1969
Nice Enough To Eat
Island のコンピレーション。
Elephant Talk の Robert Fripp Discography
によれば、クリムゾンの作品が収録された最初期のオムニバス作品となる。
冒頭のノイズ部分がカットされているが、それ以外はそのまま収録されている。
(追加:2011年4月25日)
1970
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Island のコンピレーション。
Elephant Talk の Robert Fripp Discography において、「unique mix」とクレジットされている
” Cadence & Cascade ”
だが、たしかにちょっと変だ。
単に中間部分をカットして短めに編集しているだけではなく、全体の音触りがラフにミックスされている。 特にアコースティック・ギターやドラムの音に顕著に現れていて、透明感とはほど遠いザラザラとしたの音になっている。
同一テイクのミックス違い、といったところであろうか。
(追加:2006年1月25日)
1991
Guitar Speak III
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Guitar Speak シリーズの3作品目。
Robert Fripp & The League of Crafty Guitarists 名義の 『 Show Of Hands 』 から
” Eye Of The Needle ” がそのまま収録されている。
その他ブリューのオリジナル ” Still Life With A Dobro ”
が収録されているが、総じて音楽的傾向が全く異なるギターリストの楽曲が収録されおり、統一感は全く無い。
(追加:2016年3月25日)
1993
Ambient : A Brief History Of Ambient Volume One 152 Minutes 33 Seconds
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Virgin のコンピレーション。
152分33秒、とサブタイトルに謳われている通り、ひたすらアンビエント系の音楽が続く。 一口にアンビエントといっても様々なパターンがあるわけだが、それでも2時間半以上ともなると、やはりお腹がいっぱいになる。
” Evening Star ”
は、オリジナルの 『 Evening Star』
収録テイクがほぼそのまま収録されている。
(追加:2006年1月25日)
Ambient 2 : A Brief History Of Ambient Volume Two Imaginary Landscapes
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アンビエントをテーマにした、Virgin
のコンピレーション第2弾。
正直全く聞いたこともない名前がある一方、有名どころをよくここまで集めたものだと思う。 収録されているアーティストにしてみれば、アンビエントというカテゴリーに括られるのは不本意なところもあるだろうが、オムニバスとしての統一感はしっかりとしている。
ただその統一感がありすぎる上に、シームレスに次曲につなげる編集をしているため、ひたすら同じような曲を聴かされているような錯覚がしてきて、70分超のCDを2枚連続して聴き続けるには、それなりの決心が必要となる。
” Wind On Water ” は、『 Evening Star
』 収録テイクで、” Bring Down The Light
” は、『 The First Day 』 収録テイク。 各々5分、8分を超える曲だが、ほぼ完全収録されている。
” Water Music ” は、『 Exposure 』
収録の ” Water Music I
”。 オリジナルを聴き慣れているせいか、” Here Comes The Flood ”
と繋がらない流れには、違和感が残る。
(追加:2005年9月25日)
1994
Trance Europe Express 2
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192ページに及ぶオール・カラーのブックレットが付いたアンビエント・テクノの編集盤。
アンビエント・テクノ系の音楽を2時間半以上聴き続けるというのは、それなり以上に大変なことだと思うのだが、シリーズ化されていることから需要もあるのだと思う。
本作品には、ロバート・フリップが参加している FFWD の ” Lucky Saddle
” がオリジナルそのままで収録されている。 一聴しただけでフリップの存在感が判る、といったことは全く無く、2枚目の1曲目ということで認知ができる。
オール・カラー・ブックレットには FFWD とフリップについての記載があり、フリップの写真の下に 「 Mr. Fripp :very good on
the guitar 」とのクレジットがされているのが笑える。
(追加:2021年2月10日)
1996
TEXtures Mixed By Darren Emerson + Alex Paterson
Darren Emerson Mix
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アンダーワールドのダレン・エマーソンと、オーブのアレックス・パターソンによるミックスを収録した編集盤。 各楽曲は 『 Trancd
Europe Express 』 シリーズから採用されている。
『 Trance Europe Express 2 』
に収録されていた FFWD の ” Lucky Saddle
” は、アレックス・パターソンがミックスを行っている。
約1/3の短縮ヴァージョンと言ってしまえばそれまでなのだが、FFWDの楽曲の別ヴァージョンが収録されている貴重盤という見方もある。
あ、そう思っているのは私だけか。
(追加:2021年2月10日)
2003
Back To Mine The Orb
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' a personal collection for after hours grooving ' と記載されている 『 Back To
Mine 』 シリーズの、The ORB によるもの。 The ORB
名義にはなっているものの、多分アレックス・パターソンによる編集/ミックスなんだと思う。
after hours grooving
にパートナーと2人で聴いた場合、しっぽりするというよりもう一回 grooving
してしまいそうな選曲なのだが、この辺りは年寄りの発想なのかもしれない。
FFWD の ” Hempire
” はオリジナルそのままの収録。 ロバート・フリップの貢献度はよく判らない。
(追加:2021年2月10日)