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David Bowie Discography / 1989-

1989

Tin Machine : Tin Machine

  1. Heaven's In Here
  2. Tin Machine
  3. Prisoner Of Love
  4. Crack City
  5. I Can't Read
  6. Under The God
  7. Amazing
  8. Working Class Hero
  9. Bus Stop
  10. Pretty Thing
  11. Video Crime
  12. Run
  13. Sacrifice Yourself
  14. Baby Can Dance

Tin Machine are :
guitar / vocals : David Bowie
lead guitar : Reeves Gabrels
drums / vocals : Hunt Sales
bass / vocals : Tony Sales

many thanks to our good friend Kevin Armstrong for rhythm guitar and hammond b.3

デヴィッド・ボウイが結成したバンド、ティン・マシーンのファースト・アルバム。
『 Let's Dance 』 から 『 Never Let Me Down 』 の流れを断ち切ろうとして更に失敗した作品、として位置づけられることが多い作品であるが、そこまで悪く言う必要は無い。
ギター・オリエンテッドのミドル・テンポの楽曲には凡庸なところもあるが、” Under The God ”、” Bus Stop ”、” Pretty Thing ”、” Sacrifice Yourself ” といったハイ・テンポな楽曲は魅力ある内容である。
突出した作品ではないが、期待度が高いアーティストの普通レベルの作品であり、決して悪い作品ではない。 個人的好みもあるとは思うが、ティン・マシーンの作品は良くないから聴かない、というフィルターは無くなっても良いと思う。
(追加:2018年9月10日)

 

Maggie's Farm ( Live ) + Tin Machine : Tin Machine

  1. Tin Machine
  2. Maggie's Farm ( Live )
  3. I Can't Read ( Live )
  4. Bus Stop ( Live Country Version )
  5. The Interview

Track 1, taken from the album 'tin machine'
Tracks 2,3 & 4 recorded live at la cigale, paris.

ティン・マシーンのライヴ入りシングル。
残念ながら選曲が悪い。 バンドとしての名前をアピールするために ” Tin Machine ” を収録したのはわかるが、本曲こそライヴ・テイクにしてその盛り上がりを見せるべきだったと思う。 ライヴ3曲も、もっとアップ・テンポで盛り上がる曲にしておけば、ライヴに対する期待がもっと高まったはずである。
(追加:2018年9月10日)

 

1990

Fame 90 : David Bowie

  1. Fame 90 ( with Queen Latifha )
  2. Fame 90 ( House Mix )
  3. Fame 90 ( Gass Mix )
  4. Fame 90 ( Hip Hop Mix )
  5. Fame 90 ( Absolutely Nothing Premeditated / Epic Mix )

ティン・マシーンとして活動中の1990年、ソロ楽曲との決別をとの決別を前提にデヴィッド・ボウイはソロ活動を行う。 Ryko からのCD再発に伴う大人の事情もあったのかもしれないが、本来ならばティン・マシーンとしての活動前に精算しておくべき活動には唐突感があった。 一方でティン・マシーンに対する期待倒れ感からか、好意的に受け止められたと記憶している。
本作品は、『 Changesbowie 』 リリースに伴いリリースされたシングルで、同アルバムに収録されていた John Gass によるミックスの他、ハウスだヒップ・ホップだラップだと、当時やりそうなミックスが施された楽曲が収録されている。 ソロ楽曲との決別が前提だっただけに仕方がなかったのかもしれないが、もう少しボウイが作品制作に絡んで欲しかった。
(追加:2018年9月10日)

 

Young Lions : Adrian Belew

  1. Young Lions
  2. Pretty Pink Rose 
  3. Heartbeat
  4. Looking For A U.F.O.
  5. I Am What I Am
  6. Not Alone Anymore
  7. Men In Helicopters
  8. Small World
  9. Phone Call From The Moon
  10. Gunman 

Instruments and vocals by Adrian Belew
With David Bowie vocals on "Gunman" and duet on "Pretty Pink Rose"
The voice of The Prophet Omega on "I Am What I Am"
Van Kampen percussion ensemble on "Young Lions"
Van Kampen is : Willem Van Kruysdijk, Mies Wilbrink, Dree Van Beeck and Ellen Gieles
Mike Barnett string bass on "Phone Call From The Moon"

