- R.F. Announcement
- Pictures of a City
- F ormentera Lady
- The Sailors Tale
- Cirkus
- Groon
- 21st Century Schizoid Man
- Improv
- Cadence and Cascade
Robert Fripp -guitar, mellotron
Mel Collins - saxes, flute, mellotron
Boz Burrell - bass, lead vocal
Ian Wallace - drums, vocals
March 27, 1972
King Crimson Collectors' Club
の40作品目としてリリースされた本作品は、マサチューセッツ州ボストンでのライヴを収録したもの。
正直又ですか、という印象を拭えない程、この時期の音源は多くリリースされている。 『
Earthbound 』
を貪るように聴いていた頃、この時期のライヴがこれだけリリースされることになるとは思っていなかった...
音質が悪く、収録時間が短い、というちょっと厳しい作品である。
- ” R.F. Announcement ” はタイトル通り。 不必要なまでにフリップが観客を弄る。
- ” Pictures Of A City ” はここでも
スタジオ・テイクの忠実な再現+コリンズによるフリーなサックス・パートというパターン。
- ” Formentera Lady ”
では、コリンズのサックス・ソロのバックのフリップのカッティングが、音がこもっているためか良く聴こえないのが残念。
- 名曲 ” The Sailor's Tale ”
では、フリップの様々なギター・ソロ、ラストのおきまりのギターかき鳴らしを堪能することができる。
- ” Cirkus ”
は、メロトロンのチューニングが時々フラフラするのだが、当時のメンバーに荒々しい演奏とマッチングしている。
- ” Groon ” は、中だるみ感が強いコリンズのブルース・パートから、短めの生ドラム・ソロと続き、そのまま
” 21st Century Schizoid Man ” に繋がる珍しいパターン。
- ” 21st Century Schizoid Man ”
は、コリンズのソロの出番はなく、フリップがひたすら弾きまくる。
- ” Improv ”
は、曲展開が ” Earthbound ” そのまま。
- ” Cadence and Cascade ”
は、相変わらず無理ある選曲だと思う。 爆音のまま終了してくれても良かったかも。
(追加:2012年3月25日)