1979
Four From Exposure : Robert Fripp
オリジナルの 『 Exposure 』 発売時に Promotional copy not for sale としてリリースされた 12inch 作品。 「キング・クリムゾン解散後のフリップの初ソロ・アルバム」として期待が高かったのか流通量が多く、今でも中古盤として見かけることが多い作品である。
楽曲自体はオリジナルがそのままの楽曲が収録されているだけなのだが、オリジナルにはクレジットされていなかった曲目毎の演奏者がクレジットされているのがリリース時の特徴であった。 ただ後の 『 Exposure 』 の再発段階で曲毎のクレジットが再定義され、本作品でのクレジットが適当であったことが判ってくる。 具体的には、” You Burn Me Up I'm A Cigarette ” のピアノはダリル・ホール、” Exposure ” でのベースはトニー・レヴィン、” Here Comes The Flood ” でのシンセサイザーはイーノである。
(追加:2022年7月25日)
1980
Heptaparaparshinokh / Marriagemuzic
Aサイドにリーグ・オブ・ジェントルメン名義での ” Heptaparaparshinokh ” を、Bサイドにロバート・フリップ名義の ” Marriagemuzic ” を収録しているノー・ジャケットの 7inch シングル。
” Marriagemuzic ” は本シングルが初出で、かつ2022年の 『 Exposures 』 に収録されるまで本シングルでしか聴くことができなかった楽曲。 10分長の楽曲ということもあり、Bサイトは33回転となっている。
(追加:2022年7月25日)
Under Heavy Manners : Robert Fripp
” Under Heavy Manners ” の Promotional copy not for sale としてリリースされたノー・ジャケットの 7inch 作品
Aサイドは LONG とクレジットされているが、アルバム・ヴァージョンそのままのテイクである。 一方 SHORT とクレジットされたBサイドのテイクは、オリジナルの2分35秒以降をカットしたあと、「 I am resplendent in divergence 」というフレーズが1回だけ出て終了する。
(追加:2022年7月25日)
1981
Aサイドにリーグ・オブ・ジェントルメン名義での ” Dislocated ” を、Bサイドにロバート・フリップ名義の ” 1984 ” を収録している 7inch シングル。
” Dislocated ” は、アルバム収録ていくより20秒程短く編集されている。 冒頭のオルガン・パートの他、ドラムレスのパートから元のフレーズに戻るまでの間以外が微妙に短縮されている。
January 13th - May 16th との副題がついた Bサイドの ” 1984 ” は、『 Let The Power Fall 』に収録された12分強のオリジナルを4分に短縮したもの。
(追加:2022年7月25日)
The League Of Gentlemen : Robert Fripp
Promotional copy not for sale としてリリースされた、ノージャケットの 12inch シングル。
『 The League of Gentlemen 』 からの4曲がそのまま収録されている。
(追加:2022年7月25日)
1985
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1985年に、ロバート・フリップは自身のソロをリミックス、リプロデュースをした2作品をリリースしている。
1つが 『 Exposure 』 の Second Edition で、Sony Digital Stereo System を使って、ブラッド・デイビスとフリップがリミックスをしている。 もう一つが 『 God Save The Queen 』 と 『 The League of Gentlemen 』 を再編集した 『 God Save The King 』 で、 ブラッド・デイビスとフリップによるリミックスと、トニー・アーノルドとフリップによるリプロデュースが施されている。
12inch の本作品は、前述の 『 Exposure 』 の Second Edition と 『 God Save The King 』 から2曲ずつ Side One と Side Two に振り分けて収録されている。 ” God Save The King ” は10分超のオリジナルを6分40秒に編集しており、本作品でしか聴くことができないテイクである。
(追加:2022年7月25日)
North Star / Heptaparaparshinokh
Radio Only Not For Resale とクレジットされたノージャケットの 7inch。
リリースされたのは 『 Network 』 と同タイミングで、同作に収録されていなかった The League Of Gentlemen の ” Heptaparaparshinokh ” が収録されている。
その ” Heptaparaparshinokh ” の冒頭には、本来 ” Under Heavy Manners ” の最後の「 continue 」というセリフが誤って収録されており、編集する側が曲の切れ目を判っていなかったものと思われる。
(追加:2022年7月25日)
1997
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A Ton Prob Production by Robert Fripp & David Singleton for Discipline Global Mobil
フリップ個人名では唯一のCDシングル。
『A Blessing of Tears 』 からの ” Midnight Blue ”
を除くと、翌年リリースされる 『 The Gates of Paradise 』
からのカットということになる。 ただし ” Sometimes God Hides ”
は、1996年にリリースされたDGMのコンピ『 Sometimes God Hides 』
が初出となる。
また、” Abandonment To Divine Providence ” は、 『 The Gates of Paradise 』
より若干短めに編集されている。
(追加:2022年7月25日)