デヴィッド・ボウイの Sound + Vision Tour に Music Director 兼ギターリストとして参加した時期のエイドリアン・ブリューのソロ・アルバム。
ボウイが参加している ” Pretty Pink Rose ” は、当時のボウイの楽曲の中でも突出して素晴らしい内容であり、ボウイの全キャリアにおいても名曲として挙げることができる。 このことは、代表曲のオンパレードだった Sound + Vision Tour において、本曲が選ばれたことからもよく分かる。
『 Never Let Me Down 』 のピーター・フランプトンとも、ティン・マシーンのリーヴス・ゲイブレルスとも発生しえなかったケミストリーが、ブリューとの間では一瞬の内に発生したことが興味深いし、この後ボウイとブリューのコラボレーションが継続しなかったことも残念である。
(追加:2018年9月10日)

 

1991

Tin Machine II : Tin Machine

  1. Baby Universal
  2. One Shot
  3. You Belong In Rock N' Roll
  4. If There Is Something
  5. Amlapura
  6. Betty Wrong
  7. You Can't Talk
  8. Stateside
  9. Shopping For Girls
  10. A Big Hurt
  11. Sorry
  12. Goodbye Mr. Ed

David Bowie : Lead & Backing Vocals, Rhythm Guitar, Piano & Saxophone
Reeves Gabrels : Lead & Rhythm Guitars, Backing Vocals, Vibrators, Drano & Organ
Hunt Sales : Drums, Percussion, Lead & Backing Vocals
Tony Sales : Bass & Backing Vocals

Tim Palmer : Additional Piano and Percussion
Kevin Armstrong : Piano on " Shopping For Girls " ; Rhythm Guitar on " If There Is Something "

デヴィッド・ボウイのソロ活動を経てリリースされた、ティン・マシーンのセカンド&ラスト・スタジオ・アルバム。
シングル・カットもされた冒頭の ” Baby Universal ” に惹かれ、ロキシー・ミュージックの ” If There Is Something ” で再度惹かれるが、そのまま失速してしまっている。 部分部分では盛り上がるところもあるのだが、楽曲自体の完成度が高いのは前述の2曲のみである。 そしてその部分部分で盛り上がるところも、所詮ギターがハード・ロック的展開をする所であり、デヴィッド・ボウイの凄さに盛り上がる訳ではない。
普通レベルのファースト・アルバムを徒に悪くいう必要は無いと思うが、本作品は好きではない。
(追加:2018年9月10日)

 

Sound + Vision Remix : David Bowie VS 808 State

  1. Sound + Vision    808 Giftmix
  2. Sound + Vision    808 'lectric Blue Remix Instrumental
  3. Sound + Vision    David Richards Remix
  4. Sound + Vision    Original Version

808ステイトがリミックスした ” Sound + Vision ” を収録した作品。
” Sound + Vision ” が選曲された理由は、当時のデヴィッド・ボウイのツアーが Sound + Vision Tour と名付けられていた事に他ならないのだが、ズッタン・バッタンと鳴り響くドラムの音に弄り甲斐があったのだと思う。
原型を留めない程のリミックスに陥っていないのは好感が持てるが、それでも最後にオリジナル・ヴァージョンが流れるとホッとしてしまう。
(追加:2018年9月10日)

 

1992

Radio Session : Tin Machine

  1. Baby Universal
  2. Stateside
  3. If There Is Something
  4. Heaven's In Here

David Bowie : Lead & Backing Vocals, Rhythm Guitar
Reeves Gabrels : Lead & Rhythm Guitar, Backing Vocals
Hunt Sales : Drums, Lead & Backing Vocals
Tony Sales : Bass & Backing Vocals

First Broadcast date : 13 August 1991

セカント・アルバム発売時期に BBC で放送されたスタジオ・ライヴ。
本作品は、ボウイのソロ活動後のティン・マシーンが、プラスティック・ハード・ロックであることを証明してしまっている。 かつてのプラスティック・ソウルという表現には、一見自虐的な様でありながらジャンルとして確立してしまう程の完成度があったが、本作でのプラスティック・ハード・ロックには間借り感しか無い。 きれいに歪んだギターや、コントロールされた尽くしたフィードバックはスタジオ・ライヴならではのものだろうが、ハード・ロックが本来持つ荒さも粗さもない。 プロモーション活動として BBC での放送は有効だったのかもしれないが、本質的な弱さを露呈してしまう結果になってしまっている。
(追加:2018年9月10日)

 

