King Crimson Data Base
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Robert Fripp Discography / the late 1990s

1996

X : The Beloved

  1. Deliver Me
  2. Satellite
  3. Ease The Pressure
  4. A Dream Within A Dream
  5. Crystal Wave
  6. For Your Love
  7. Physical Love
  8. Missing You
  9. Three Steps To Heaven
  10. Spaceman

Soundscapes

どの曲でプレイしているかまではクレジットされていないで不明。   可能性が高い曲としては ” A Dream Within A Dream ” と ” Three Steps To Heaven ” の2曲。
” A Dream Within A Dream ”ではイントロから最後まで、サウンドスケイプが鳴りっぱなし。
” Three Steps To Heaven ” では曲の最後に(例によって)意味なくサウンドスケイプ。
(追加:1998年10月25日)

 

Breathe : Midge Ure

  1. Breathe 
  2. Fields Of Fire
  3. Fallen Angel
  4. Free
  5. Guns And Arrows [ Soundscape Guitar ]
  6. Lay My Body Down
  7. Sinnerman
  8. Live Forever
  9. Trail Of Tears
  10. May Your Good Lord
  11. The Maker [ Soundscape Guitar ]

Guns And Arrows ”は、イントロがサウンドスケイプのため期待しないで聴いていると、2回のギター・ソロがおさめられていて、それなりに楽しむことができる。
The Maker ” は 「 曲の最後に意味もなくサウンドスケイプ 」 のパターンでつまらない。
(追加:1999年1月10日)

 

Wild Opera : No-Man

  1. Radiant City
  2. Pretty Genius
  3. Infant Phenomenon
  4. Sinister Jazz
  5. Housewives Hooked On Heroin
  6. Libertine Libretto
  7. Taste My Dream
  8. Dry Cleaning Ray
  9. Sheeploop
  10. My Rival Trevor
  11. Time Travel In Texas
  12. My Revenge On Seat tle

Musicians :
Tim Bowness - vocals, tapes, backing vocals
Steven Wilson - instruments, tapes, backing vocals

Natalie Box - violins ( radiant city, pretty genius )

additional sample material provided by Robert Fripp, Mel Collins and Richard Barbieri

「 additional sample 」としかクレジットされていないだけに、フリップの演奏を確認することが困難な作品。
唸ってるギターの可能性もあるし、薄っすらとした持続音がサウンドスケイプスに聴こえなくもない。 こうしたサンプリングに併せて人的交流の機会があったとは思えないだけに、その後の 40th Anniversary Series にどのように繋がっていったのか、謎が残る。
(追加:2010年12月25日)

 

Housewives Hooked On Heroin : No-Man

  1. Housewives Hooked On Heroin
  2. Hit The Ceiling
  3. Housewives Hooked On Heroin ( Scanner Mix )
  4. Urban Disco
  5. Where I'm Calling From [ Soundscapes ]

Where I'm Calling From ” においてサウンドスケイプがイントロから最後までなりっぱなし(なだけ)。
(追加:1998年10月25日)

 

Ten Seconds : Ten Seconds

  1. pq Alpha  
  2. RealSide  
  3. The Last Three Minutes, 1  
  4. Nightwebs
  5. Zerophase  
  6. Can't  Hold Back The Dawn  
  7. No Way To Paradise
  8. The Last Three Minutes, 2  
  9. Worlds Beyond Worlds
  10. RealSide ( Video Mix )

Jeffrey Fayman - Keyboards
Bill Forth - Guitar, voice
Contributors :
Mark Craney    Drums
Robert Fripp    Guitar, Soundscapes
Jimmy Hawes    Bass
Jac Mihanovic    Bass
William Rieflin    Drums
Steven Scott Smalley    Keyboards

