King Crimson Data Base
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Live in Philadelphia, PA 1994  -2009-

  1. Conundrum
  2. Thela Hun Ginjeet
  3. Red
  4. Dinosaur
  5. One Time
  6. VROOOM VROOOM
  7. Waiting Man
  8. Neurotica
  9. Elephant Talk
  10. Sheltering Sky
  1. B'Boom
  2. THRAK
  3. Sex, Sleep, Eat, Drink, Dream
  4. Indiscipline
  5. Larks' Tongues in Aspic  Part II
  6. Prism
  7. 21st Century Schizoid Man
  8. VROOOM
  9. Coda : Marine 475

Adrian Belew - guitar, voice
Robert Fripp - guitar, soundscapes
Trey Gunn - touch guitar
Tony Levin - basses, stick
Pat Mastelotto - acoustic & electronic drums and percussion
Bill Bruford - acoustic & electronic drums and percussion

Recorded August 26, 1996
at Mann Centre, Philadelphia, PA

King Crimson Collectors' Club の38作品目としてリリースされた本作品は、1996年7月末に始まった北米ツアーの最終日であり、Double Trio Crimson のツアー最終日を収録したもの。
この年、5月末から7月1日までがヨーロッパ・ツアー、そしてこの北米ツアーと、Double Trio Crimson として精力的にライヴ活動を行っているが、KCCC、DGM Live を通じての音源化は少ないだけに、音源としては貴重である。

  1. ” Conundrum ” からの開始。 ライヴではその前に、フリップによるサウンドスケイプスがあった可能性が高い。
  2. ” Thela Hun Ginjeet” は、6人で演奏するともったりとしてしまうのが残念。 
  3. ” Red ” は演奏が雑なだけでなく、軽い。 Double Trio の構成を活かすことができる旧曲にも拘わらず、ここでのこの軽さは意外。
  4. ここで初めて Double Trio Crimson のオリジナル曲として ” Dinosaur ” が出てくるのだが、ヴォーカル曲という点を差し引いても迫力が無い。 この辺りで、ツアー最終日の疲れが出てるのでは、とか解散の予兆とかを想像し始めてしまう。
  5. ” One Time ” は、元々が大人しめな楽曲であるため、本ライヴにおいても無難に演奏されている。
  6. ” VROOOM VROOOM ” は通常より早めの演奏。 破綻一歩手前の演奏といったところで、腐る寸前の果物が美味しかったりするのと同じような魅力がある。
  7. ” Waiting Man ” は、ブリューとブルーフォード、そしてブリューとフリップの掛け合いが見せどころだった曲だけに、ダブル・トリオでどのようにパートを持ち合うのかが気になる。 映像を観たい。
  8. ” Neurotica ” も、” Red ” と同じく本来ならダブル・トリオの効果が現れる曲なのだが、ここでは Discipline Crimson での演奏をコピーしているように思える。
  9. ” Elephant Talk ” では、ブリューの自由度が目立つ。 自身のソロもだが、フリップのソロにも思いっきり絡んでくる。
  10. Discipline Crimson の楽曲4連続の最後を飾るのは ” Sheltering Sky 。 Discipline Crimson 期のライヴでは、ローランドのギター・シンセの見本市のような演奏になってしまうことが多かったが、フリップとブリューのギターの絡みをじっくりと楽しむことができる。
  1. ” B'Boom ” は、和声を中心にしたパートからアコースティック・ドラムに。
  2. ” THRAK ” は、途中からドラムやお決まりのピアノ音が絡んだりするものの、終始地味な演奏。 
  3. ” Sex, Sleep, Eat, Drink, Dream ” は、レヴィンによるヴォーカルの低音パートが目立つミックス。
  4. ” Indiscipline ” は、ベーシックな演奏をするリズム隊と、ブリューの自由に弾きまくる演奏との対比が面白い。
  5. ” Larks' Tongues in Aspic  Part II ” では、ここまでどちらかと言えば地味な演奏だったレヴィンとガン(特にレヴィンのベース)が非常に目立つ。 煽られるようにブリューのギターも派手めな演奏。
  6. ” Prism ” の演奏の後、スタッフへの感謝のお言葉。
  7. ” 21st Century Schizoid Man ” は、長めのソロ・パート、強烈なユニゾン・パートと充実しており、ダブル・トリオでの演奏解禁をもっと早くしてほしかった。 ブリューのヴォーカル・パートのヘロヘロで、いっそのことオール・インストで演奏する手もありだったと思う。
  8. 前曲の勢いのまま ” VROOOM ” につなげるという曲順は正解だと思う。 最後になる、ということをこの段階で認識していたのかはわからないが、素晴らしい演奏。
  9. ” Coda : Marine 475 ” で、エンディング。

(更新:2011年6月10日)