Tin Machine Live Oy Vey, Baby : Tin Machine

  1. If There Is Something    Recorded in Tokyo
  2. Amazing    Recording in Chicago
  3. I Can't Read    Recorded in Boston
  4. Stateside    Recorded in New York
  5. Under The God    Recorded in Sapporo
  6. Goodbye Mr. Ed    Recorded in Tokyo
  7. Heaven's In Here    Recorded in New York
  8. You Belong In Rock & Roll    Recorded in Chicago

Tin Machine is
David Bowie    Vocals, Rhythm Guitar, Sax
Reeves Gabrels    Lead Guitar, Vocals
Tony Sales    Bass, Vocals
Hunt Sales    Drums, Vocals
with
Eric Schermerhorn    Rhythm Guitar, Backing Vocals

ティン・マシーンのライヴ・アルバムであり、ラスト・アルバム。
特定の1ヶ所でのライヴではなく、アメリカと日本でのライヴを集めたため、分断され流れが感じられない結果になっている。 何故このような編集を施したのかが良くわからない。 バンド、としての活動の集大成としてのライヴ・アルバムであるにもかかわらず、発掘音源集のような内容になってしまっていることが残念である。
一部の楽曲のミックスにデヴィッド・ボウイの名前がクレジットされているものの、本作品に対するボウイの関与は限りなくゼロに近いはずである。 ソロ集大成ライヴを行った後のボウイに、ディン・マシーンに対する興味は殆ど無くなっていたと思われる。 そうでなければ、こんな雑な作品のリリースを許すはずなどない。 そう信じたい。
(追加:2018年9月10日)

 

Songs From The Cool World

  1. Real Cool World : David Bowie
  2. Play With Me : Thompson Twins
  3. Disappointed : Electronic
  4. Papua New Guinea ( 7" Original ) : The Future Sound Of London
  5. N.W.O. : Ministry
  6. The Witch : The Cult
  7. Sex On Wheelz : My Life With The Thrill Kill Kult ( Glamour Dyke Mix )
  8. Ah-Ah ( Mix 1 ) : Moby
  9. Mindless : Mindless
  10. Next Is The E ( Long Arms Mix ) : Moby
  11. Do That Thang ( Polite Mix ) : Da Juice
  12. Her Sassy Kiss : My Life With The Thrill Kill Kult
  13. Greedy : Pure
  14. Under : Brian Eno
  15. Industry And Seduction : Tom Bailey

実写とアニメを融合した映画のサントラに、ティン・マシーン後のデヴィッド・ボウイのソロ楽曲が収録されている。
デジタルなビートに管楽器が被さる楽曲、そしてプロデューサーにナイル・ロジャースの名前がクレジットされていることから、翌1993年にリリースされる 『 Black Tie White Noise 』 と同時期のレコーディング、あるいはそのプリプロダクションと想像される。
ティン・マシーン後ということで意図的に差異化を模索するのは当然だと思うが、潔い程にティン・マシーン的な要素が無い。 変化に躊躇が無いのはデヴィッド・ボウイらしいが、その変化後にまだまだ未消化な所が残る楽曲である。
(追加:2018年9月10日)

 

Real Cool World : David Bowie

  1. 12"" Club Mix
  2. Cool Dub Thing #2
  1. Cool Dub Thing #1
  2. Cool Dub Overture

そして 『 Songs From The Cool World 』 に収録されていた ” Real Cool World ” の12インチ盤。 4つのリミックスが収録されている一方、オリジナル・テイクは含まれていない。
『 Let's Dance 』 以降のシングルの別テイクにデヴィッド・ボウイが直接関与したことは殆ど無い。 デヴィッド・ボウイ自身に、そうした行為に対する興味が殆どなかった事によるものだと思うが、本作もその例外ではない。
ただ、シングル曲のリミックスよりも 『 Black Tie White Noise 』 の制作に集中して取り組んでいたことが、同作の成功に繋がったのだと思う。
(追加:2018年9月10日)

 

1993

The Buddha of Suburbia : David Bowie

  1. Buddha Of Suburbia
  2. Sex And The Church
  3. South Horizon
  4. The Mysteries
  5. Bleed Like A Craze, Dad
  6. Strangers When We Meet
  7. Dead Against It
  8. Untitled No.1
  9. Ian Fish, U.K. Heir
  10. Buddha Of Suburbia ( featuring Lenny Kravitz on guitar )