テン・セカンズのギタリスト、ビル・フォース(ギター・クラフト出身)のギターの音は、フリップの音に似せたのか、あるいは(フリップによって)似せられたのか、判別がとても困難である。 聴き分けることがフリップ・ファンを公言するための試金石みたいなものか。
DGMから初の(いわゆる)ロック・バンドとしてデビューし、今も活動しているようだが、ライブに客は入るんだろうか?
RealSide ” は、歪んだギターのリフが折り重なっており、どの音がフリップなのかよくわからない。
The Last Three Minutes, 1 ” では、サウンドスケイプが鳴りっぱなし。 リズム・チェンジも全く、正直ちょっと辛い。
Nightwebs ” でも激しいリフ、ロング・トーンのソロが交叉しており、やはり判別は難しい。 曲としてはとっても格好良い。
Can't  Hold Back The Dawn ” では、少なくとも中間部で出てくる短いが細かいギター・ソロはフリップだと信じたい。 後半以降にはバックにサウンドスケイプ。
The Last Three Minutes, 2 ” は、” The Last Three Minutes, 1 ” と同じくサウンドスケイプ鳴りっぱなし。 ギターの一部がフリップの可能性もあるが、判別不能。 曲自体は ” B' Boom ” のへたくそなコピーといったところか。
Worlds Beyond Worlds ” は、サウンドスケイプにさらに様々な効果音を被せた曲。 豆から挽いたコーヒーに、インスタント・コーヒーを溶かして飲むようなものである。
RealSide ( Video Mix ) ” のビデオ・クリップをお持ちの方は是非ご連絡下さい。
(追加:1999年5月25日)

 

Guitar That Rule The World Vol. 2 Smell The Fuzz The Superstar Guitar Album!

  1. Disintonation : Hellecasters
  2. Ascendo : Billy Corgan
  3. Strip and Go Naked : Victor featuring Alex Lifeson of Rush
  4. Blues For 2-XL : J. Yuenger of White Zombie
  5. Cherokee Boogie : Ace Frehley
  6. Brewicide : Dark Load featuring Kim Thayill
  7. Explosion : Un heard Of featuring The Death Metal Summit
  8. Niacin : Billy Sheehan of Mr. Big
  9. One Song : John Christ formerly of Danzig
  10. Sunset Collage 1 : Robert Fripp of King Crimson

アメリカのギーター雑誌、『 Guitar World 』 によるコンピレーション。 総じてメタル系のミュージシャンの参加が多い中、フリップのサウンドスケイプスが収録されている。
音源は1995年1月23日のロサンゼルスのタワー・レコードでの演奏で、当日の演奏はフリップのソロ 『 A Blessing of Tears 1995 Soundscapes  - Volume 2 - Live in California 』 にも1曲収録されているが、DGM Live では当日の演奏はダウンロード販売されていない。 つまりどういうことかとういうと、本作品にのみに収録されているということになる。
とはいえ、メタル系の音楽が好きでこの作品を購入した人の殆どは、アルバム最終曲のサウンドスケイプスの途中で、CDプレイヤーのSTOPボタンを押したものと思われる。
(追加:2014年10月10日)
当初、本アルバムでしか聴くことができなかった ”Sunset Collage 1 ” であるが、現在では、『 Mr. Stormy's Monday Selections Vol. 9 』 に収録されている。
(追加:2022年5月10日)

 

Twice Removed From Yesterday / Bridge Of Sighs : Robin Trower
For Earth Below / Live : Robin Trower
Long Misty Days / In City Dreams : Robin Trower
Caravan To Midnight / Victims Of The Fury : Robin Trower
B.L.T. / Truce : Robin Trower

1996年から1998年にかけて 2in1 形式でロビン・トロワーの5作品10アルバムがリイシューされたのだが、そこにロバート・フリップによるライナー・ノーツが掲載されている。
何故フリップがトロワーの作品に、という疑問はそのライナー・ノーツを読むと判る。 1974年にテン・イヤーズ・アフターとクリムゾンとロビン・トロワーがセットでアメリカをツアーしたとのことで、演奏順序とチャートの順位が逆転していたと記載している。
こういうことをちゃんと覚えているのも勿論だが、わざわざ記載するのもフリップらしい。
私はこの 2in1 形式の作品のうち、『 Long Misty Days / In City Dreams 』 のみ所有しているのだが、Discogs 等で確認する限りフリップのライナー・ノーツは全て同じである。
(追加:2023年12月25日)

