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The Cheerful Insanity Of Giles, Giles & Fripp    The Songs : Giles, Giles & Fripp  -2025-

 

  1. North Meadow / 北国の草原
  2. Newly-Weds / 新婚さん
  3. One In A Million / どこにでもいる男
  4. Call Tomorrow / コール・トゥモロー
  5. Digging My Lawn / ディギング・マイ・ローン
  6. Little Children / リトル・チルドレン
  7. The Crukster / クラクスター
  8. Thursday Morning / 木曜日の朝
  9. How Do They Know / ハウ・ドゥ・ゼイ・ノウ
  10. Elephant Song / 象の歌
  11. The Sun Is Shining / 陽は輝いている
  12. Suite No. 1 / 組曲 第1番
  13. Erudite Eyes / エリュダイト・アイズ
  14. She Is Loaded / シー・イズ・ローディド
  15. Under The Sky / アンダー・ザ・スカイ
  16. One In A Million - Mono Single / どこにでもいる男(モノ・シングル・ヴァージョン)
  17. Newly-Weds - Mono Single / 新婚さん(モノ・シングル・ヴァージョン)
  18. Thursday Morning - Mono Single / 木曜日の朝(モノ・シングル・ヴァージョン)
  19. Thursday Morning - Stereo Single / 木曜日の朝(ステレオ・シングル・ヴァージョン)

 

ジャイルズ、ジャイルズ & フリップの唯一のオリジナル・アルバム 『 The Cheerful Insanity Of Giles, Giles & Fripp 』 の権利を DGM(ロバート・フリップ)が得て再発した作品。

再発にあたっての大きな違いは、アレックス・R・マンディによってリマスターされていることと、朗読パートをカットしてアルバム・タイトルも 『 The Cheerful Insanity Of Giles, Giles & Fripp    The Songs 』 と変更していることである。 朗読パートを挟むことでアナログ時代はA面を「ロドニー・トーディ物語」、B面を「ジャスト・ジョージ」と無理やりコンセプチャルにしていたのが解消されている。

今回権利関係を取り戻したことで、ジャイルズ兄弟とフリップにロイヤリティが支払われるとのことである。 今更ではあるが、ミュージシャン側には極めて適切な対応である。
ただ同時に再発された 『 The Brondesbury Tapes 』 との兼ね合いもあったのだろうか、” She Is Loaded ” 以降の発掘音源、シングル音源の構成は、従来の再発CDとの違いは無い。
この辺りもう一工夫してほしかったと思う。

ちなみに堪え性の無い私は、朗読パート無しで再発されると発表された段階で既発のCDを朗読パートを飛ばして聴いてしまっていたため、本作品については音がクリアになったという印象の差しかない。 そして改めて ” The Sun Is Shining ” の前後には朗読パートがあったほうが、同曲の唐突さが中和されて良いと思った。

(追加:2025年8月25日)