David Bowie : Vocals, Keyboard, Synths, Guitar, Alto & Baritone Sax, Keyboard Percussion
Erdal Kizilcay : Keyboards, Trumpet, Bass, Guitar, Live Drum, Percussion
David Richards : Engineering, Programming

Bleeds Like a Craze, Dad    Drums, bass, guitar - 3D Echo, Piano - Mike Garson
South Horizon    Piano - Mike Garson

復活作 『 Black Tie White Noise 』 と同年に発表されたデヴィッド・ボウイの作品で、その扱いリリース時もリリース後も低かった。
リリース時は、BBCのドラマのサウンド・トラックという位置づけからオリジナル・アルバムから一段低く扱われ、リリース後も 『 Never Let Me Down 』 がダメ作品と位置づけられてしまった戦犯のアーダル・キジルケイが演奏に大きく関与しているということで無視されることが多かった。
しかし今では、秀逸なメロディとアレンジが施された楽曲が多く収録されている名作として語られることが多い。 実際私も、そう思う。 そして本作品にイーノが強い関心を持ったことが、次作 『 1. Outside 』 をイーノがプロデュースすることに繋がったことを踏まえると、色々な面で本作品の位置づけは重い。
(追加:2019年3月25日)

 

The Buddha of Suburbia : David Bowie

  1. Buddha Of Suburbia ( featuring Lenny Kravitz on guitar )
  2. Dead Against It

『 The Buddha Of Suburbia 』 からのタイトル曲のシングル・カット。
1993年というのはレニー・クラヴィッツが 『 Mama Said 』 に続く 『 Are You Gonna Go My Way 』 をリリースした年であり、そしてクラヴィッツがクラッシク・ロック復権の象徴としてもてはやされた頃であり、セールスのために起用したのも判らないでもない。
ただアルバム 『 The Buddha Of Suburbia 』 の中で、本曲は必ずしも名曲ではなく、もっと他にも選ぶ曲はあったはずである。 カップリングに ” Dead Against It ” が選ばれたがせめてもの救いであったが、この辺りがままならなかったのが、当時のデヴィッド・ボウイの置かれた状況なのかもしれない。
(追加:2019年3月25日)

 

1995

1. Outside : David Bowie

  1. Leon Takes Us Outside
  2. Outside
  3. The Hearts Filthy Lesson
  4. A Small Plot of Land
  5. segue - Baby Grace ( a horrid cassette )
  6. Hallo Spaceboy
  7. The Motel
  8. I Have Not Been To Oxford Tower
  9. No Control
  10. segue - Algeria Touchshriek
  11. The Voyeur of Utter Destruction ( As Beauty )
  12. segue - Ramona A. Stone / I Am With Name
  13. Wishful Beginnings
  14. We Prick You
  15. segue - Nathan Adler
  16. I'm Deranged
  17. Thru' These Architects Eyes
  18. segue - Nathan Adler
  19. Strangers When We Meet

Produced by Davie Bowie & Brian Eno

Musicians:
David Bowie - Vocals, Saxophone, Guitar & Keyboards
Brian Eno - Synthesizers, Treatments & Strategies
Reeves Gabrels - Guitar
Erdal Kizilcay - Bass & Keyboards
Mike Garson - Grand Piano
Sterling Campbell - Drums
Carlos Alomar - Rhythm Guitar
Joey Baron - Drums
Yossi Fine - Bass
Tom Frish - Additional Guitar on "Strangers When We Meet"
Kevin Armstrong - Additional Guitar on "Thru' These Architects Eyes"
Byrony, Lola, Josey & Ruby Edwards - Backing Vocals on "The Hearts Filthy Lesson" and "I Am With Name"

『 The Buddha Of Suburbia 』 をオリジナル・アルバムとして認識される前の段階において、『 Black Tie White Noise 』 に続くオリジナル・アルバムとして位置づけられた作品。
本作品リリース時の期待は高かった。 テーマが猟奇殺人、パート2以降のリリースの示唆、ナイン・インチ・ネイルズとのツアー、そしてイーノとの1979年の 『 Lodger 』 以来の共演とくれば、我らのデヴィッド・ボウイが戻ってきたと盛り上がるのは当たり前であった。
ただ本作には、シングル・カットされた ” The Hearts Filthy Lesson ”、” The Hearts Filthy Lesson ”(『 The Buddha Of Suburbia 』 からの再レコーディング)、” Hello Spaceboy ” 以外に魅力的な楽曲が無いという残念な問題点があった。
この3曲が突出しているだけにそれだけで充分な所もあるのだが、コンセプトありき、に縛られることなく曲の良さだけでアルバムをまとめる所に行き着くまでに、ボウイはもう暫く模索を続けることになる。
(追加:2019年3月25日)

