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CD Content
Original album
Bonus tracks
Robert Fripp Guitar and Mellotron
John Wetton Bass and Voice
William Bruford Percussives
With thanks to:
David Cross Violin
Mel Collins Soprano Saxphone
Ian McDonald Alto Saxphone
Robin Miller Oboe
Marc Charig Cornet
8 mixed by Robert Fripp, Tony Arnold and David Singleton
6 & 7 Previously unreleased : mixed and produced by Steven Wilson
Executive producer : Robert Fripp
DVD Content
MLP Lossless Stereo (24/96)
PCM Stereo 2.0 (24/48)
Original album
Bonus tracks
MLP Lossless 5.1 Surround
DTS 5.1 Digital Surround
Original album
Bonus tracks
Mixed & produced from the original multi track tapes by Steven
Wilson
Executive producer : Robert Fripp
Video content
David Cross Violin and Mellotron
Robert Fripp Guitar and Mellotron
John Wetton Bass and Voice
Bill Bruford Drums
Originally broadcast by ORTF, France, March 22nd 1974
紙ジャケと盤質にこだわるのも悪くはない。 ただそれがアーティスト側の意向とは関係なく繰り返されたことが、ここ何年かのクリムゾン再発の問題点であったと思う。
そんな中、フリップが Executive Producer としてクレジットされている
40th Anniversary Series (国内だと40周年記念エディション)は、その内容、音質とも素晴らしい内容となっている。
第一弾としてリリースされた本作品が、通常のCD2枚分の値段、輸入盤なら更に安い値段で販売されていることを、奇蹟だと思いたい。
『 In The Court Of The Crimson King 』 や 『 Lizard 』
と異なり、スティーヴ・ウィルソンによる新ミックスが、サラウンド音源と初出のボーナス・トラックに限定されていることだけが、残念である。
Bonus Tracks について
” Red Trio Version ” は、トリオによる演奏の生々しさが感じられる一方、物足りなさも感じてしまう。 オリジナルのテイクがスタジオでのオーバー・ダヴィングによって造り込まれ完成した楽曲であることを、あらためて認識することができる。
” Fallen Angel Trio version (instrumental) ”は、ウェットンのヴォーカルが無いことで、曲元来の激しさが強調されている。 ライヴで積極的に採用してもウケたのではないか。
” Providence Full version ” と ” A Voyage to the Centre of the Common ”
は、『 The Great Deceiver 』 からの収録。 オリジナル作品だけではなく、発掘ライヴ音源も、今後 40th Anniversary
Series としてリリースされたりするのだろうか。 ちょっと怖い。
Video content について
70年代の放送映像特有の、画面エフェクトが邪魔である。 特に ” The Night Watch ” には全編にフィーチャーされており、折角のフリップの運指のアップが残念である。
他のメンバーに比べ、演奏中のウェットンのアップが少ない。 ウェットン=ヴォーカリスト、という前提で編集されているのかもしれないが、唄ってるところのアップ以外もほしかった。
寄ってくるカメラに対して、フリップが見据える。 何故か見てる方が恥ずかしくなってしまう。
カメラから目線を反らさなかったり、後年極端なまでにカメラを嫌ったりと、一貫してカメラ慣れしない人だと思う。
(追加:2009年11月10日)