King Crimson Data Base
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Live In Brighton 1971  -2005-

  1. Cirkus ( Fripp, Sinfield ) / サーカス
  2. Pictures of a City ( Fripp, Sinfield ) / 冷たい街の情景
  3. Formentera Lady ( Fripp, Sinfield ) / フォーメンテラ・レディ
  4. The Sailors Tale ( Fripp ) / 船乗りの話
  5. The Letters ( Fripp, Sinfield ) / レターズ
  6. Islands ( Fripp, Sinfield ) / アイランズ
  1. Ladies of the Road ( Fripp, Sinfield ) / レディーズ・オブ・ザ・ロード
  2. Groon ( Fripp ) / グルーン
  3. 21st Century Schizoid Man ( Fripp, Lake, McDonald, Giles, Sinfield ) / 21世紀のスキッツォイド・マン
  4. Mars ( Holst arr. Fripp, Collins, Burrell, Wallace ) / マーズ

Boz Burrell - bass, lead vocals
Robert Fripp -guitar, mellotron
Mel Collins - saxes, flute, mellotron
Ian Wallace - drums, vocals
Pete Sinfield - words, sounds & visions

October 16, 1971

King Crimson Collectors' Club の30 作品目としてリリースされた本作品は、イギリスのブライトンでのライヴを収録したもの。
クリムゾンは、『 Islands 』 が完成した1971年10月に1ヶ月にわたるイギリス国内ツアーを行っており、本作品は同ツアーから収録した唯一の作品となる。 とはいえその前後にもライヴは繰り返しており、同時期の作品と画期的な違いはない。 本作品の最大のウリは、ライナーでウォーレスが記載している通り、” Islands  ” のライヴ・テイクが初披露されたことだと思う。
尚、日本盤の表記は修正されているが、DGM Live の通販から購入した盤は、” Groon ” と ” 21st Century Schizoid Man ” の曲順が逆に表記されている。

  1. ノイズの固まりから、” Cirkus ” のイントロが聞こえて来たときにはホットする。
    『 Lizard 』 からの唯一演奏され続けた作品だが、本テイクを含め総じて良い演奏が多い。 バンド編成と相性が良かったのだろう。
  2. ” Pictures Of A City ” は、可もなく不可もなくの演奏。
  3. ” Formentera Lady ” は、演奏前にフリップがチューニングを行っている。 チューニングを行うことに対しての(たぶん)ウォーレスとフリップが掛け合いトークを行っている。 美しく再現される前半に続く後半のフリーのパートも短く、聴きやすくまとめられている。
  4. ” The Sailor's Tale ” も手堅い演奏でそれなりに良いのだが、曲後半のフリップのギターかき鳴らしが無いのがとっても残念。
  5. ” The Letters ” は 『 Live At Plymouth 1971 』 に続く2回目の収録なのだが、ここでもスタジオ・テイクの中途半端なコピーみたいで面白くない。
  6. そして本作品の目玉、” Islands ”。
    ロック的なノリが全く無く、高揚感が希薄な本曲が、スタジオのみならずライヴにおいてもこのメンバーで美しく再現されていることに、驚く。 人間関係さえこじれなければ、もっと化ける可能性があったのではないかと思う。
  7. ” Ladies Of The Road ” は、ボズのヴォーカルにフェイクが入る。 シャウトも相変わらず下品で、本曲については意図的に粗い演奏をしているように思える。
  8. CD2枚目については、2曲目と3曲目ではクレジットが間違っており、実際には ” Groon ” → ” 21st Century Schizoid Man ” の順番。
    メイン・リフのパートから、ブルースっぽいインプロ、そしてドラム・ソロ(後半はVCS3によるエフェクト)、フリーな演奏パート、とてんこ盛り状態で20分強。 覚悟を決めてから聴き入ると、結構楽しめる。
  9. ” 21st Century Schizoid Man ” は、コンビネーションが悪く。時々演奏がよれる。
    『 Earthbound  』 並の酷い音質なのだが、この編成の時にはこれくらいの音質の方が破壊力がまして楽しめることに気づいた。
  10. ” Mars ” も無難な演奏。 初期メンバーでのテイクの忠実なコピーといったところで、ラストに持ってくるほどではないと思う。

付記
本ページの作成が終了した後、ボズの訃報を知りました。
お悔やみ申し上げます。

(追加:2006年9月25日)