 

The Hearts Filthy Lesson : David Bowie

  1. The Hearts Filthy Lesson *Radio Edit
  2. I Am With Name *+Album Version
  3. The Hearts Filthy Lesson **Bowie Mix
  4. The Hearts Filthy Lesson ***Alt. Mix

『 1. Outside 』 からのファースト・シングル。
シングル・カットされた3曲以外の同作収録曲はほぼ変わらないとはいえ、” I Am With Name ” をカップリングしたのには流石に無理があったと思う。
収録された ” The Hearts Filthy Lesson ” の3ヴァージョンの内、オドロオドロしさを強調しましたよと言わんばかりのトレント・レズナーによる Alt.Mix には余り惹かれないが、ボウイ自身の関与は疑わしいものの Bowie Mix. でのピアノ音が強調された所が個人的には一番好みである。
(追加:2019年3月25日)

 

Strangers When We Meet : David Bowie

  1. Strangers When We Meet ( Edit )
  2. The Man Who Sold The World ( Live Version )
  3. Strangers When We Meet ( "Outside" Version )
  4. Get Real

 『 1. Outside 』 からのシングルの中で、最もお得度が高いのが本作である。
前作 『 The Buddha Of Suburbia 』 から再録された ” Strangers When We Meet ” の短縮ヴァージョンとオリジナル・ヴァージョンの収録に加え、" The Man Who Sold The World " のライヴ・ヴァージョンと、日本盤 『 1. Outside 』 に収録された ” Get Real ” と が収録されている。
" The Man Who Sold The World " は、ミックスにイーノがクレジットされており、ライヴ感どころか原曲のイメージもほとんど残っていない。 そして ” Get Real ” は、イーノと共作したポップな楽曲で、出来上がってみたら 『 1. Outside 』 の雰囲気に合わなかったことが、アルバムから外された理由と思われる。 良い曲なだけに、この辺りにコンセプト・アルバム制作の難しさが現れている。
(追加:2019年3月25日)

 

1996

Hallo Spaceboy : David Bowie

  1. Hallo Spaceboy ( Remix )
  2. Under Pressure ( Live Version )
  3. Moonage Daydream ( Live Version )
  4. The Hearts Filthy Lesson ( LP Version )

ペット・ショップ・ボーイズがリミックスに留まらずプロデュースまでおこなった ” Hallo Spaceboy ” を収録したシングル。
ヴォーカルに泣きの裏メロが絡む所は格好良いと思うが、個人的に 『 1. Outside 』 に収録されたオリジナルのテイクでの焦燥感あるアレンジの方が好みである。 オリジナルのテイクも、本シングルに収録しておいて欲しかった。
” Under Pressure ” と ” Moonage Daydream ” は、1995年のライヴから収録されている。 前シングル 『 Strangers When We Meet 』 での ” The Man Who Sold The World ” と異なりイーノは関与しておらず、純粋なライヴ・テイクとなっている。
(追加:2019年3月25日)

 

1999

Hours... : David Bowie

  1. Thursday's Child
  2. Something In The Air
  3. Survive
  4. If I'm Dreaming My Life
  5. Seven
  6. What's Really Happening?
  7. The Pretty Things Are Going To Hell
  8. New Angels Of Promise
  9. Brilliant Adventure
  10. The Dreamers

Musicians:
David Bowie : Vocals, keyboards & 12 string acoustic guitar, Roland 707 drum programming.
Reeves Gabrels : Lead & rhythm, electric & 6 and 12 string acoustic guitars, drum loops, synth and drum programming.
Mark Plati : Bass, acoustic & electric 12 string guitar, synth and drum programming and mellotron on " Survive ".
Mike Levesque: Drums.
Sterling Campbell : Drums on " Seven ", "New Angeles Of Promise " and " The Dreamers ".
Chris Haskett : Rhythm guitar on " If I'm Dreaming My Life ".
Everett Bradley : Percussion on " Seven ".
Holly Palmer : Backing vocals on " Thursday's Morning ".

