King Crimson Data Base
    Brian Eno Discography / the early 1980s

1981

Dream Theory In Malaya  Fourth World Volume Two : Jon Hassell

  1. Chor Moire
  2. Courage
  3. Dream Theory
  4. Datu Bintung At Jelong
  1. Malay
  2. These Times...
  3. Gift Of Fire
  4. Delta Rain
  • Brian Eno : Drums on Courage and Dream Theory / Bowl gongs/bells on Malay, These Times... / Mix  Chor Moire, Dream Theory, Malay, These Times...

  • 第四世界シリーズ の第2作で、名義はジョン・ハッセル単独となっている。
    名義を外しただけではなく、イーノはプロデュースも行っていないし、参加している曲数も限られている。 イーノの関心度が低くなっていることが明確に提示されているのだが、そうなってしまったのも判らなくもない。
    第四世界、と言いながらも、やはり西洋人が考えるここではない場所はアジア、アフリカにいきついてしまうわけで、数多あるそれっぽい音との差異化は難しくなっている。 この辺りについてイーノが本格的に取り組んでくれれば、別な世界も見いだせたのかもしれないが、イーノはあっさりとそれを放棄しているように思える。
    イーノだから、というエクスキューズが全く機能していないところが、本作品の特徴である。
    (追加:2017年1月25日)

 

1982

Ambient 4 / On Land : Brian Eno

  1. Lizard Point
  2. The Lost Day
  3. Tal Coat
  4. Shadow
  5. Lantern Marsh
  6. Unfamiliar Wind ( Leeks Hills )
  7. A Clearing
  8. Dunwich Beach, Autumn, 1960
  • Musicians
    ' Lizard Point ' : Michael Beinhorn, synthesizer / Alex Gros, guitar / Bill Laswell, bass
    ' Shadow ' : Jon Hassell, trumpet
    ' Dunwich Beach ' : Michael Brook, guitar / Dan Lanois, live equalization
    The frogs on ' Leeks Hills ' were recorded in Choloma, Honduras by Felipe Orrego
  • Produced by Brian Eno 
  • アンビエント・シリーズの最終作で、再びイーノ名義の作品となっている。
    1978年9月から1982年1月の間にレコーディングされた素材が集まっていたり、ゲスト・ミュージシャンが参加していたりと、3分から10分弱と曲の長さが異なっていたりと、寄せ集め感が強い纏まりの無い作品になったとしてもおかしくないのだが、統一感がある。
    これはイーノのアンビエントものの中でも低音を際立って多く使っているマテリアルが多いこともあるのだが、イーノのプロデュース能力が見事に発揮されていることによるものと思われる。
    (追加:2016年4月10日)

 

1983

Apollo  Atmospheres & Soundtracks : Brian Eno with Daniel Lanois & Roger Eno

  1. Under Stars
  2. The Secret Place
  3. Matta
  4. Signals
  5. An Ending ( Ascent )
  6. Under Stars II
  7. Drift
  8. Silver Morning
  9. Deep Blue Day
  10. Weightless
  11. Always Returning
  12. Stars
  • Produced by Brian Eno & Dan Lanois
  • アポロ計画のドキュメンタリー・フィルムの為に作られた作品。
    イーノ関連作品において、ダニエル・ラノアの名前が初めてクレジットされたのは、1980年の 『 Ambient 2 The Plateaux Of Mirror 』 においてだが、そこでは単に「 Special thanks 」 程度のものであった。 その後ラノアはイーノのアンビエントものに名を連ね続け、本作においてはアルバムの共同名義者となっている。 イーノとラノアの間でケミストリーがどのように熟成されたのかわからないが、本作がリリースされた翌1984年の 『 The Unforgettable Fire 』 以降2人がプロデュースした U2 の作品が世界的大ヒットを後押ししたことを踏まえると、この間の2人の活動が音楽産業全体に与えた恩恵はあまりにも大きい。
    勿論、本作品がリリースされた当時はそんな事は全く意識することなく、イーノと宇宙という繋がりがベタだと思いつつ私は聴いていた。
    (追加:2016年4月10日)

 

1984

The Pearl : Harold Budd / Brian Eno with Daniel Lanois

  1. Late October
  2. Stream With Bright Fish
  3. Silver Ball
  4. Against The Sky
  5. Lost In The Humming Air
  6. Dark-Eyed Sister
  7. Their Memories
  8. Pearl
  9. Foreshadowed
  10. Echo Of Night
  11. Still Return
  • Produced by Brian Eno & Dan Lanois
  • イーノとハロルド・バッドによる4年振りのアルバム。
    バッドによるピアノにイーノによる装飾が絡んでくるパターンは 『 Ambient 2 / The Plateaux Of Mirror 』 と同じなのだが、本作ではシンセサイザーの音がそのまま提示され、どこまでが残響音でどこからがシンセサイザーなのかが判らないハイブリッド感が後退している。
    これが、DX7リリース前後による違いなのかは定かでないが、個人的には 『 Ambient 2 / The Plateaux Of Mirror 』 の、もやぁとした肌触りの方が好みである。
    (追加:2016年4月10日)