 

1997

Exiles : David Cross

  1. Exiles [ co-writes ]
  2. Tonk [ Guitar ]
  3. Slippy Slide
  4. Duo ( American and Japanese Edition Only ) [ Guitar ] [ co-writes ]
  5. This Is Your Life
  6. Fast
  7. Troppo [ Guitar ]
  8. Hero
  9. Cakes ( European and Japanese Edition Only ) [ Guitar ] [ co-writes ]

Tonk ” は、激しい曲調に心躍るところもあるが、実はフリップが寄与するところは少ない曲。
” Duo ” はサウンドスケイプとヴァイオリンだけの曲。 ゆっくりとした曲ではあるものの、各々の楽器は激しく鳴り響き、自己主張は激しい。
Troppo ” では、間奏部で激しいディストーション・ギターのソロがあるものの、いかにもフリップのギターという音が、逆に 「 お仕事 」 的な印象を受ける。 曲の最後はサウンドスケイプ。
Cakes ” では、どんよりとしたサウンドスケイプの上にヴァイオリンが被さる。
(追加:1998年12月24日)

 

Arkangel : John Wetton

  1. The Circle Of St Giles
  2. The Last Thing On My Mind
  3. Desperate Times
  4. I Can't  Lie Anymore
  5. Arkangel [ Guitar Solo ]
  6. You Against The World
  7. Be Careful What You Wish For
  8. Emma
  9. Nothing Happens For Nothing
  10. All Grown Up
  11. After All
  12. The Celtic Cross ( Instrumental )
  13. Take These Tears ( Japanese Edition Only )
  14. Magazines ( European Edition Only )
  15. Woman ( European Edition Only )

Arkangel ” において短いながらもゆったりとしたギター・ソロを聴かせてくれる。 攻撃的な音では決してないけれど、一聴してフリップとわかる素晴らしいソロである。
(追加:1998年12月24日)

 

1998

Bass Communion : Bass Communion

  1. Shopping
  2. Drugged
    the soprano saxophones on drugged are played by theo travis
  3. Sleep Etc
  4. Orphan Coal
  5. Drugged
    drugged also features a seven second sample of robert fripp looped transposed, layered, filtered and processed into infinity the sample is taken from a tape of soundscapes improvised by robert in no-man's land in 1993

スティーヴン・ウィルソンが、ポーキュパイン・トゥリーではなくてノー・マンだった頃のプロジェクト、ベース・コミュニオンの作品。
無理やり表現すれば、テクノ系から流れたアンビエントということになる。 イーノのアンビエントものはOKで、何故本作はOKじゃないのか、と言われても返す言葉は全く無いのだが、面白い作品ではない。
25分にも及ぶ長尺な最終曲においてフリップのサウンドスケイプスがサンプリングされているのだが、1993年というクレジットから判断すると、No-Man の 『 Flowermouth 』 (1994年の発売)に参加した時の音源の可能性が高い。
(追加:2016年12月25日)

 

Pathways : California Guitar Trio

  1. Allegro Con Brio, Symphony No.5
  2. Arroyo
  3. Pathways
  4. Leap
  5. Adagio Opus11
  6. Great Divide
  7. Scrumpy Jig
  8. Classical Gas
  9. Kaleidoscope
  10. Ananda
  11. Adagio Sostenuto, Moonlight Sonata
  12. Presto Agitato, Moonlight Sonata
  13. Jesu, Joy Of Man's Desiring
  14. Miserlou

Executive Producer (追加:1999年5月25日)

 

