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10月10日(火) 大阪府フェスティバルホール

轟さんからの情報です。

突然ですが、クリムゾン大阪公演行きました。見ました。聴きました。今回は各公演ごとに曲又は順番が全く違うのと情報を耳に入れましたので他の公演での曲目が知りたくなりこのページを見つけ、感想を拝読いたしました。
当方、現在38歳(にこないだなった)の親父ではありますが、中学時代よりクリムゾンのファンで来日する毎大阪のコンサートに参加してきましたが、今回は過去のどれよりもすばらしい演奏であったと断言できます。
が、どうしても理解できない、腹の立つコンサートでもあったことも事実です。
それは、今回の大阪公演の観客です。CTLさんやタカノさんの感想でも少し触れられていましたが今までの客層からすると意外と若い方が多かったというのは事実です。
私もアァやっぱり新しいアルバムも今の世代にも受けるのだなぁとコンサートが始まるまでは思っていたのですが、ステージが進むに連れて「?」反応がどうもオカシイ。
確かにクリムゾンの曲は、ましてやライブにおいて曲の終了が判断しにくいのは理解できるとしても次の曲が始まったぐらいは判断がつきそうなものでしょう。ところが当日は1割2割程度の観客を除き照明が消えるときだけ拍手反応が現れるのみで、まるでCDのライブアルバムを聞いているような有様でした。
大阪公演ではレッドがアンコール前の最後の曲だったのですが、普通ファン(コンサートに来るのはファンだけに限らないとしても多勢はそうでしょう。クリムゾンのコンサートなんだから)であればもう一斉にスタンディングとなるはずが・・・。行儀良くお座りしていた方々が大勢でした。私、実は2階に居たのですが、上から見ていて一体何なんだ。今日の観客は。さらに確信したのがアンコール最後のヒーローズが始まったときの無反応。もう興奮状態の私は(当然スタンディグ、もう周りから浮く浮く)、盛り上がらんかい。一列目いや1階の方々クラシックのコンサートとちゃうねんぞ(2階はもっと寒かったのですが、実はフェステバルホールというのは2階30、40列ほどあるのですが、その前5列程度しか埋まらずガラガラ。もっとオカシイと思ったのは後ろの方はA席になるのですがそのガラガラにもかかわらず最後まで空いている前の席にいらっしゃらず、係員もいないのにそのずーとその指定された席にお座りになっている感覚が全く理解できましぇーん)。
いま一度いいます。クリムゾンの演奏は過去最高の出来でした。東京公演ではエイドリアン・ブリューの調子が今ひとつだったようですが、本公演においてはほぼ完璧なステージングでありました(確かに多少声というか、メリハリが砕けていた面もありましたが返って不安定さから緊張感を生む効果もありました)。もう爆発としか表現できない演奏には圧倒され続けました。
エェイ、クリムゾンのコンサート来るのなら曲ぐらい聞いて来い!ちゅうんや。曲が終わったときしか拍手すんな。始まったときにも反応せいよ。
スミマセン。親父の愚痴なのでしょう。それでもつくづく何なんだ今日の客は、というコンサートの素晴らしさとあまりに対照的なのが腹立たしく思えた本当に奇妙な一日でありました。
最後にコンサートが終え、外に出たときのあるグループの会話。「何か迫力あったけど誰かあの人らの名前知ってる?。」「知らーん。えらい(関西弁でこの場合年取ったという意味です)おっさんやったなー。」。・・・・・

 

CTLさんからの情報です。

初めまして.ハンドルネームはCTLといいます.

楽器をやっているわけでもなく,テクなどの技術的な面はわかりませんが,大阪公演の曲目,雰囲気など個人的な感想報告させていただきます.

まず,曲目ですが,
1.vroom
2.thela hun ginjeet
3.the construkction of light
4.into the flying pan
5.frakctured
6.the world's my oyster soup......
7.instrumental(曲名わかりません)
8.larks' tongues in aspic part IV
9.coda: I have a dream
10.dinosaur
11.elephant talk
12.red
e-1.three of a perfect pair
e-2.deception of the thrush(ちょっと自信ありません)
e-3.cage
e-4.heroes
だったように記憶してますが,間違ってても勘弁してください.

最初の2曲にくらべ,ニューアルバムの曲をほぼ通しでやった中盤は圧巻でした.
最初ニューアルバムを聴いたときは,一定の評価はしても今ひとつのめり込めませんでした.
特にヘビーロックというキャッチコピー,Frippの「larks' tongues partIVに比べたらpartIIは子守歌」という談話,そのどれもに違和感がありました.
しかし,ライブで演奏される曲を聴き,このアルバムへの評価が一変しました.
まさにヘビーロックの名に恥じないものです.
わたしの趣味の一つはオーディオですが,KCのライブにおける圧倒的な存在感を表現するのは(たんに音量がデカイとか,腹に響く重低音だとかの小手先のことでなく),どんな高価な機材を使っても不可能な気がします.
改めてライブバンドとしてのKCに脱帽です.

蛇足ですがアンコールの最後にやったheroes.
個人的な思い出もあり拍手喝采してしまいましたが,フェスティバルホールに来ていた観衆の反応は全然でした.関西のKCフリークはラフなKCがお嫌いでしょうか.
手拍子ノリノリでちょっと浮いてしまいましたが,気にせず最後はスタンディング・オベーションさせていただきました.

 

タカノさんからの情報です。

はじめまして、いつもホームページを拝見させて頂いているタクノと申します。大阪フェスティバルホールのク
リムゾンライブに行ってまいりましたので、御報告させて頂きます。
 
大阪のライブでは『Frame by Frame』『One Time』『ProzaKc Blues』がなく、他の公演に比べて、曲数が少なかったようです。でも、実際には十分満足でした。
実は初めてのクリムゾンライブだったのですが、客層が若いのと、女性がけっこういらっしゃるのが印象的でした。

1.VROOOM
2.Thela Hun Gingeet
3.The ConstruKction of Light
4.Into The Frying Pan
5.FraKctured
6.Improvisation
    ~Larks' tongues in Aspic PartIV
       ~Coda:I Have a Dream
7.Dinasaur
8.Improvisation"Seizure"
9.Elephant Talk
10.Red
 
アンコール
11.Three Of A Perfect Pair
12.Deception of the Thrush
13.Cage
14.Heroes
 
7曲目以降の曲順はあまりしっかりと覚えていないので、正確ではないかもしれません。すみません。
 
それでは、これで失礼致します。これからもホームページを楽しみにしています。