1980 (1990)
ロックミュージック進化論
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著者:渋谷陽一
出版社:日本放送出版協会(新潮社)
「プログレッシヴ・ロック 否定性の彼方へ向かうもの」の中でクリムゾンについて言及されている。
「混乱こそ我が墓碑銘」で始まって「スターレス・アンド・バイブル・ブラック」で終わるという、一世を風靡した渋谷陽一のクリムゾン理論が今読み返すと懐かしい。
70年代(=クリムゾン来日前)の、今と比べて情報量が圧倒的に少なかった時代のクリムゾンについての観念的な捉え方がよくわかる。
1994
著者:エリック・タム著、小山景子訳 出版社:水声社
例えば、フリップの一連のサウンドスケイプものの中からある1曲を取りだし、1分、いや5分聴いたところでその曲名を当てるクイズを行ったとしたらどうだろう? 個人的には全く自信ががない。 |
1996
地球音楽ライブラリー エマーソン、レイク&パーマー
著者:松井巧 出版社:TOKYO FM出版
グレッグ・レイクのソロ、プロデュース作品についての解説がある。 |
1997
地球音楽ライブラリー イエス
著者:松井巧 出版社:TOKYO FM出版
ブルーフォードの作品についての解説は、同シリーズのキング・クリムゾンの方よりもむしろこちらのの方が細かく多岐にわたっている。 |
ロック大教典
著者:渋谷陽一 出版社:ロッキング・オン社
渋谷陽一が書いたライナーノーツをまとめたもの。 プログレッシヴ・ロックの章にクリムゾン関連の作品が掲載されている。 |
1999
イエス・ストーリー 形而上学の物語
著者:ティム・モーズ著、川原真理子訳
出版社:シンコー・ミュージック
イエスの新旧メンバーのインタビューを、アルバム毎、テーマ毎にまとめたもの。 ロック本としてこういったやり方があったんだと目から鱗の本。 内容も又素晴らしい。
ブルーフォードのインタビュー、及びブルーフォードについての他メンバーのコメントを読んでいると、生真面目で(多分)暗い性格がよくわかってくる。
アラン・ホワイトの脳天気で思いこみの激しい性格も明らかにされており、ブルーフォードとホワイトの対立が、ドラム・スタイル以前に性格的なものであることがよくわかる。
ヤング・パーソンズ・ガイド・トゥ・プログレッシヴ・ロック
監修:大鷹俊一 出版社:音楽之友社
プログレの代表アルバム、各国毎の主要作品を紹介しているプログレ・ディスク・ガイド。 |
ブリティッシュ・ジャズ・ロック
著者:松井功 出版社:ビー・エヌ・エヌ
ブリティッシュ・ジャズ・ロック、というタイトル通りのガイド・ブック |
2014
デレク・ベイリー インプロビゼーションの物語
著者:ベン・ワトシン著、木幡和枝訳 出版社:工作舎
上下2段、600ページ弱にも及ぶデレク・ベイリーの解説書。 インタビューや雑誌の記事等を使いながら、ベイリーの音楽に対する向かい方、ベイリーの作品について丹念に紹介している。 |
2016
プログレ・ギターの魔術師たち
出版社:リットーミュージック・ムック
フリップ、ブリュー他、プログレ系ギターリストの活動歴、代表作品、機材、奏法等を紹介、解説している。 |
2019
意味も知らずにプログレを語るなかれ
著者:円堂都司昭 出版社:リットーミュージック
リットーミュージックからリリースされている『意味も知らずに〇〇を◯◯するな』シリーズのプログレ版。 |
2021
1970年代のプログレ
著者:馬庭教二 出版社:ワニブックス
表紙(帯ではなく表紙)の文字数と煽り内容の正しさに圧倒されるプログレ本。 |