1999

Bass Communion : Bass Communion

  1. Advert
  2. 16 Second Swarm
  3. Grammatic Oil
  4. Drugged III
  5. Dwarf Artillery
  6. Wide Open Killingfeld
  1. A Grapefruit In The World Of Park [ Soundscape ]
  2. Snakebird

flute / saxophones by theo travis

No-Man のスティーヴン・ウィルソンの別プロジェクト、ベース・コミュニオンの作品。
全編通して、メロディ無い、リズム無いというアンビエント・ミュージックというか垂れ流し音楽の中、フリップのサウンドスケイプがボーナスCD収録の ”A Grapefruit In The World Of Park ” において使われている。
スティーヴン・ウィルソに対して、何故フリップは安易に自分のプロダクツのサンプリングを許すのであろうか。 ここまで来ると疑問である。
必死に探したあげくにこれだもんなぁ。
(追加:2000年11月25日)

 

Birth Of A Giant : Bill Rieflin

  1. Intor ( Non Outor )
  2. Open Mouth [ Angular Guitar ]
  3. Endless Day [ Durango Guitar, Organ Solo ]
  4. Birth Of A Giant [ Insect Guitar, Organ Spray ] [ co-writes ]
  5. Spy Thriller [ Fripp, Freight Train Guitar ]
  6. Secret Cafe [ Vives, Angels ] [ co-writes ]
  7. Ballad Of A Maria Banter [ Vibro & Bluesy Guitars, Octaves ]
  8. A Casual Observation [ Mood Extention ]
  9. Uncomfortable Cafe
  10. Hanging Gardens
  11. Outro ( Non Intro ) [ Rhythm & Dueling Guitars ]

ギター・クラフトにも参加した元ミニストリーのドラマー(というよりマルチ・プレイヤー)のビル・リーフリンのソロ・アルバム。 全体の印象としては、リーフリンがドラマーとして参加していたテン・セカンズのアルバムをより硬質にした様な音。
Open Mouth ” では、「 角のとがったギター 」 なるクレジットがされているだけに期待は高鳴るが、実際にはギミック風に被さるリフのみがフリップのギターと思われる。
Endless Day ” では、「 デュランゴ・ギター 」 なる造語とオルガンソロがクレジットされているが、どの音なのかよくわからない。 メインのリフではないと思うので、細かく繰り返されるフニャフニャした音が怪しい。
作曲にも参加しているタイトル曲の ” Birth Of A Giant ” では「 昆虫ギター 」 とクレジット。 さすがにこの辺りで訳していてもあほらしくなってくる。 チャカチャカとこうるさく繰り返される音が怪しい。
Spy Thriller ” ではイントロからフリップのギターが吠え、このアルバムにおいて初めてフリップらしさを味わうことができる。 フリップのギターは終始鳴り続け、クレジットが 「 フリップ 」 と 「 貨物列車ギター 」 などとされていることなど、もうどうでもよくなる。
Secret Cafe ” では、「 万歳 」 と 「 天使 」。 ProjeKct 2 でも多用されたピアノライクなギターシンセがほぼ全編にフィーチャーされている。
Ballad Of A Maria Banter ” では、ギターとしてクレジットされているのがフリップ独りなのだが、ギミック風の音ばかりであまり面白くなく残念。
サウンドスケイプのことを 「 ムード・エクステンション 」 とクレジットしている ” A Casual Observation ” では、そのサウンドスケイプが鳴りっぱなし。
Outro ( Non Intro ) ” では、ギターは「決闘してるギター」とクレジットされているフリップのみ。 フリップによって延々繰り返されるリフの上に、レフリンによるサウンド・エフェクトが被さる。
(追加:1999年8月10日)

 

Approaching Silence : David Sylvian

  1. The Beekeeper's Apprentice
  2. Epiphany
  3. Approaching Silence  

Frippertronics, Voice, Text

P3 art and environment でのサウンド・インスタレーションで販売されたカセット・テープに収録されている音源が、シルヴィアン名義の編集盤に再録されている。

