King Crimson Data Base
Home   Discography   Magazine Index   Books   Random Theme   Updates 

Keith Tippett Discography / the 2000s

2003

Pianoforte : Tippett ・ Riley ・ Grew ・ Thomas

  1. Magnesium ( Grew solo )
  2. Shifty lad one ( Grew & Thomas )
  3. Shifty lad two ( Grew & Thomas )
  4. Burnt ( Thomas solo )
  5. Just trust ( Tippett solo )
  6. Before the storm ( Riley solo )
  7. Point of delivery ( Riley & Tippett )

リリースは2004年

Live at Sheffield University, Firth Hall Oct 28th 2003.

当時30代であったステファン・グルーとキース・ティペットの出会いをきっかけに、ハワード・ライリーとパット・トーマスが加わえた4人のイギリス出身のピアノ即興演奏者によるピアノフォルテの作品。 ツアーをするための資金集めに苦労したらしいが、本作品はそのツアーの初日の演奏が収録されている。
4人ものピアノ即興奏者のソロとデュオが混在しているが、キース・ティペットの演奏はトラック・ナンバーを確認しなくても判別できる。 よく聴き込めば、ではなく一聴してわかるところが、ティペットの凄さ、オリジナリティの高さを立証している。
さてこのピアノフォルテなる企画だが、コンサート会場や聴衆数はどの程度のものだったのだろうか。 ソロとデュオとの演奏となるとピアノは最低2台必要とはいえ、大掛かりな音響装置はいらないはずである。 それにもかかわらず前述の通り資金集めが困難であったとのこと。 フィジカル・メディアからダウンロードへの移行云々以前に、この手の音楽、企画は成立し得ない状況になってしまっている。
(追加:2018年10月25日)

 

Live At The BBC : Elton Dean's Ninesense

  1. Dancin'
  2. Soothing
  3. Sweet Francesca
  4. Bidet Bebop
  5. Nicra
  6. Seven For Me

1-4    Recorded 19th May 1975 for Jazz In Britain on BBC Radio 3.
Mongezi Feza : pocket trumpet
Marc Charig : cornet, tenor horn
Radu Malfatti, Paul Nieman : trombone
Elton Dean : alto saxophone, saxello
Keith Tippett : piano
Harry Miller : bass
Louis Moholo : drums
5-6    Recorded 17th March 1978 for Jazz In Britain on BBC Radio 3.
Harry Beckett : trumpet
Marc Charig : cornet, tenor horn
Nick Evans, Radu Malfatti : trombone
Elton Dean : alto saxophone, saxello
Alan Skidmore : tenor saxophone
Keith Tippett : piano, celeste
Harry Miller : bass
Louis Moholo : drums

BBCで放送された、エルトン・ディーンズ・ナインセンスの音源集。
『 Oh!  For The Edge 』 リリース前の1975年の演奏と、『 Happy Daze 』 リリース後の1978年の演奏が収録されており、特に前者には同年亡くなったトランペット奏者モンゲジ・フェザの演奏が収録されている。
『 Oh!  For The Edge 』 と 『 Happy Daze 』 に収録されている曲名と微妙に異なる曲が収録されているが、基本は同じ曲でソロの展開が異なっているだけである。 しっかりと作曲された曲の根幹+インプロも含めたソロで、エルトン・ディーンズ・ナインセンスの楽曲が構成されていることがよく分かる。
作曲パートもインプロ・パートもキース・ティペットは弾きまくっているのだが、好き勝手に弾いているようで暴走半歩手前で収めているところがすごい。
(追加:2008年5月10日)

 

2004

The Monk Watches The Eagle : Keith Tippett

  1. The Monk Watches The Eagle

リリースは2020年

Composed and conducted by Keith Tippett
Text and solo voice    Julie Tippetts
Saxophone ensemble and improvising soloists
Poul Dunmall - soprano, Kevin Figes - alto, Ben Waghorn - tenor, Chris Biscoe - baritone
The Apollo Saxophone Quartet
Tim Redpath - piano, Rob Buckland - alto, Andy Scott - tenor, David Roach - baritone
The BBC Singers

The recording is of the first performance at Norwich Cathedral on Friday, 14th May 2004.

キース・ティペットの死後に発表された作品。 ティペット自身は作曲と指揮をしておりピアノは演奏していない。
サックスとコーラスが交錯する本作品を本質的に理解するためには、教会や宗教音楽に対する理解が必要となるはずで、そういう意味では私は正しい聴きて手ではないかもしれない。 ただ本作品はジュリー・ティペットがプロデュースをしており、リリースにあたって経済的援助を受けたことに対してのジュリー・ティペットの謝辞もクレジットされており、しっかりとコントロールされた作品であることは述べておきたい。
元音源は BBC Radio での放送を目的として録音されたとのことで、ティペット関連のこうした埋もれた音源がこれからもリリースされ続けることを期待したい。
(追加:2020年2月10日)

 

2005

There's No Going Back Now : Mujician

  1. There's No Going Back Now

リリースは2006年

Keith Tippett    Piano Paul Rogers    7-String A.L.L. Bass Tony Levin    Drums Paul Dunmall    Soprano & Tenor Saxophones

Recorded 12 June 2005
Victoria Rooms, Bristol, UK

Mujician としてのライヴ・アルバム。
不定期な活動とは言え、メンバーを変えることなく演奏している成果か、相変わらず圧倒される作品である。
焼き肉をガツンガツン飲みながらビールをラッパ飲みするような勢いとは正反対だが、周りをねじ伏せる勢いはそれ以上だと思う。
Mujician の作品に共通して言えることだが、毎日聴くような音楽ではないし、これなしでは過ごせないといった作品でもないが、 聴くたびにその凄さを実感することができる。
ただ凄すぎるが故に、ある程度以上心身ともに好調な時でないとまともに聴くことができないのが難点かもしれない。
(追加:2007年4月15日)

 

2006

Double Trouble : Dreamtime

Dreamtime 5    Bracknell Jazz Festival, Bracknell, Berkshire ~ July 7, 1984

  1. Trunk Call
  2. Tip of the Iceberg
  3. Careful Driver
  4. Duos / Dalbe 345
  5. Bushman's Dance
  6. Traumatic Experience

Dreamtime 5 Plus    The Swan, Hammersmith, London ~ July 2, 1991

  1. Sierra Maestra
  2. Loopin'
  3. Frogs
  4. Call the Devil

Dreamtime 6    Elton Dean Memorial, The 100Club, London ~ May 9, 2006

  1. Abide With Me 
  2. Trunk Call 
  3. Call the Devil 
  4. And So Tibet 

ドリームタイムのライヴをライヴ音源を収録した 2CD+DVD 作品。 キース・ティペットは、2006年2月に亡くなったエルトン・ディーンのメモリアル・ライヴの映像作品に参加している。
つまりどういうことかと言うと、動くキース・ティペットを確認することができるのである。
収録時間は25分弱、カメラは1台、3管を中心に撮影しているのは明らかに素人で、キース・ティペットは一番遠く、かつ手元を確認することは全くできない。 ただもうそんなことはどうでも良い。 動くキース・ティペットをかすかに確認できるだけで幸せであり、それ以上を望むことの方が間違っている。
それでもやっぱり、キース・ティペットのソロ・ライヴ1時間一本勝負の映像も誰か発掘リリースしてくれないかな。
(追加:2021年2月10日)