SIDE A - God Save The Queen
SIDE ONE - Under Heavy Manners
|
Side A と Side One が別作品で、A面がフリッパートロニクスのみの単独作品で、One面がフリッパートロニクスに後からバンド・フォーマットの演奏が加えられている。
リリースされた当時は、元キング・クリムゾンのフリップによる難解な作品、という評価が多かったと記憶している。 所謂元プログレ勢がポップな作品をリリースしていた時期だけに潔しと思われたのかもしれないが、フリップに対抗意識など全くなかったと思われる。
フリッパートロニクス独演とフリッパートロニクスの素材利用というパターンは、この後20年以上フリップが続ける行為であり、好きだからやってる、以外のなにものでもないと思う。
残念ながら本作品はCD化されていない。 同じくCD化されていない
『 The League Of Gentlemen 』 とマージされた上で、『 God Save The King 』
としてリリースされた際に初めてCD化された。 Side A
からは収録されていないため、フリッパートロニクスの演奏を確認するには中古アナログ盤を探すしかないが、見つけるのはそれ程困難ではないはず。
『 Under Heavy Manners 』
を含めたフリッパートロニクスの演奏は1979年の演奏から収録されている。
” Red Two Scorer ” は、7月30日のバークレイのタワーレコードでの1曲目。
” God Save The Queen ” は、7月30日のバークレイのベアーズ・ライアーでの1曲目。
” 1983 ” は、7月30日のベアーズ・ライアーでの2曲目。
” Under Heavy Manners ” のフリッパートロニクスのループは、8月8日のカルガリーのプラネタリウムでの1曲目。
” The Zero Of The Signified ” のフリッパートロニクスは、7月25日のロサンジェルスのマダム・ウォン邸の2曲目。