 

Everything And Nothing : David Sylvian

  1. The Scent of Magnolia
  2. Heartbeat ( Tainai Kaiki II )
  3. Blackwater
  4. Albuquerque ( Dobr #6 )
  5. Ride
  6. The Golden Way
  7. Ghosts
  8. Pop Song
  9. Every Colour You Are
  10. Wanderlust
  11. God's Monkey [ Guitar ]
  12. Let The Happiness In
  13. I Surrender
  14. Thoroughly Lost To Logic
  1. Jean The Birdman [ Guitar ]
  2. Cover Me With Flowers
  3. The Boy With The Gun
  4. Riverman [ "Sky Saw" Guitar, Frippertronics ]
  5. Apama and Nimisha ( Dobro #5 )
  6. Midnight Sun
  7. Orpheus
  8. Some Kind Of Fool
  9. Cries and Whispers
  10. Godman
  11. Laughter and Forgetting
  12. Buoy
  13. Weathered Wall
  14. Bamboo Houses
  15. Come Morning

未発表曲のみならず全曲リミックスかリマスターしてある丁寧なつくりのシルヴィアン名義の2枚組ベスト・アルバム。
で、通常パックとは別にリリースされたデジパック仕様のものには更にボーナスCDが添付されており、そこになんと ” The Blinding Light of Heaven ” のスタジオ・ヴァージョンが収録されている。 当然 『 The First Day 』 のアウトテイクなのだが、ライヴでのみ披露されていた曲だけに、収録されたことはとても嬉しい。
ただ、音自体はライヴ程の荒々しさがないため、若干物足りないところもある。

 

The Repercussions Of Angelic Behavior : Rieflin・Fripp・Gunn

Blast, pt.1
Blast, pt.2
Lost and Found Highway
Hootenanny at the Pink Pussycat
Brown Souffle
Heard, Not Seen
Last Stop
Re-entry
Retarded (with Steam)
Strangers on a Train

Bill Rieflin, Robert Fripp, Trey Gunn

リーフリン、フリップ、ガンによるアルバム。
曲名のクレジットもなく、アドレスが指定されているものの ( http://www.firstworldmusic.com )、当該ページを見ても曲のタイトルが「アルファベット順に」記載されているだけで、曲とタイトルを一致させることすらできない。 CDのラベルにはランダムに聴けとご丁寧に指示までされている。
これでフニャフニャいってるだけのつまらないアルバムならば黙殺してしまうのだが、内容が良い、格好良い。 同時期にレコーディングされた前述の 『 Birth Of A Giant 』 よりもはるかに良い。
一連のプロジェクトでのフリップのギターの吠え具合に満足できなかった人も、きっと満足できるはず。
(追加:2000年1月25日)

 

one two three. Overflow; ninenine/nd. : Thomas Fehlmann

  1. I wanna be a fishy
  2. Charlie's angeles by Charlies Wilp
  3. Monza
  4. Threefour king's club
  5. Never tempt me by Infiniti
  6. Trashaestheticversion
  7. Rmx 01
  8. Part diversion
  9. Superflowing
  10. Crispy duck
  11. Tuning
  12. Friedrichstraβe  

written Robert Fripp / Thomas Fehlmann, guitars / electric devices Robert Fripp

2010年の The ORB の新作 『 Metalic Spheres 』 の表ジャケットには、featuring David Gilmour とクレジットされている。 対してフリップは、FFWD>として作品を一緒に制作したにも拘わらず、2001年のThe ORB の 『 Cydonia 』 の表ジャケットにその名前がクレジットはされていない。 フリップ自らの意向もあるのだろうが、商品力強化、という意味では仕方ないことかもしれないが残念である...
で、その The ORB のアレックス・パターソンじゃない方、トーマス・フェルマンのソロ・アルバム。 サウンドスケイプスと思しき音が、” Friedrichstraβe ” に収録されているが、サンプリングに過ぎない状態でこれまた残念。
(追加:2010年12月10日)

