追加:2012年9月25日)

 

Album : Shelagh McDonald

  1. Mirage
  2. Look Over The Hill And Faraway
  3. Crusoe
  4. Waiting For The Wind To Rise
  5. Ophelia's Song
  1. Richmond
  2. Let No Man Steal Your Thyme
  3. Peacock Lady
  4. Silk And Leather
  5. You Know You Can't Lose
  6. Ophelia's Song

Keith Tippett ・ piano

女性フォークロックものとして、非常に評価の高いシェラ・マクドナルドの作品。
同年リリースされたキース・クリスマスの 『 Fable of the Wings 』 と、同一プロデューサーによる同一ミュージシャンが参加している作品であり、かつクリスマスとマクドナルドがお互いの作品に参加していることから、同タイミングでレコーディングされた作品と推測される。
クリスマスの作品同様ピアノ奏者がもう一人いるため、ティペットの演奏を識別するのは難しいが、” Waiting For The Wind To Rise ” でのヴォーカルのメロディに寄り添ったり離れたりするピアノは、ティペットによるものと思われる。
(追加:2017年9月25日)