King Crimson Data Base
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Live In Boston, MA 1972  -2009-

  1. R.F. Announcement
  2. Pictures of a City
  3. F ormentera Lady
  4. The Sailors Tale
  5. Cirkus
  6. Groon
  7. 21st Century Schizoid Man
  8. Improv
  9. Cadence and Cascade

Robert Fripp -guitar, mellotron
Mel Collins - saxes, flute, mellotron
Boz Burrell - bass, lead vocal
Ian Wallace - drums, vocals

March 27, 1972

King Crimson Collectors' Club の40作品目としてリリースされた本作品は、マサチューセッツ州ボストンでのライヴを収録したもの。
正直又ですか、という印象を拭えない程、この時期の音源は多くリリースされている。 『 Earthbound 』 を貪るように聴いていた頃、この時期のライヴがこれだけリリースされることになるとは思っていなかった...
音質が悪く、収録時間が短い、というちょっと厳しい作品である。

  1. ” R.F. Announcement ” はタイトル通り。 不必要なまでにフリップが観客を弄る。
  2. ” Pictures Of A City ” はここでも スタジオ・テイクの忠実な再現+コリンズによるフリーなサックス・パートというパターン。
  3. ” Formentera Lady ” では、コリンズのサックス・ソロのバックのフリップのカッティングが、音がこもっているためか良く聴こえないのが残念。
  4. 名曲 ” The Sailor's Tale ” では、フリップの様々なギター・ソロ、ラストのおきまりのギターかき鳴らしを堪能することができる。
  5. ” Cirkus ” は、メロトロンのチューニングが時々フラフラするのだが、当時のメンバーに荒々しい演奏とマッチングしている。
  6. ” Groon ” は、中だるみ感が強いコリンズのブルース・パートから、短めの生ドラム・ソロと続き、そのまま ” 21st Century Schizoid Man ”  に繋がる珍しいパターン。
  7. ” 21st Century Schizoid Man ” は、コリンズのソロの出番はなく、フリップがひたすら弾きまくる。
  8. ” Improv ” は、曲展開が ” Earthbound ” そのまま。
  9. ” Cadence and Cascade ” は、相変わらず無理ある選曲だと思う。 爆音のまま終了してくれても良かったかも。

(追加:2012年3月25日)