デヴィッド・ボウイが、20世紀末に発表した渾身のヴォーカル・アルバム。
素晴らしい楽曲を、借用感ゼロの地に足がついた演奏で固め、力強いボウイのヴォーカルが被さる完璧な作品である。 ティン・マシーンではケミストリーが生じなかったリーヴス・ゲイブレルスとの共演が見事に機能したと思われるが、先ず何よりも 『 1. Outside 』 と 『 Earthling 』 で乱れた振り幅を、ヴォーカルを基軸に整えたことが大成功の要因である。
個人的にはボウイから最も距離が離れていた時期だっただけに、先行情報無しで本作品を始めて聴いた時の衝撃を今でも覚えている。 冒頭の ” Thursday's Child ” に先ず驚き、次々と途切れることなく同等の衝撃が続くことで、アルバムの完成度の高さを理解した。
「ベルリン三部作」という括りは 『 Lodger 』 の存在から議論の余地が残るが、本作、『 Heathen 』、そして 『 Reality 』 については、何のエクスキューズ無しに「秀逸なヴォーカル・アルバム3部作」と誇ることができる。
(追加:2019年10月10日)

 

Hours... Special Limited 2CD Edition : David Bowie

  1. Thursday's Child
  2. Something In The Air
  3. Survive
  4. If I'm Dreaming My Life
  5. Seven
  6. What's Really Happening?
  7. The Pretty Things Are Going To Hell
  8. New Angels Of Promise
  9. Brilliant Adventure
  10. The Dreamers
  1. Thursday's Child ( Rock Mix )
  2. Thursday's Child ( Omikron : The Nomad Soul Slower Version )
  3. Something In The Air ( American Psycho Remix )
  4. Survive ( Marius De Vries Mix )
  5. Seven ( Demo Version )
  6. Seven ( Marius De Vries mix )
  7. Seven ( Beck Mix #1 )
  8. Seven ( Beck Mix #2 )
  9. The Pretty Things Are Going To Hell ( Edit )
  10. The Pretty Things Are Going To Hell ( Stigmata Film Version )
  11. The Pretty Things Are Going To Hell ( Stigmata Film Only Version )
  12. New Angels Of Promise ( Omikron : The Nomad Soul Slower Version )
  13. The Dreamers ( Omikron : The Nomad Soul Slower Version )
  14. 1917
  15. We Shall Go To Town
  16. We All Go Through
  17. No-one Calls

リリースは2004年

2004年にリリースされた 『 Hous... 』  の2枚組スペシャル・エディション。
オリジナルにプラスされたCDには、同作収録曲の別ミックスや、アルバム没テイクが収録されている。 この別ミックスがミソで、当時リリースされたシングルに収録されていた別ミックスが全ては入っていない一方で、シングル群に収録されていない曲も本CDには入っている。 つまり全て聴きたきゃ全部購入せよということになる。 勿論これ以外にも多くの別テイクが世の中には存在するわけで、ボウイ道を極めるのはとてつもなく困難であることがてわかる。
この作品がリリースされたのは、『 Reality 』 リリース後のツアー中にデヴィッド・ボウイが緊急入院をした後のことで、ボウイが2013年の 『 The Next Day 』 まで作品がリリースされないとは思われていなかった。
(追加:2019年10月10日)

 

Thursday's Child : David Bowie

  1. Thursday's Child ( Radio edit )
  2. We All Go Through
  3. No One Calls

名曲揃いの 『 Hours... 』 からはシングルが多くリリースされている。
アルバム冒頭の ” Thursday's Child ” は当然のリリースで、ここでは1分弱短い演奏となっている。
” We All Go Through ” と ” No One Calls ” はアルバムと同時期にレコーディングされた作品と思われるが、アルバム収録が叶わなかったのも理解できる内容である。
(追加:2019年10月10日)

 

Thursday's Child : David Bowie

  1. Thursday's Child ( rock mix )
  2. We Shall Go To Town
  3. 1917

This CD contains an interactive element. Video of " Thursday's Child ".