 

The Sky Goes All The Way Home

CD Two

  14. The Sky Falls ; Robert Fripp 

フリップの多分初めてと思われるチャリティ・アルバムへの参加は、想像通りサウンドスケイプス。

 

2000

A Temple In The Clouds : Fayman & Fripp

  1. The Pillars Of Hercules
  2. The Sky Below
  3. A Temple In The Clouds
  4. The Stars Below

All Music Composed, Performed, & Produced by Jeffery Fayman & Robert Fripp

これはつらい、一言で言えばサウンドスケイプものである。
映画音楽の作曲家であり、DGMから作品を出してたテン・セカンズでキーボードを演奏していたジェフリー・フェイマンとフリップによる本作品は、テン・セカンズの 『 Ten Seconds 』 レコーディング時にフリップによって残された2時間ものサウンドスケイプによるマテリアルをフェイマンが加工したもの、てなことが本作品をリリースしたPROJEKTの HP に記載されている。 まぁ、話半分程度に認識しておくのが正解かもしれない。
(追加:2000年11月10日)

 

Welcome To Heaven : John Wetton

  1. Heart Of Darkness
  2. Say It Ain't So
  3. No Ordinary Miracle
  4. Where Do We Go From Here?
  5. E-SCAPE [ co-writes ]
  6. Another Twist Of The Knife
  7. Silently
  8. Before Your Eyes
  9. Second Best
  10. Real World
  11. Love Is ( Japanese bonus track )
  12. Space and Time ( Japanese bonus track )

E-SCAPE ” は、フリップ(サウンドスケイプ)、マクドナルド(アルト・フルート)、ウェットン(キーボード)のトリオによる演奏。 良い悪いとは全く別な次元で、このラインナップ、楽器構成で想像できる音がそのまま出てくる。
これが、フリップ(ギター)、マクドナルド(サックス)、ウェットン(ベース)という構成ならば、失禁ものなんだけどね。
( 追加:2000年12月25日)

 

Perfume : Maria Gabriela Epumer

  1. Perfume
  2. Espero que el sol salga
  3. Otro Lugar
  4. Sirena
  5. Cancion para los dias de la vida
  6. Dseierto Corazon
  7. Tierra Mojada
  8. Angel
  9. Introduccion (Robert Fripp)  
  10. Quiero estar entre tus cosas
  11. Foxtrot
  12. Sus ropas
  13. Un minuto
  14. Primera luz
  15. Fuga
  16. Ah! Te vi entre las luces

Soundscapes en intro : Robert Fripp

自ら作詞作曲し、ギターも演奏するアルゼンチンの女性シンガー、Maria Gabriela Epumer の作品。
アルゼンチンにおいて彼女がどんなポジションにいて、どれだけの人気があるのかはわからないが、アルバム全体としては、それなりに作りこまれた印象がある。
フリップが参加しているのは1曲のみで、サウンドスケイプスによる独奏。 フリップがアルバム制作現場にあらわれた可能性は限りなくゼロに近いわけで、アルゼンチンで人気の高いクリムゾン(フリップ)の名前を使ったセールス・プロモーションに過ぎない。
となると、日本でもこのパターンを是非実現してほしい。 ロックより(笑)の人ではなく、フリップのことなんか間違っても知らなそう人の作品に唐突にサウンドスケイプスで参加、なんてパターンだと更に嬉しい。
(追加:2010年2月10日)

 

Miniatures 2 a sequence of sixty tiny masterpieces edited by Morgan Fisher

20. Blast ; Robert Fripp & Trey Gunn

モーガン・フィッシャーによる編纂アルバム第2段。 フリップはガンとの曲を提供している。
シルヴィアン&フリップのデモから2人のパートを抜粋した程度の曲。