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David Bowie Discography / Five Years : 1969-1973

1972

The Rise And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars : David Bowie

  1. Five Years
  2. Soul Love
  3. Moonage Daydream
  4. Starman
  5. It Ain't Easy
  1. Lady Stardust
  2. Star
  3. Hang On To Yourself
  4. Ziggy Stardust
  5. Suffragette City
  6. Rock 'n' Roll Suicide

The Musicians Are:
David Bowie - Guitar, Sax And Vocals
Mick Ronson - Guitar, Piano And Vocals
Trevor Bolder - Bass
Mick Woodmansey - Drums

ロックに殺られた、という感覚が今の時代には全くそぐわないことは判っているし、そもそも人生の半ばを超えた者が口にしたら失笑を買うことも判っている。
それでも、私はロックに殺られた。 セックス&アルコールの日々といったステレオタイプな経験は全く無いが、ロックに殺られた結果が今の自分である。
本作品は私を殺った1枚である。 本作品を聴いた後、私はジギー・スターダストになりたいと本気で思った。 中二病上等である。 そう思った過去の自分を恥ずかしいとは全く思わないし、今でもなれるのならなりたい。
全曲シングル・カットがOKな曲でありながら、アルバム全体は見事なまでに妖しくも格好良く統一されている。 こんな作品を聴いてジギー・スターダストになりたいと思わないでいられることの方が、不思議である。
(追加:2021年6月10日)

 

The Rise And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars ( 30th Anniversary 2CD Edition ) : David Bowie

  1. Five Years
  2. Soul Love
  3. Moonage Daydream
  4. Starman
  5. It Ain't Easy
  6. Lady Stardust
  7. Star
  8. Hang On To Yourself
  9. Ziggy Stardust
  10. Suffragette City
  11. Rock 'n' Roll Suicide
  1. Moonage Daydream ( Arnold Corns Version)
  2. Hang On To Yourself ( Arnold Corns Version)
  3. Lady Stardust ( Demo )
  4. Ziggy Stardust ( Demo )
  5. John, I'm Only Dancing
  6. Velvet Goldmine
  7. Holy Holy
  8. Amsterdam
  9. The Supermen
  10. Round And Round ( AKA Around And Around )
  11. Sweet Head ( Take 4 )
  12. Moonage Daydream ( New Mix )

リリースは2002年

The Musicians Are:
David Bowie - Guitar, Sax And Vocals
Mick Ronson - Guitar, Piano And Vocals
Trevor Bolder - Bass
Mick Woodmansey - Drums

Rick Wakeman - Harpsicord On " It Ain't Easy "
Dana Gillespie - Backing Vocal On " It Ain't Easy "

2002年に発売された 『 Ziggy Stardust~ 』 の30周年盤。 本作品の前にも後にも再発はされているが、本作品の特徴はデモ、別名義での楽曲、シングル曲を含めたボーナス曲がCD丸々1枚分収録されていることである。
元々 『 Ziggy Stardust~ 』 は生ピアノやアコースティック・ギターが多用されており、劇的ではあるが過度に派手なアレンジはされていない。 本作品に収録されたアレンジ前のデモを聴くと、個々の楽曲のメロディの良さを再認識することができるし、そこに臨界点手前のアレンジが施されたことで至高の名盤となったことがよく判る。
『 Ziggy Stardust~ 』 のことを益々好きになることができる、見事な編集盤である。
(追加:2021年6月10日)

 

Live Santa Monica '72 : David Bowie

  1. Introduction
  2. Hang On To Yourself
  3. Ziggy Stardust
  4. Changes
  5. The Superman
  6. Life On Mars?
  7. Five Years
  8. Space Oddity
  9. Andy Warhol
  10. My Death
  11. The Width Of A Circle
  12. Queen Bitch
  13. Moonage Daydream
  14. John, I'm Only Dancing
  15. Waiting For The Man
  16. The Jean Gene
  17. Suffragette City
  18. Rock 'n' Roll Suicide

