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The Noise Live At Frejus  -1984-

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  1. Waiting Man / ウェイティング・マン
  2. Matte Kudasai / 待ってください
  3. Sheltering Sky / ザ・シェルタリング・スカイ
  4. Neal And Jack And Me / ニール・アンド・ジャック・アンド・ミー
  5. Indiscipline / インディシプリン
  6. Heartbeat / ハートビート
  7. Larks' Tongues In Aspic Part II / 太陽と戦慄パート II

Adrian Belew ・ Guitar and Vocal
Robert Fripp ・ Guitar
Tony Levin ・ Stick, Bass guitar
Bill Bruford ・ Drumming

The Arena ・ Frejus on August 27th ・ 1982.

『 Beat 』 発表後の8月に行われたロキシー・ミュージックとのライブ(前座)映像。 日本では1998年にリリースされている。
TVで放送された映像をそのまま使用しており、テロップがそのまま流れるところなど、あまり愛情が感じられない作品である。 音はそこそこだが、映像はコントラストがきつくちょっとつらい。 照明も下手くそで、目の回りの彫りが深いブリューはパンダのように黒くなっている。

  1. ” Waiting Man ” では、ブリューとブルーフォードがシモンズを向かい合って叩くところから始まる。 1984年の日本公演と殆ど同じパターンで曲が進行する。 ブリューは当時彼自身のトレード・マークであった塗装の剥げたフェンダーのストラト。
  2. ” Matte Kudasai ” では、ブリューが黒のストラトに持ち替えてボトル・ネック奏法。
  3. ” Sheltering Sky ” では、ブルーフォードが木箱にシンセのトリガーをつけたような楽器を叩きながらステージをうろき廻る。 ブリューはローランドのギター・シンセを使用。
    ブリューのコードカッティング+フリップのギター・シンセ・ソロ → 2人によるコード・カッティング → ブリューのギミックとギター・シンセ+フリップのバッキング → 2人によるギター・シンセ → ブリューのギター・シンセ+フリップのソロ → 最初に戻る、と2人のギターを見てるだけで楽しめる。
  4. ” Neal And Jack And Me ” では、レヴィンのスティックも加えた弦楽器の3重奏で始まる。 最初のソロがブリューで、最後のソロがフリップ。
  5. ” Indiscipline ” は、ブルーフォードのシモンズとメロ・タムを混ぜ合わせたドラム・ソロから始まる。 1984年の日本公演時と異なりブリューがドラムを叩かないため、最初のソロはブリュー ( 塗装の剥げたストラト )。 2回目のソロはフリップで、最後のソロは2人で弾きまくる。
  6. ブリューが再び黒のストラトを弾く ” Heartbeat ” はあくまでもヴォーカル曲。
  7. ” Larks' Tongues In Aspic Part II ” は、1984年の来日公演時の程の迫力もなく、あまり面白くない。 ただ、レヴィンがピックから指での演奏に切り替える際、ピックを観客に投げ込む姿が妙に格好良い。