わざわさ 「 rock mix 」 とクレジットされた ” Thursday's Child ” は、音色をざらつかせたギターとシンセサイザーがフィーチャーされ、リズムを強調したミックスが施されている。 個人的には削ぎ落とした感が強いオリジナルのミックスの方が好みである。
” We Shall Go To Town ” と ” 1917 ” は、やはり没テイクの域を出ていない。
(追加:2019年10月10日)

 

The Pretty Things Are Going To Hell : David Bowie

  1. The Pretty Things Are Going To Hell
  2. The Pretty Things Are Going To Hell ( Edit )
  3. We Shall Go To Town
  4. 1917

『 Hours... 』 の中でもハードな ” The Pretty Things Are Going To Hell ” も当然シングルとしてリリースされている。
「 Edit 」 とクレジットされているテイクは、1分弱短く編集した内容となっている。 その他2曲は、” Thursday's Child ” のシングルに収録されているものと同じ。
(追加:2019年10月10日)

 

2000

Survive : David Bowie

  1. Survive ( Marius de Vries Mix )
  2. Survive ( Album Version )
  3. The Pretty Things Are Going To Hell ( Stigmata Film Version )

Interactive Element : Survive Video

本作品は、ビョークやマドンナの楽曲のプロダクションに関わっていたマリウス・デブリースがミックスした ” Survive ” が収録されている。 いつの時代にも今風のアレンジをしたものは後から聴くと古臭く思えてしまうもので、ここでもやはりリーヴス・ゲイブレルスの太くて甘いギター・ソロがフィーチャーされたアルバム収録ヴァージョンの方が惹かれる。
” The Pretty Things Are Going To Hell ” は、映画 『 Stigmata  』 収録されているヴァージョン。
(追加:2019年10月10日)

 

Survive : David Bowie

  1. Survive ( Live )
  2. Thursday's Child ( Live )
  3. Seven ( Live )

Interactive Element : "Survive ( Live in Paris )" Video

All songs and video recorded live at the "Elysee Montmartre", Paris, 14th October 1999

同フォーマット、色違いで出された ” Survive ” のシングルは、1999年10月14日のパリでのライヴを収録している。
それなりの会場だと思うのだが、過度にロック色を強くして煽ろうとすることなく、楽曲の良さをそのまま提示するような演奏を行っている。 楽曲、そして演奏に相当以上の自信が無ければできないことだが、その自信を結果にも結びつけているところが最高である。
(追加:2006年2月10日)

 

Seven : David Bowie

  1. Seven ( Marius de Vries mix )
  2. Seven ( remix by Beck )
  3. Seven ( Demo)

” Seven ” のシングル三部作の1枚目。 ちなみに2枚目にはポスター、3枚目にはポストカードが付属されているが、本作にはおまけはついていない。
マリウス・デブリースのミックスは ” Survive ” と同じく音数の多い豪華なアレンジが施され、ベックによるアレンジはヒップ・ホップ風のバックで、ともに個人的には好みでは無い。
それよりもデモ・バージョンの完成度の高さに驚かされる。 新たなミックス2曲よりもデモ・バージョンが素晴らしいのは、優れた原曲をいじり過ぎても成功しない、という基本を見事に証明している。
(追加:2019年10月10日)

 

Seven : David Bowie

  1. Seven ( Album Version )
  2. I'm Afraid of Americans ( Nine Inch Nails V1 Mix )

Interactive Element : I'm Afraid of Americans Video

” Seven ” のシングル三部作の2枚目には、その ” Seven ” のアルバム・ヴァージョンと、『 Earthling 』 収録の ” I'm Afraid of Americans  ” のナイン・インチ・ネイルスによるミックスが収録されている。
” I'm Afraid of Americans  ” の NIN によるミックスも同曲のシングルに既に収録されているものだし、” Seven ” もアルバム・ヴァージョンであることを踏まえると、お得感は一番少ないかもしれない。
(追加:2019年10月10日)

 

Seven : David Bowie

  1. Seven ( Live )
  2. Something In The Air ( Live )
  3. The Pretty Things Are Going To Hell ( Live )

Recorded Live by the SFX Radio Network at the Kit Kat Klub on November 19, 1999.

” Seven ” のシングル・シリーズのラストは、1999年11月19日のニューヨークでのライヴを収録している。
” Survive ” のライヴ・シングルから1ヶ月後の演奏で、原曲の良さをそのままは提示する手法は一緒である。 当時のライヴで 『 Hours... 』 からの楽曲を最低でも5曲採用していること、そしてそれらの楽曲を奇をてらうことなく演奏していることから、改めてデヴィッド・ボウイの 『 Hours... 』 にかける意気込みを感じることができる。
(追加:2019年10月10日)