リリースは2008年

Musicians :
David Bowie  <guitar and vocals >
Mick Ronson  < lead guitar, bass guitar and vocals >
Trevor Bolder  < bass guitar >
Mick "Woody" Woodmansey  < drums >
Mike Garson  < keyboards >

Recorded live at the Santa Monica Civic Auditorium, Los Angels, October 20th, 1972

海賊盤、ハーフ・オフィシャルを経て、現在はオフィシャルとしてリリースされている作品。 いつからがオフィシャルか、と問われても何が正解なのかは判らないが。
本作品を最初に聴いた時に感じたのは、「グラムにしては地味だな」であった。 1973年のライヴを収録した 『 Ziggy Stardust The Motion Picture 』 を先に聴いていて、かつ思い入れが強かったことを差し引いても、1972年段階での本ライヴにはグラム・ロックから連想されるギンギラ感は少なく、 2年にも及ぶジギー・スターダストとしてのツアーや 『 Aladdin Sane 』 の制作が、本人の意図を超えたグラム・スターにボウイを変容させたことがよく判る。
ライヴ・アルバムとしての面白さはやはり 『 Ziggy Stardust The Motion Picture 』 の方が上だが、そこに至るまでを過程を提示してくれた本作品の意義は大きい。
(追加:2021年6月10日)

 

1973

Pinups : David Bowie

  1. Risakyn
  2. Here Comes The Night
  3. I Wish You Would
  4. See Emily Play
  5. Everything's Alright
  6. I Can't Explain
  1. Friday On My Mind
  2. Sorrow
  3. Don't Bring Me Down
  4. Shapes Of Things
  5. Anyway, Anyhow, Anywhere
  6. Where Have All The Good Times Gone

Mick Ronson : guitar & piano
T.J. Bolder : bass guitar
Aynsley Dunbar : drums
Mike Garson : piano & organ, harpsichord, electric, piano
Ken Fordham : baritone sax
I worked the moog, harmonica, and tenor and alto saxes

Vocal backings were : Mac Cormack, Mick Ronson and myself

デヴィッド・ボウイがグラム編成のバンドのまま、勢いというか余技で制作したようなカヴァー・アルバム。
個人的には 『 Aladdin Sane 』 のような下世話でギンギラなノリを全面に出してほしかったのだが、グラム時代を終息させアメリカ・マーケットを狙いにいく過程で、落とし物のように本作品を制作することがボウイにとっては重要だったのかもしれない。
多少ネガティヴに書いてはしまったが、1970年代のボウイの作品だけに凡庸な作品だけに完成度は高い。 正統派過ぎず、かといって捻り過ぎないアレンジは、溢れ出るボウイのセンスと原曲に対する愛が見事に融合していることがよく判る。
(追加:2020年3月25日)

 

Raw Power : Iggy And The Stooges

  1. Search And Destroy
  2. Gimme Danger
  3. Your Pretty Face Is Going To Hell ( Originally titled "Hart To Beat" )
  4. Penetration
  1. Raw Power
  2. I Need Somebody
  3. Shake Appeal
  4. Death Trip

Mixed by David Bowie and Iggy Pop

David Live was culled from performances on the 14th & 15th July 1974 at the Tower Theater, Philadelphia.

イギー・アンド・ザ・ストゥージスの本作について未だ誤解している人も多いが、『 淫力魔人 』 こそが本作の原題であり、『 Raw Power 』 はワールド・ワイドで発売している際のタイトルに過ぎない。
そう言いたくなる程の素晴らしさが本作品にある。 最高級のオーディオだと細かな良さがわかるということのもなく、モノラルのラジカセの方が本質がわかるということもなく、只々滅茶苦茶に歪んだ音の固まりがどんな再生装置を通してもそのまま提示され、ひたすら圧倒される。
デヴィッド・ボウイが本作品にどれだけ寄与したか実際には判らない。 後の作品と同じく、ボウイはイギー・ポップをそのまま提示することに腐心しているように思える。 イギー・ポップをコントロールしようとして諦めたのではなく、彼に対するリスペクトが現れているところに、本作品の良さがある。
(追加:2018年11月25日)