 

Caribbean Sunset : John Cale

  1. Hungry For Love
  2. Experiment Number
  3. Model Beirut Rectal
  4. Caribbean Sunset
  1. Praetorian Underground
  2. Magazines
  3. Where There's A Will
  4. The Hunt
  5. Villa Albaini
  • Dave Young - guitar, vocals
    Andy Heermanns - Bass, Vocals
    Dave Lich - Drums & Boobams
    Brian Eno - A.M.S. Pitch Changer

  • 1980年代に発表されたジョン・ケイルの作品。
    ヘヴィなギターにキーボードが色々なパターンで絡むのだが、アルバム全体としては平坦で特徴が余り感じられない作品である。 アイランド・レコード時代の奇跡のような作品群と比べるのは酷かもしれないが、面白みはない。
    本作品がリリースされた1984年において、イーノはダニエル・ラノアとアンビエント作品をリリースしたり、U2のプロデュースを始めたりしているのだが、それらの作品で特徴的だった残響感の素晴らしさはここにはない。  単なるシンセサイザー奏者として参加しているだけで、イーノである必然性は全く感じられない。
    (追加:2017年2月25日)

 

The Unforgettable Fire : U2

Unforgettable Fire
  1. A Sort of homecoming
  2. Pride
  3. Wire
  4. The Unforgettable Fire
  5. Promenade
  1. 4th of July
  2. Bad
  3. Indian Summer Sky
  4. Elvis Presley and America
  5. MLK
  • Produced and Engineered by Eno / Lanois.

  • Bono - vocals
    The Edge - guitar, keyboards, vocals
    Adam Clayton - bass
    Larry Mullen Junior - drums
    Additional vocals, instruments and treatments - Eno / Lanois.

  • イーノの関与が始まったU2の作品。
    『 War 』 と 『 The Joshua Tree 』 の間の過渡期の作品。 実際セールスも 『 The Joshua Tree 』 より下なのは当然として、『 War 』 よりも下回っていたりする。 もちろん、これは数百万、数千万の単位の話であるが。
    イーノにとってそんなセールス・レベルでの作品参加はなかったわけで、自分の趣味を前面に出した、つまりセールスを全く意識することない作品をリリースできる経済的基盤を構築するきっかけとなっている。
    プロデュース作業も、アンビエント作品の制作も、イーノにとっては理想の活動であり、そのどちらかを犠牲にすることなく両方を高めたことは、画期的だと思う。
    (追加:2013年5月10日)

 

Dune / Original Motion Picture Soundtrack

Dune

  1. Prologue
  2. Main Title
  3. Robot Fight
  4. Leto's Theme
  5. The Box
  6. The Floating Fat Man ( The Baron )
  7. Trip To Arrakis
  8. First Attack
  9. Propecy Theme
  1. Dune ( Desert Theme )
  2. Paul Meets Chani
  3. Prelude ( Take My Hand )
  4. Paul Takes The Water Of Life
  5. Big Battle
  6. Paul Kills Feyd
  7. Final Dream
  8. Take My Hand
  • Written, Composed And Performed By TOTO
    Prophecy Thme By Brian Eno, Daniel Lanois And Roger Eno
    All Selections Produced By TOTO except Prophecy Theme By Brian Eno
  • 「全世界SFファン待望の作品遂に映画化 そして音楽はロック界のスーパー・グループ「トト」!」
    日本盤帯の煽り文句は見事なまでにTOTO。 しかもカタカナでトト。
    この時期、さすがにTOTOの人気も全盛期程では無くなってきたが、それでも一般社会においては、イーノより遙かに売上に寄与する力を持っていた。 とは言え、帯どころか日本語ライナーにも、イーノに対する記述は一切無し。 さすがにこれは可哀想な気がする。
    ただ問題なのは、肝心のイーノの楽曲。 はっきり言ってTOTOによる楽曲と全く違いが無い。 デジタル・シンセの黎明期、誰が弾いても同じようになるのは致し方ないとは言え、これは問題だろ、っていうレベルの作品。
    (追加:2008年10月10日)

 

1985

Thursday Afternoon : Brian Eno

  1. Thursday Afternoon
  • 1984年に発表されたヴィデオ作品 『 Thursday Afternoon 』 の音声部分を60分にコンパイルした作品。
    シンセサイザーによる持続音をバックに、エコーを深くかけたピアノ音が被さる。 持続音のヴォリュームやピアノ音の頻度が変化するものの、基本的にそれだけで構築されたアンビエント作品である。
    こうした作品は通常、映像がないと辛い、ということになるのだが、ヴィデオ作品自体がアンビエント映像なだけに、「聴く」ことと「見て聴く」ことによる印象差が殆ど無い。
    MTV全盛の80年代半ばに、映像による付加価値を良い意味で全否定したイーノの発想は、アンビエントな音楽から受ける印象とは真逆の過激なものである。
    (追加:2015年1月25日)

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