1984/ 6/ 8 San Diego State Univ, San Diego, CA
音 が悪い..
解散まで後1ヶ月、公式アルバム『 Absent Lovers
』レベルのハイ・クオリティの作品であるにも拘わらず、その音質の悪さから何回も聴き返す気になれないのが残念である。
1曲目が、” Entry Of The Crims ” ではなく、あえて ” Improv ”
と命名されている通り、単なるメンバー登場用演奏から逸脱しているところが面白い。
(追加:2013年10月10日)
1984/ 6/22 Poplar Creek Music Theatre, Hoffman Estates, Illinois
2つの海賊盤から編集した音源とのことだが、切れ目こそあれ音質は悪くない。
よって充分楽しめる作品なのだが、この時期のライヴは演奏曲順までが殆ど同じで変化があまり感じられない。
本作品のライナーにおいて、この時期のライヴでは「 using a click track 」が、曲順に変化がないことの理由だと解説されている。
この時期のライヴの破綻寸前のアンサンブルが続いていただけに、その最後の砦が、click track だったというのが感慨深い。
(追加:2013年10月10日)
1984/ 6/29 Mann Music Centre, Philadelphia, PA
DGM Live からリリースされた、Discipline Crimson ライヴ。
この時期のライヴとしては、最後のライヴを収録した 『 Absent Lovers
』 があるが、本作品はその約2週間前の作品となる。
最後のライヴと同じく破綻寸前のギリギリの演奏を展開しており、終始凄まじい緊張感が続いている。 人間関係もギリギリだったのかもしれないが、よくもこんな演奏を繰り返すことができたものだと思う。
演奏される曲、順序も 『 Absent Lovers 』
とほぼ同じ。 となると、リズム隊の暴走が楽しめた ” Sleepless ”
が収録されていないのが、ちょっとだけ残念。
(追加:2008年12月25日)